クルーゼさんの小説2

本文

今この生徒会室には、会長、知弦さん、深夏、真冬ちゃん、守、中目黒、巡、そして俺杉崎鍵である。
「まったく、夏休みが明けるから夏休みボケから復帰したかどうかテストするためにこの企画打ち上げたのに、全員が引っかかるとは情けないぞ。」
と俺。
「そんなくだらない企画してたんだ…。でもこれに引っかからなかったら、出番なくて負けじゃない?」
と守。
「杉崎!ツイッターでエロイ話するから集まれって言ったのあなたじゃない。」
「でも、会長も釣りに引っかかったんですよね?」
「ぐぅぅぅ。」
「はい、アカちゃんの負け。」
「というわけで、釣りに引っかかった守には、深夏のパン○を受け取ってもらう。」
「えっ、ちょ、それって…」
深夏は頬を赤らめながら近ずく。その瞬間守の頬に拳がめり込んだ。
記録…12メートル30センチ
「最高記録だぜ。」
廊下の反対側まで吹っ飛んだはずなのにもう復活した守。
「ちょっと、題名で期待したけど結局よくあるオチだよな!!」
「まぁ、わざとの守はともかく、みんな引っかかるなんてな。」
真冬ちゃんが本を持ったまま華麗に立ち上がる。


「真冬はBLが大好きです。なぜなら・・・・・・・・
「あっ、だめだよ杉崎君。」
「ふふふ、かわいいな、中目黒は。」
「うっ、あっ、ああああぁぁ。」スタートに戻る。」
「スゴロクかよ。」
おもわず、ツッコンでしまう。
「何を期待してたんですか?まぁ、BLが大好きになった理由とは関係ないですけど。」
「じゃぁ、何で話したの?」
「ツッコミの力が落ちましたね。今の杉崎先輩はいいセンスじゃないです。」
「ツッコミをいわれる筋合いはないんだけど。」
「杉崎君とスゴロク……。」
「やめろ、善樹気持ち悪い。」
と守君。
「えぇぇぇん。」
「泣いた!?」
「中目黒先輩を泣かせるなんて、真冬許しません。」
「真冬を困らせるなんて、あたしが許さない。」
「お姉ちゃん。」
「ちょっと待て、話がかみ合っていないんだが。」
「それならあたしの拳に聞いてみるか?」
「あれ!?パンチ2発目フラグ立ってる!?」
「真冬たちの時間が止まってた分、守の生命が止まってくれたら許す。」
「それって安易に死ねって言ってるよな。」
「なんかチョベリバだぜ。」
「古いよ。そんな死後出すからヤバいんだよ。」
「いっくぜー火龍○舞。」


場を持ち直す。

「でもさ杉崎君、釣りには気をつけた方がいいよ。」
「何かやばいのにでも引っかかったのか?中目黒。」
「この間、アドレス辿っていったら、ガチムチな男達がいっぱいいるサイトに行ってさ…」
声が震えている。
「それで萎えたと。わかりやすいパターンだな。」
「ううん、目覚めた。」
「何に!?」
話題を変えるべく、会長に話を振った。
「会長、今年お年玉いくらもらいました?」
「えっ!?うーんとね、不景気だからって崖から落とされた。」
「落し玉!?いやいや、不景気だからってそれはまずいっしょ。」
「じょ、冗談だよ。」
「た、ただいま。」
「おっ、帰ってきたか。」

「なぁ、俺聞いちまったんだ。雑務の時。」
俺は聞いた。
「あぁ、すりすりしたい。この肌に。全てをさらけ出して自分のものにしてやると・・・。その守の声を。」
「その話を前、鍵から聞いたとき、守に失望と殺意が浮かんだぜ。」
「うそっっっ!?誤解だぜ俺がそんなこと言う訳ないだろ。」
「だよなー。あれ守じゃなくて、巡の声っぽかったしなー。」
「おまえが聞いたんだろ!!」
「あっ、それ私よ。」
巡はあっさり認めた。


「私最近遺跡に恋したの。遺跡は私の婿。」
「そんな、二次元は私の嫁みたいな発言よしてくれよ。」
「これからは、遺跡を義兄さんと呼びなさい。」
「意味不明すぎるだろ。」
守は息が上がっている。
「誤解は解けただろ深夏。」
「時は戻らない。それが自然の摂理。」
「それって高感度ゼロじゃぁーん。」
戦闘不能。
唐突に
「先輩。中目黒先輩と」
「何もしないよ。」
「まだ何も言ってないのに。」
「まったく、育てた親の顔が見てみたい。・・・あれか。」
「呼びました?」
「いいえ。」
背後に椎名姉妹の母が現れた。
「母さん何でこんなところに。」
「家が火事で燃えてるの。」
「学校こないで電話しろー」
「で、本音は?」
「べっべつにあなたに会いに来た訳じゃないんですからね。」
「何でツンデレ?」
「今の流行はツンデレなのよね。よしやってみようかしら。」
「知弦さんにはちょっと。」
「この間キー君って名前つけた犬がお尻たたかれて喜んでたわよ。」
「あなたにとって俺はなんなんですか!?」
「まぁまぁ鍵さん。聞いてくださいよ。この間真冬と」
「スゴロクしたんでしょ!」
「深夏にあげた落とし玉は」
「崖から落としたんでしょ!」


「アドレス踏んだら」
「目覚めたんでしょ!」
「バレてる!?」
「あんたもか!」
「これはもう本当にチョベリバですね。」
「もう、帰れ。」
「まぁまぁツッコミはもう、」
「ならボケるな!!」
虚空にむなしく響く叫び。


参考情報

2010/08/23(月) 14:03:23~2010/08/23(月) 15:25:31で5レスで投稿。
クルーゼさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで2作品目。


  • 最終更新:2010-09-27 03:11:49

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