ユーリさんの小説1

本文

「人生、時には娯楽は必要なのよ!」
会長がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。
「と、いうわけで今日は王様ゲームをやろう!」
『………は?』
会長以外の全員が素っ頓狂な声を上げる。
いきなり何を言い出すんだこのロリっ子会長は
「じゃあみんなクジひいて!」
どこから出したのか既に割り箸くじを5本手に持っていた。
『まてまてまて!』
慌てて全員で制止を呼びかける。知弦さんが皆を代表して問い掛けた。
「アカちゃん、どうして王様ゲームをしようと思ったの?」
「んー、昨日TVで、みんなでわいわいするときは王様ゲームに限るよねって言ってたから」
会長…それは主に合コンに限ることです。
知弦さん、椎名姉妹も俺と同じく頭に手を当て、はぁ、とため息をついていた。
「さ、王様ゲームやるよ!」
そんな空気も読めずに開始を促す。
「会長」
仕方ない。こうなったらいつものとおり、俺が話を逸らすしかないようだ。
「なによ杉崎」
「もし俺が王様になったら、エッチなこと命令してもいいですか?」
そう、エロネタで王様ゲームに危険性があることを、そこはかとなく伝える。
だが――

「杉崎はそんな事しないから大丈夫」
にぱっ、と笑顔で返された。
「うっ!」
やられた…
そんな眩しい笑顔で返されたら…何も言えないじゃないですか…
カンカンカーン!
どこからかゴングの音が聞こえた……ような気がした。
会長を見ると俺を言い負かしたためか、ふんふ~ん♪と語尾に♪が付くくらいにご満悦だった。
これは…歯止めがきかないパターンか。
緊急アイコンタクト会議開始
(どうすんだよ)
(どうするも、アカちゃん止まりそうにないわ)
(ここは、もう腹をくくるしかないと思います)
(諦めるの早くない!?)
(しゃあねぇか)
(え、いいのそれで!)
(じゃあキー君止めてみなさい)
(いいでしょう。俺の力、とくと(さっき負けたくせに)
(ごめんなさいほんとすいません)
(ふふっ)
ああ、会長はおろか知弦さんにまで…
今日は俺がアウェーの日か
仕方ない、受け入れよう。
「じゃ、みんなクジひいて!」

「おっ、あたしが王様か」
最初の王様は深夏。
ちなみに俺は3番だ。
深夏は少し考えた後
「んー。じゃ、最初は簡単なのでいくか」
そう呟いた後、
「2番の奴は腕立て20回!」
「わっ!当たっちゃった!」
会長が声を出す。どうやら2番は会長のようだ。
うー、と仕方なく会長は腕立てふせを始めた。
腕立てふせでパンツが見えないか探ろうとしたら、どこから用意したのか、体操服のスボンをはかれた。……くそぅ
それはさておき、腕立て20回とは体育会系の深夏らしい選択だ。
いくら会長でも腕立て20回くらい――
「いーち、にぃーい、さーん、しぃーい」
会長、腕が20℃も曲がってません。しかも曲がるたびぷるぷる震えてます。
まさかここまでスペックが低かったとは、アン〇ニオ猪木もびっくりだ。
しかしここをツッコムと永遠に終わりそうに無かったので、全員黙認。
「じゅーきゅ、にじゅ!」
腕立て20回を終わらせ、自分の席に座った。
たった20回なのに、会長の腕は痙攣をおこしたかのようにぷるぷると震え、若干汗だくになっていた。
「ふーー疲れた。とてつもない重労働だよ」
『ちげぇよ!』
これは俺と深夏がツッコんだ

「さて、次は私ね」
次の王様は知弦さん。
正直、内容が不安だ…
「それじゃあ、4番の人にはコレを着てもらおうかしら」
そういって取り出したのは…
「ドナ〇ドの衣装」
「ふえぇぇぇ!!」
叫んだのは真冬ちゃん。そうか、彼女が4番か。…可哀想に。
って言うかどこから出したんだ?ド〇ルドの衣装
しばし着替えタイム。深夏に強制的に出ていかされたので、俺は生徒会室の前で待つ。
着替えが終了したようなので部屋に入ると……
「………」
あまりの凄惨さに言葉が出なかった。
服は勿論のこと、顔のメイクやアフロまで再現されていた。
完璧にド〇ルドだった。もはや真冬ちゃんの面影は無かった。
うわー、美少女台無し
「な、何か言ってください先輩!」
ドナ〇ドが涙目で儚げに訴えてくる。
ごめん、何も言えません。勘弁してください。
周りの皆も見て見ぬふりしてるし
「さ、次始めましょうか」
「誰か反応してぇーーーーー!!」
真冬ちゃん、もといドナル〇の悲鳴が響き渡った。

「もうこんな時間なんだ。次で終わりね」
((((やっと終わるのか…))))
あれから大変だった。
内容は…語りたくもない…
もはやあれは…イジメだ…ゲームという名のイジメだ…
「王様は…私ね」
王と書かれた割り箸を見せてくる。
「アカちゃん」
唐突に会長に話を振った。
「なに?」
「これって、王様に何かをさせてもいいのかしら?」
「どういうこと?」
「つまり、〇番の人が王様に〇〇をさせる。みたいなこと」
「んー、別にいいんじゃない?」
「そう。みんなもいい?」
知弦さんが同意を求めてきた。
「よくわからねぇが、いいんじゃねぇか?」
「真冬も、別にいいと思います」
知弦さんの不自然な態度に疑問を抱きながらも、椎名姉妹は同意する。
「キー君は?」
すっ、と綺麗な瞳で見つめられる。一瞬ドキっとするが、冷静に答えた。
「俺も全然いいっスよ」
断る理由もないので、素直に同意。
「そう、良かったわ」
にこっと微笑む。
普段クールな知弦さんには珍しい、可愛らしい微笑みだった。
「それじゃあ、言うわね」
一拍した後、命令を告げた。
その時、チラッとこっちを見た気がした。
「1番の人は、私とキスをしてもらおうかしら」
………え?
『えぇぇぇぇぇ!!??』
衝撃の命令だった。
女性陣が赤面しながら抗議する。
「ち、知弦!流石にそれは!」
「そ、そうだぜ!遊びにしてはやりすぎだ!」
「ま、真冬も、いけないと思います!」
「私が王様。文句ある?」
一蹴された。思わず黙りこむ女性陣。
ここで俺は我に返り、慌て番号を見る。
書かれていたのは…1
そうかそうか、1か
「って、えぇぇぇぇぇ!!」
キス?接吻?kiss?チュー?
誰と?知弦さんと?
誰が?俺が?
「………」

思考停止。再起動マデ40秒。30、20、10、0
再起動シマス。
ピーーーーーガシャン!
「うわぁ!!」
あ、危ねぇ。エラーが発生していたようだ。
んーー。そういえば命令って何だっけ?
キス?ナニソレ?
『………』
ハッと周りを見渡すと
いつの間にか女性陣は、俺をじーーーっと見ていた。
もはや1番は杉崎鍵とわかりきっているみたいだ。
「さぁキー君。私とキスしましょ」
いやにハッキリ知弦さんの声が聞こえた。
「え?知弦さん。いや、キスって、えぇ?」
全く思考が働いていなかった。
とりあえず頭に出てきた言葉を口に出す。
「ち、知弦さん。えっと、ほら、そう言うのって、互いが互いにっていうか、なんていうか」
「キー君。男ならシャキッとしなさい」
「!!」
ドスっと、心の芯まで響いた。
俺の戸惑いは一気に鎮まった。
ええい、こうなったら開き直れ!
「知弦さん。いいんですね?」
「初めからいってるわ」
ぎこちなく知弦さんの肩に手を置き、キスを交わした。
知弦さんの唇は…とても甘美だった。

「いや、びっくりしたな」
会議も終わり、一人雑務をこなしながら呟く。
唇にはまだキスの感触が残っていた。
あの後、微妙な空気のまま王様ゲームは終わり、そそくさと全員帰っていった。
その間、誰も何も喋らなかった。
「キー君」
「ち、知弦、さん?」
いつの間にか知弦さんが横に立っていた。
俺はドキリとする。
「雑務ご苦労様」
「あ、ありがとございます」
あのキスのせいで、意識をし過ぎて仕方なかった。
すっと、俺の手の上に知弦さんが手を重ねてきた。
その仕草にまたドキリとする。
「ねぇキー君。私がなんであんな命令したと思う?」
耳に吐息がかかるくらい近づいて言った。
「私はキー君が好き」
告白。俺はまたしても思考停止に陥りそうだ。
「知弦さん」
しかし、肝を据えて言う。
「もし、1番が俺じゃなかったらどうしたんですか?」
「私は1番がキー君だってわかってたから」
「何故ですか?」
「勘、よ」
そして、再び唇を重ねてきた。今度は知弦さんから。
「キー君。答えは?」
「え?」
「告白の答え」
俺は…どうしたいのだろう?
ハーレムを作る。そう豪語したはずなのに、いつの間にか視線は一人の女性にしか向いていなかった。
口では会長や深夏を口説きつつも、心では知弦さんにしか向いていなかった。
答えは……1つだ。
「好きです」
「え?」
ぐっ、と知弦さんの瞳を見据え、言う。
「俺も、好きです」
「キー君…」
俺と知弦さんは、またキスを交わした。
    • FIN--
おまけ
「ねぇキー君。今度家に泊まりに来ない?」
「え?いいですけど」
「ふふっ、良かった」
「?」



ピンポーン!
ボタンを押し、一般的な電子音が流れる。そして数秒した後、インターホンから声が発せられた。
「はい」
「あ、知弦さん。杉崎です」
「キー君。ちょっとまってて」
トットットッと、足音が聞こえガシャリと扉が開いた。
「あ、知弦さん」
「さっキー君。入って」
遠慮なく家に入る。
手いっぱいの荷物を持って
「お邪魔します」
「どうぞ」
にこっと微笑む。
そんな知弦さんの私服は…制服!?
まさしく、碧陽学園女生徒の制服だった。
「知弦さん、休みなのに制服ですか?」
「ああ、これね。昨日の取引が長引いたのよ」
「取引!?なんの取引!?」
「相手の方がなかなかブツを買ってくれなくて」
「ブツ!?」
「仕方ないから…ね」
「ね…じゃないですよ!何してんですか」
「まぁ、実際はいつの間にか寝てたみたいで」
「結局自分のせいですか!」
「ちょっとエ〇と争いすぎたかしら…」
「何勝手にデ〇ノートの世界に入り込んでんですか!」
「そして私は新世界の神となったわ」
「なってません!なってたまるもんですか!」
「〇ルと二〇は殺ったんだけど…」
「勝手に原作を変えないで下さい!」
「じゃあキー君の名前を…カキカキ」
「やめてぇーーーー!!」
はぁ、はぁと肩で息をする。
全く、驚くぐらいにいつものやりとりだった。
そのやりとりに満足したのか、知弦さんは「上がってて」と言って玄関を去った。
とりあえずリビングに上がらせてもらい、荷物を置く。
「ふぅ、それにしてもドキドキするな…」
そう、俺は知弦さんの家に泊まりに来たのだ。
あ、最初からわかってた?
ですよねーーー
「お待たせ、キー君」
知弦さんがリビングに入ってくる。
服装は制服ではなく、私服に着替えていた。

ボタン付きの紫のシャツに黒のプリーツスカート。
一見シンプルだが、知弦さんが着ると何故か神秘さを感じる服装だった。
第二ボタンまで外して少し胸元をはだけさせてるのもグッド!
「似合ってますよ」
「そ、そう?」
少し照れた様子の知弦さん、可愛らしいなぁ…
「キー君」
にこっと天使のような微笑みで側に座ってきた。そして照れ隠しのように髪を撫でてくる。
まるで、赤ちゃんによくできたね~と言うばかりに
こういう母性に溢れた仕草が、時折とても愛おしく感じる。
知弦さんは撫でるのをやめ、次にギュッと抱きついてきた。
俺も抱きかえし、知弦の綺麗な髪を撫でた。
リラックスしたのか、体を俺に預けてくる。勿論、胸のふくらみも当たる。てか押しつぶされてる。
付き合い始めてわかったことなのだが、知弦さんは外見はクールキャラなのだが、実はけっこうな甘えキャラだったのだ。
それでいてもSは抜けないのだから、不思議なキャラ付けとなってしまっている。
「キー君」
「なんですか?」
クスッと笑って、顔を近づいてきた。その合図に俺も応え、キスを交わした。
数秒して、互いに唇を離し見つめ合う。
『………』
2人は頬を染めながら、抱き合い、見つめ合う。
「… その、キー君…」
俺の視線に耐えられなくなったのか、更に真っ赤になってうつむく知弦さん。ああ、可愛すぎる…。
「知弦さん」
「な、なに?」
「可愛いですよ」
「え?」
一瞬、惚けた顔になってまた顔を真っ赤にする。もはや茹で蛸のようだ。
「も、もう。キー君ったら。んっ!」
俺は多少強引にキスをし、知弦さんを押し倒した。
「んっ、ちゅ、くちゅ、ちゅぱ」
知弦さんの口内に舌を進入させ、ディープキスへと移行する。
「ちゅ、ちゅぱ、んふぅ…」
唾液がツツーと頬を伝わって、知弦さんの髪に染み込んだ。
次第に知弦さんの方からアプローチをかけてくるようになり、俺もそれに応える。
そうしてしばらくキスを堪能した後、知弦さんの唇を解放する。
「ん… ぷはっ、はぁ、はぁ…」
知弦さんは上気した目で俺を見つめてくる。その姿に俺の理性は崩れていく。
「知弦さん、俺…」
「キー君…」
上気した顔を近づけて言った
「ベットで…ね?」
か細い声でそう懇願してきた。
俺もリビングでいたすのは流石にナンセンスだと思い、頷いた。

「知弦さん…」
「キーくん…」
ベットにinするやいなや、俺は知弦さんを再び押し倒した。
もはや普段のクールキャラや、Sは身を潜め、ただただ俺の言いなりとなる。
「服、脱がしてもいいですか?」
知弦さんはゆっくりと頷く。
俺は上のボタンを外していき、前をはだけさせた。
生徒会一の大きな膨らみは、黒い大人なブラジャーに包まれていた。
それもパチンとフロントホックを外し、脱がせた。そして露わとなる胸。
膨らみの頂点は痛いほどに起っており、興奮が見て取れた。
試しに俺は揉んでみる。
「ぁん…」
ぴくんと反応して、知弦さんが声を出す。
それにさらに興奮した俺は、更に胸を攻めた。
乳房を揉みながら、乳首を舐め、摘む。時折激しく揉みしだく。
「ふぁ!… ん…んん!キー…くん…ああ!」
「知弦さん、胸、気持ちいいですか?」
「はぁ、ええ…気持ちいいわ…」
クリクリと乳首を軽くつねった。
「ふぁ!くぅ!……やぁ!だめぇ…」
普段は絶対に聞けない媚び声に、俺はえもいわれぬ興奮に悦を覚えた。
そして一つの欲求に駆られた。
もっと見てみたい。この人の乱れた姿を見てみたいと。何より自分の手で。
俺は無意識のうちにどんどんと激しく攻め立てていた。
「ああ!、キーくん…やめ…て…んん!はげ…しく、しないで…」
知弦さんが荒い息で懇願してきた。
しかし、興奮状態の俺は聞こえないふりをして、知弦さんのショーツの中に手を入れる。
「あっ…!」
そこは、ぐっしょりと濡れていた。少し粘度の高い液体が手に粘つく。
俺は割れ目に指をツツーと滑らせる。
「ひゃう!んぁぁ!」
それに面白いくらいに反応してくれる。
更に割れ目に指を一本、第二関節まで挿入した。
そして蛇のようにくねらせ、膣を蹂躙する。

「や!ああぁあッ!!、だめ!それ、いじょう…はぁぁん!、しないで…きちゃう!きちゃうの!、ああああああぁぁああ!!!」
盛大に体を震わせ、絶頂に達する。プシュ、という音が聞こえるぐらいに愛液を噴出させ、俺の手にかかった。
知弦さんは涙を流して、涎を唇から滴らせ、力なく体を横たわらせてた。
機能を果たさなくなったショーツを脱がし、自身のモノを取り出して秘部にあてがった。彼女は惚けて、まだそのことに気づいてない。
俺は一気に本能のまま腰を突き出した。処女膜を突き破る。
「ッアアアアアアアアア!!!!」
今度は快楽からではない、痛みによる悲鳴。
彼女は唐突に起こった痛みに、先ほどとは違う涙を流した。
更に十分な心拍の安定を図ってなかったせいか、喘息が起こったからのように、ヒュー、ヒューと、不規則な呼吸をしていた。その瞳は、何の色も映してはいなかった。
その痛々しい姿を見て、俺の意識、理性はハッ、と蘇った。
俺は…何をしてしまったんだ?
欲望のままに襲っただけじゃないか。これでは……只のレイプじゃないか…
罪悪感に苛まれる。過ちは犯さないと決めたはずだったのに…
不意に腕を掴まれた。
知弦さんが荒い息をしながら俺を見ていた。その表情は笑っていた。涙を流し、脂汗を滲ませ、涎を拭くこともせずにただ笑っていた。瞳には慈愛の色が映っていた。
腕に少しだけ力がかかり、引っ張られる。
ほんのちょっとの力なのに、俺は知弦さんの上に倒れた。頭はちょうど胸の位置だ。
そして、知弦さんが抱き締めてした。
頭を撫でて言う。
「私は…大丈夫よ…気に、してはだめ…私も…望んだことなのだから…」
弱々しい声だった。唐突に与えられた痛みは想像を絶しただろう。
だが、彼女は許してくれる。

自分の不甲斐なさに涙が出そうになる。
「知弦さん…すいませんでした」
「謝らなくて…いいわ。ただ」
彼女は天使のように微笑んで
「優しくして、もう大丈夫だから」
と言った。
「はい、必ず優しくします」
俺は過ちは繰り返さないと誓った。
ゆっくりと腰を動かす。膜を破った証の血が溢れ出る。
「ッ、く…う…はぁ…あぁ」
まだ苦悶の声をあげる。
とにかく痛みを取り除くため、愛撫を開始した。
乳首を吸い、空いた手で片方を揉む。乳房を揉み、乳首を摘む。
「ふ…ん…ふぁ…はふぅ…あ…あ…」
挿れる前から十分に濡らしていたのが幸いだったのか、直ぐに悦びの声に変わった。
「知弦さん、ぬるぬるで気持ちいいです」
「ん!、私もよ…キー君、熱くて気持ちいい…」
痛みは完全に無くなったようだ。
「知弦さん…いきますよ」
コクンと頷いた。
腰の運動を激しくさせる。
「はぁ!やン!あぁ!、いい!キー君!」
竿まで抜き、一気に突き挿れ、子宮口にグリッと当てる。押し返そうとしてるのか、膣の締まりはハンパなく気持ち良かった。何度も何度も繰り返す。
「ああんッ!!、キー、君。んっ…ぴちゃ、くちゃ…んふぅ!んんんぅ…ちゅ…」
知弦さんの体を抱きかかえ、深く深くキスをする。呼吸ができなかろうが、気にすることではない。
知弦さんも俺を抱きしめ、脚を俺の腰に絡みつかせている。
「くちゅ、ちゅぱ、ちゅぽ……ふあぁんッ!!、キー君!、もう、ダメ!、イく!」
知弦さんが限界を通達してくる。正直俺も限界だ。
「知弦さん。膣に出してもいいですか?」
「だい、じょうぶ!…膣に出して!キー君!」
その声を聞いた途端、俺は果てた。
子宮に精液を送りこむ。
「ふぁああああぁぁッッ!!!熱い!!くるぅぅぅぅぅぅ!!!」
背を仰け反らせ、二度目の絶頂に達した。

「良かったですか?」
後処理を終え、服をパジャマに着替えてベットに横たわる二人。時間はいつの間にか夜になっていた。
「ええ、とっても」
暗くて表情は見えないが、知弦さんは多分笑っている。
「でも…」
笑っていると思ったが…
「次からは私が主導権を握らせてもらうわ」
ドSに笑っていただけだった。
「お、お手柔らかにお願いします」
反射的に下になる俺。
…主導権は今後握れないだろうなぁと嘆息する。
ふと彼女を見る。
既に眠りに落ちたみたいだ。
俺は知弦さんの手に手を絡ませた。
行為で疲れたみたいで、直ぐに俺の意識も落ちた。
二人が眠った後、彼女は無意識にてを絡ませ合い。それがはずれることは無かった。


参考情報

前編(中線まで)は2010/01/04(月) 02:16:08~2010/01/04(月) 02:24:00で6レスで投稿。
後編(中線から)は2010/01/08(金) 01:41:14~2010/01/08(金) 01:47:26で6レスで投稿。
ユーリさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの初作品。



  • 最終更新:2010-07-06 01:39:37

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