アルテマさんの小説11

本文

昔の記憶・・・

『お兄ちゃーん』

俺を慕ってくれる声

『お兄ちゃん待ってー』

俺を必要としてくれる声

『えへへ・・・お兄ちゃん』

俺に向けられる太陽の様な笑顔

俺はただその笑顔を護りたかっただけだった

・・・筈だったのに

杉崎兄妹の兄妹事情


「っ林檎!はぁはぁ・・・ゆ、夢・・・か」
俺、ハーレム王こと
「鍵!私はおまえをハーレムを作った覚えはないぞ!」
・・・ゴホン!杉崎鍵は昔の夢をみた。
「杉崎なんかもう永遠に夢から醒めなければいいのに」
「会長っ!さっきのはリアルにヒデェ!」
「あかちゃん、キー君がずっと起きなかったら真っ先に泣くのはあかちゃんでしょ」
「ち、ちじゅる!?な、な、何言ってんのかな?」
「真冬が思うには会長さんは先輩にホの
「今回の議題はゲーム禁止についてはなそうか?」
「ごめんなさい」
うわー。廃人(こうかいて真冬ちゃんと読む)は機動源取られることに対しては必死だな。
「で?」
「なんですか知弦さん?」
「林檎ってだれかな?」
「ちょっ!知弦さん近い近い!」
近すぎて知弦さんと形無しにキスをしてしまいそうだ!いいかも・・・いやっ!今したら会長に通報されかねない!仕方がない。座って回避する。知弦さんが舌打ちして座る。こ、怖えー!
「たしかに、鍵。林檎ってだれなんだ?」
「それは私が説明しまSHOW☆」
どこからもなくスッ!と言う音がして全員がなぜかこちらを向く。
「杉崎」
「なんですか?」
「それ誰?」

「へ?」
俺の腹部に手が回されていた。でもこの手で何処かで・・・
「久しぶりだね・・・お兄ちゃん」
「!この声・・・林檎か!?」
まさかこんなとこに林檎が居るわけ
「流石お兄ちゃん!よく分かったね!私めがっさ驚いたよ」
あったーー!

神よ、
「なにお兄ちゃんを呼び捨てにしてんの?ツインテールさん」ピキッ!
「あ?呼び捨ての何処が悪いってんだブラコン野郎」ビキッ!

遡ること三分前
俺は驚きすぎて思考回路がストップしていて気づかなかったが
「鍵の妹?何でこんな所に」
と深夏の一言に林檎が反応し、
「あ?鍵?杉崎君もしくは杉崎様だろがぁ!」
と林檎暴走。その一言に
「なんで鍵なんかを様付けしなきゃなんねぇだ!」
深夏も暴走。はい修羅場完成♪

で今に至る。
「二人ともいったん落ち着けって
「「鍵(お兄ちゃん)は黙ってて!」」
ひ、酷い!なんだか心の中が「すきま風?甘いな、野ざらしだ!」と言わんばかりに寒いよ・・・
もういいよ・・・萌えたよ燃え尽きたよ真っ白に
「杉崎なんか燃えたの字違うよ」
「会長さんは呼び捨ていいのかよ?」
「いいんだよあれでも一様、いちよう、上級生だからな」




「一様を二回も使うほど大切なこと!?知弦~」
会長は知弦さんに助けを求めた!しかし
「残念だけど大切な事よ」
ズバッ!くりむに9999のダメージ
「知弦にも裏切られた!」
なんだか大変になってきたな・・・よし、ここらで修羅場を脱出しよう!俺ひとりで!
「あっ!会長、俺今日バイトが早めにあるので帰ります!」
「そうなの?じゃいいよ」
よし!脱出成功
「お兄ちゃん私も帰るー」
してなかった。

自宅に到着した時に俺はあぜんとした。大量の段ボールが!あれ?一つ動いたような・・・気のせいだよな!とその前に
「あのー」
「なに?お兄ちゃん」
「まさか林檎もここで住むのか?」
「そうだけど」
まじか
「けど病院は?」
「退院したけど」
キイテネーヨ
「たしかお母さんから連絡行ってるはずだけど」
ババァー!
「あれ?お兄ちゃん金属バットなんか持って何処いくの?」
「ちょっとお母さんのとこに行ってくるよ」
大丈夫1500秒で出来るはずだ
そのとき俺は後頭部に一撃を喰らい気を失った

「っ痛!なんだったんだ?」
俺が気付くと
「あん♪気持ちいいよ!おにい・・・鍵くん♪」
林檎が挿れて喘いでました!ってええー!?
「ちょっ!林檎なにしてんだよ!」
「あはっ♪鍵くん気が付いた?」
「気が付いた?じゃないっての!」
言ってる間にも林檎は腰を振り続けている。
「鍵君・・・私・・・前にも言った・・・よね?私は・・・異性として鍵君が好きって」
「でもそれが原因で
「親がやった奴なんか関係ない!」
林檎の気迫に押され黙ってしまった。
「病院でもずっと鍵君の事、想ってた。鍵君に逢いたくってずっと泣いてた。鍵君の事を想いながら一人で慰めてることもあった」
「林檎・・・」
「でもこうして鍵君とまた一緒に居られる。このことがどれだけ幸せな事か」
「・・・」
「だからお願い。抱いて」
林檎がそこまで思ってるなんて知るよしもなかった。俺は・・・
「分かった」
「鍵君!」
「ただし」
「?」
これだけは絶対に
「中出しはしない」
「なんで!?」

「いいか?林檎。俺はお前を罪悪感で抱くかもしれない。俺はお前を大切にしたいから罪悪感の塊をお前の膣内に出したくないんだ」
「鍵君・・・」
「罪悪感で抱かれたくないなら今すぐ抜くからな」
林檎は少し考えた後
「分かった。いいよそれで」
「林檎・・・」
「鍵君・・・」
二人の顔が近づき、そして距離は0になった

「はあぁぁん♪鍵君・・・鍵くぅん!」
「はあっ・・・林檎・・・」
部屋の中には二人の荒い息づかいと淫らな音がこだましていた。そして限界に近づき
「鍵君・・・私・・・もうダメぇぇぇぇ!」
「くっ!」
林檎がいったのを確認した後俺は素早く引き抜き、林檎の太股におもいっきりだした。

それから俺と林檎は離れていた間を埋めるように愛し合った。ついでに林檎の中で俺は「お兄ちゃん」から「鍵君」に変わった。
「鍵君大好き!」

END

参考情報

前編(中線まで)は2009/11/24(火) 23:54:51~2009/11/25(水) 07:04:43で3レスで投稿。
後編(中線から)は2009/11/28(土) 19:06:39~2009/11/28(土) 20:09:24で3レスで投稿。
アルテマさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの11作品目。

  • 最終更新:2010-07-05 16:53:08

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