ダストさんの小説7

本文

「ふ―……雑務終了……っと。」
「お疲れ様、おにーちゃん。こっちも終わったよ。」
林檎がまとめてくれた書類を受け取る。
「ああ、ありがとう林檎。お疲れ。」
「……今日でおにーちゃんと雑務するのも最後……だね。」
「……そうだな。」
そう、明日は……卒業式だ。
元会長(名前とかで呼ぶとしっくりこないからこう読んでる。本人怒ってるけど。)や知弦さん達のように、
俺もここから去っていく。
「もしまた生徒会入りしたら……りんご、やっていけるかな……。」
ポツリ、と林檎が少し不安そうにつぶやく。
そんな林檎をやさしく抱きとめる。
「林檎が一人でやっていくわけじゃない。お前を支えてくれるメンバーが、きっと揃う。
そいつらと楽しくやっていけばいい、今年みたいにな。―――――碧陽は任せた。」
信じてる。林檎たちなら、碧陽を安心して任せられると。
「……そうだね。頑張るよ、りんご。」
顔をあげて笑ってくれた林檎に微笑み返す。
そうして二人、無言で見つめ合う。もう、言葉はいらない。
自然と顔が近付き、唇が―――――ふれ合った。

「ん……ちゅ、おにーちゃん……んぅ……。」
「ちゅ……んっ……んぅ……。」
何回か唇をふれ合わせた後、舌を侵入させる。
「はむっ……ちゅ、ちゅく……んっ、んぅ……ちゅぶ。」
「ふぅ……んぅ、ちゅ……林檎……。」
「んむっ……んぅ、んんっ……ちゅく、ちゅぶ……んっ……。」
舌を絡め、唾液を流し込んでいく。
「んぅ……んくっ、んくっ……おにーちゃ……はむっ、んっ……ちゅう……。」
「んん……はぁ……んくっ……んぅ……。」
キスをしたまま、林檎の小さなふくらみに手を伸ばし、ゆっくり動かす。
「んちゅ……んっ……は……あぁ……んむっ…んぅ……や、あ…。」
「ちゅ、ちゅく……ん……ふぅ……。」
「あ……ちゅぶ、ちゅ…んぅ…あ、くっ……んむっ……。」
「んむっ……ちゅう……はぁ…どう?」
「んあ……ふぅ、ん……んんっ……あ……うぅん……んぅ……。」
林檎の制服のボタンをはずし、下着をずらす。
そうして現れた小さな突起の片方を指で弄る。
「もうこんなにして……。」
「は、あ……あくっ……くぅ…うあっ!だっ、て……んんぅ……んあっ!」
もう片方の突起を口に含み、ころがす。
「んぅぅ……あ、うぅ……んくっ!ふぅ…ああっ!んっ……んんっ……。」
「ぴちゃ……ぴちゅ……ちゅうう……。」
「んうっ!はぁ……ああぅ……うぅんん!おにーちゃ…んあっ!あ、くっ……。」
「ん……気持ちいい?」
「はぁ……ああっ!んっ…んくっ……うぅ…んんっ……やああっ!」
余ったもう片方の手をスカートの中にしのばせ、下着の上から林檎の秘所を刺激する。
「んぅぅ!やあっ……あ、うぅんん……ひぅぅ!んんっ……んくっ……。」
「こんなに濡らして……相変わらずえっちだなぁ……。」
「んっ……ひゃうっ!ああっ……んぅ……いわ、ないでぇ……んあぁっ!…はぁ、うぅ……。」
「だって本当だろ?」
「やあっ……んくっ……いぢ、わる……んゅぅ…ひあっ……あぁぅっ!……んんぅ……。」
下着の中に手を入れ、直接刺激してやる。
「あうぅっ!はぁ……あくっ……んんぅぅ……うああっ!んんっ…ひあぁっ!」
「指、入れるぞ……。」
「んくっ……うぅ……んあっ!はぁ、あぅぅ……ひうっ……うぅんん!」
「痛くない?」
「ああっ……んんっ……うん……んくっ!やぁっ…んぅぅ……。」
林檎の中の敏感なところを刺激する。
「ひあぁっ!ああぅ…んんっ!……そこ…だ、め……!ああっ!んうぅ!……はぁ……。」
「何がだめなんだ?」
「うぅ……んっ!あ…ああっ!んんぅ……うあっ……あぅぅ……。」
「ん?」
「あっ……んくっ……いぢわる、いわないでよぅ……あうぅ…おにーちゃん……んっ!」
林檎がちょっと泣きそうな顔をする、いじめすぎたな……。
「……ごめんな、林檎。」
頭をやさしくなでて慰める。
「……もう、だいじょーぶ、だから……。」
「……ああ。それじゃ……。」

林檎をゆっくり横たわらせる。
「背中、痛くないか?」
「うん、平気……。」
「そっか、じゃあ……。」
林檎の下着を下し、張り詰めた自分のモノを取り出す。
「あ……。」
「じゃ……いくぞ?」
「うん……。」
ゆっくりと腰を進めていく。
「あっ……んんっ……くっ……おにーちゃん……あぅぅ…んぅ……。」
「う……くっ……。」
「んくっ……あつ、うぅ……んんっ……はいっ、た……?」
「ああ……全部入ったよ……。」
林檎の最奥にたどり着いたところで、腰を動かし始める。
「ああっ!んっ……んぅ……あくっ!んぅ……んんぁ…ひゃう!はあ…あぁ……うあっ!」
「あ……う……んくっ……。」
「ふあぁっ!あぅ…んん……ふぅ、あっ……んうぅっ!ひあっ……ああぅ!」
「林檎……!」
「んっ、あっ!はぁ……んくっ!くぅ、んんぅ……ひうっ……うぅんん!」
「林檎……いいよ……。」
「あうっ!んぅ……うぅん……りんごも…いい……んぅぅ!ああぅ……ひあっ!」
学校でしているという、背徳感のようなものが興奮を助長させていく。
「んくっ……おにー、ちゃ…あぅっ!んんぅ!いい、よ……気持ち、い……ああっ!うぅん……
ふあっ……ああうっ!」
「う……ぐッ……。」
「んうぅ……ふあ、ああっ……んくっ……うぅんん……ああうぅ……。」
「はぁ……はぁ……あ……くっ……。」
「ん、はぁ……あっ、あっ!んっ……んんぅぅ!うぅ……うあぁっ!」
「林檎……林、檎……!」
「ああっ……んくっ!ふぁっ……ひゃうぅ!んぅぅ……ひうっ……うぅんん……。」
「ふぅ……うっ……んっ……。」
「ふあっ……あ、くっ……んんあっ!おにーちゃぁん……あぅぅ……うぅん!んゅぅ……。」
「林檎……俺……もう……!」
「んぅ!う、くっ……りんごも……きちゃう……ああっ!んっ、んあぅ!きちゃうよぉ……んんあ!
はぁ……あうぅっ!」
「林檎っ……!」
「き、て……んくっ!ああっ!おにーちゃぁん……きてっ……!んぅぅっ!ああっ……ひゃうぅっ!」
「もう……イクッ……!」
「あううっ!んっ……んあぁっ!ふぅ、あっ!んくっ…ひうぅっ!はぁ……ああうぅ……。」
もう……限界だっ……!
「う……ああぁあっ!」
「あっ!おにーちゃ……!ふああぁあぁぁあぁああっっ!!」
俺と林檎で同時に終わりを迎える。
「あ……くぅ……。」
「ああぁあ……んぅ……はぁ…はぁ……おにーちゃん……だいすき……。」
「ああ……俺もだ……。」
もう一度だけ、小さく唇を重ねた。

「すっかり暗くなっちまったな……。」
「そ、そうだね……。」
ちょっと反省するべきか……おっと、階段も見づらいし……。
「林檎、暗いから足元気をつけろよ。」
「うん、だいじょー…あっ!」
ドタッ
「林檎!?」
やっぱり踏み外した。高いところからじゃなくてよかった……。
「林檎、大丈夫か?」
「うん、平気……痛っ……!」
「足か?ちょっと見せてみろ。…………っひねったみたいだな。歩けるか?」
「多分だいじょーぶ……いつっ……!」
「無理っぽいな……しょうがない、ほら。」
林檎に背を向け、しゃがむ。
「え……で、でも……。」
「無理して歩いて悪化したら大変だろ?ほら。」
「う、うん……じゃあ……ごめんね、おにーちゃん……。」
「いいって。気にすんな。」
林檎が遠慮がちに背中に乗ってくる。
家くらいまでなら大丈夫だろ……多分。
「よっ……と。……あれ……。」
何だこれ……か、軽っ……。
「どうしたの、おにーちゃん?」
「い、いや、何でもない。」
まぁいいや。これなら家までなんて楽勝だ。とにかく帰ろう。


学園を出て、帰路につく。
二人とも口を開かず、静寂の時間が流れる。
何か、こうしてると……。
「初めて会った日を思い出すな……。」
「……そうだね、りんごもそう思ってた。」
「あの時は雨が降ってたな……。」
「うん……。」
「顔も合わせないまま、林檎が家からいなくなったんだよな。」
「おにーちゃんと会うのが不安で……お母さんがあってからのお楽しみって言って
おにーちゃんのこと全然教えてくれなかったから……。怖い人だったらどうしよう、意地悪な人だったら
どうしよう、って考えてたら、無意識に家から逃げてた……。
「それで林檎を探しに出て、公園の大きな木の下でうずくまってる林檎を見つけて、声をかけた。」
今でも覚えてる。俺を見たときの、不安の色が混ざった林檎の瞳。
「やっぱりりんごは足をけがしてて、おにーちゃんにおんぶしてもらったんだよね。」
そう、まだろくに口もきいてくれない林檎を、おぶって家まで帰った。
その時、思ったんだ。
この子を、守りたい―――――と。
きっとあの時から始まっていた、俺の想い。
揺らいだように、見えなくなってしまったように感じた、想い。
でも本当はずっと心の奥にあった、『林檎が好きだ』という想い。
遠回りばかりしたけど、今、確かにあの時の想いはここにある。
だから、今その全て想いを、言葉に―――――
「林檎。」
「なに?おにーちゃん。」
「好きです。超好きです。ずっとそばにいて。俺が、絶対幸せにしてみせるから。」
「…………うんっ…………!」
また、ここから始まる、俺と林檎の物語。
ひとまずここで綴りは止めるけど、でも、終わってしまうわけじゃない。
碧陽の生徒会だって、俺たち一人一人の物語だって、終わらない。
皆それぞれの想いをもって、毎日を生きていく。
俺も、ずっと林檎を想って、生きていく。
もし……俺が再び筆をとることがあれば……
その時はまた、よろしくな。


本日の生徒会、終了―――――


参考情報

2010/06/20(日) 15:20:26~2010/06/20(日) 16:33:13で5スレで投稿。
ダストさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで7作品目。

  • 最終更新:2010-07-10 20:47:10

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード