ダストさんの小説9

本文

「はぁ……はぁ……。」
く……そ……。どうして……こんな……。
「くそ……畜生っ……!」
皆、地面に倒れ伏している。
誰一人として、ピクリとも動いてくれない。
俺が不甲斐無いせいで、皆が……。
「許さねぇ……。」
俺はこの惨状を作り出した元凶へと、視線を向ける。

「許さねぇぞ……!オメガァ!!」

そう、俺たちは『全次元を食い尽くす史上最悪の災厄・オメガ』と対峙していた。
相手の力は絶大だったが、こちらも強力な技を使い、一時は優勢になった。
しかし、一瞬のスキを突かれカイチョーが落下。その間も降り注ぐ黒球にやられ、全滅。
奇跡的に俺だけ意識が残っていたのだが、その俺も満身創痍。とても動けない。
「はぁ……はぁ……くそ……。」
まったく……あの黒球一つだけでもやばいってのに、あれだけくらっちゃ……。
しかもあいつら、何かためてやがる。はは……もう俺しか残ってないってのに、そんな大技くらわせる気かよ……。
「ごめん……皆……。」
俺は……夢の中でさえ、何もできなかった……。
《グオアアアアァアアァアァァアア!》
オメガの雄たけびと共に、特大の黒球が飛んでくる。
結局俺は、無力なままなのか……。
俺には、誰も守ることができないのか……。
あの時から、何も変わってないのか……!

a.飛鳥っ……!
b.林檎っ……!


  • 最終更新:2010-07-10 21:25:29

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