ユーリさんの小説7

本文

「はぁ……」
ネコ耳騒動の翌日、俺はため息をつきながら雑務をこなしていた。
意外にも、深夏は昨日のことを広めたりしなかったので(深夏の視線はゴミを見るような目だったが)俺の社会的地位は終末を迎えることはなかった。
ポン、と嘆願書に承認のハンコをぺったん押しながら俺は考えていた。
卒業式どうしよう、と。
別に卒業式自体をどうこうするわけではない。
ただ今の知弦さんの状態で卒業式に出ると、色々まずいと思ったのだ。そう色々と。うんまじで色々と。
幸いに、3年生は卒業式まで休みだ。
会長や知弦さんは会議のため、放課後に学校に来ている。
ほかは何かしらの理由がない限り来ない。
今日も知弦さんは風邪で休みと言ってある。
会長や真冬ちゃんはとても心配していたが、大丈夫と伝えておいた。
しかも会長は、「あの知弦が風邪をひくはずがないわ!」などと微妙にひどいことを言っていた。
今思えば、本当に心配してたのか?あれ。
あと深夏は事情を知っているので、ずっと黙っていた。
ともかく、卒業式までにネコ耳と尻尾を何とかしないといけない。
だが具体的には何も出ない。
―――――――――――
あれこれと考えているうちに雑務は終わり、1人帰路についた。
冬の真っ最中なので、この時間帯になるとすでに真っ暗だ。
はあっ、息は染められたように白い。
帰る途中も色々と考えてみたが、いい案は何も出ない。
そうこうしている内に我が家についてしまった。
そして玄関のドアを開ける。
「ただいま」
「お帰り」
ちょうどそこには、知弦さんがいた。
冬用の、ゆったりと分厚そうな深緑のパジャマを着ている。
そして猫化の象徴とも言える、髪と同じ色をした猫耳と、スラリと長い、同色の猫の尻尾。
尻尾は45°くらいの角度から、放物線を描いている。
ちなみに、犬は嬉しいときは尻尾を振るが、猫は嬉しいときは尻尾を立てる。
杉崎鍵の明日役に立つ無駄知識1!(ウィ〇ペディア参照)
ともかく、男なら一目みたら萌える姿の知弦さんがいた。
靴を脱ぎ、リビングへと向かう。
部屋着に着替えて夕食を済まし、2人でダブルサイズのチェアーへ座る。
2人寄り添い合いながら、他愛のない話をする。
そのまま十数分経過した。
知弦さんは横ですぅーすぅーと寝ている。
俺だけにしか見せない、可愛らしい寝顔だ。
頭を撫でると少し猫耳がぴくりと動いた。

「ふわ……」
俺はベットに横になっていた。
早めにやることもなくなったので、さっさと寝ることにした。
横には知弦さんがいる。あの後からずっと睡眠中だ。
一度だけベットに行くときに起こしたが、寝ぼけ眼で「抱っこ……」のコンビネーションにズキューンとやられて抱っこして連れていった。
あのときは萌え死ぬかと思ったぜ!
今朝の新聞の見出しを飾ったらいやだからな!
………きもいな俺。
何1人で悶えてるんだ。もういいや、寝よう。
「ん………」
と思ったら、突然知弦さんがごろんと一回転し、俺の目の前に転がってきた。
まるで図ったかのようなタイミングで、すっぽりとあるべき場所に収まるかのように俺の腕を枕にしている。
ほのかな汗の匂いが香ってきた。
若干びっくりはしたが、別にどうということはない。
俺はそのまま甘い芳香をかぎながら、眠りについた。

翌日の昼下がり。
ピンポーン
リビングでぐたっとのろけていると、インターホンが鳴った。
だるい、新聞勧誘かな?
なんか動きたくない気分だ。そういうときってあるよねー
知弦さん……はそうか無理だったな。
しょうがない、面倒だが出よう。
「はい」
インターホンの受話器から応対する。
「すいません、お届け物です」
届け物?記憶になかった。
この前ア〇ゾンで頼んだエロゲ(知弦さんには内緒)で最後だったはずだが。
まぁ、いいか。
「今でます」
そう言って玄関に行き、扉を開けた。
「杉崎鍵様ですね?印鑑貰えますか?」
宅配の兄ちゃんがやや小さい(1/144のガン〇ラの箱ぐらい)ダンボールを出してきた。
俺は印鑑をおし、ダンボール箱を受け取る。
宅配の兄ちゃんはそのまま礼を言って去った。
差出人を確認する。
松原飛鳥
飛鳥?なんで飛鳥が?
中学の頃、俺のせいで傷つけてしまった幼なじみ、今でも俺の大切な人。
その飛鳥が連絡もなく宅配をしてくるなんて。
……まぁいいか、ありがたく受け取っておこう。
俺は小箱を持ってリビングへと行った。
後に思えば、俺はひさしく飛鳥と会ってなかったから忘れていたのであろう。
差出人に"あの"松原飛鳥だと言うことを…

俺は早速小箱を開けようとした。
気分はなんとなく、新しいおもちゃを買った子供のような感じだ。まぁ、一応幼なじみからの贈り物だし。
「あら、キー君それなに?」
ひょこっと知弦さんが俺の両肩に両手をおき、顔の横から顔を出していた。
「なんか宅配されてきたんですよ」
「いかがわしい物じゃないでしょうね?」
突如、ドス黒く低い声で言ってきた。
人を威圧する声色だった。怖い。
蛇に睨まれた蛙。いや、女王に睨まれた奴隷のような気分だ。
「い、いえ、違います」
もしかして、この人には俺が秘密裏にやってきた活動、バレてる?
付き合った最初あたりは、そういうのには寛大だったのに、今は禁止令を出されてしまった。
知弦さんの考えていることはよくわからない。
「ふぅん。まぁ、いいわ」
ほっ…
心の中で安堵した。
まぁ、何はともあれこいつを開けてしまおう。
箱、オープン!
中身は…………マタタビ(箱いっぱい)
……マタタビ?
意味がわからん。
いたずらか?あいつらしいが。
「………ッ!……はぁ、はぁ、はぁ………」
唐突に知弦さんが荒い息で俺にもたれかかった。柔らかい双球が当たる。
「知弦さん?」
顔が火照り、一気に汗もかいてきている。
何故?ん、待てよ?
マタタビ、木天寥とも呼ぶ。
ツバキ目マタタビ科マタタビ属の落葉蔓林本木である。
別名、夏梅ともいう。
最大の特長は、ネコ科の動物に強い陶酔感を与えることだろう。
………ん?ネコに強い陶酔感?
知弦さん→只今猫娘化中
陶酔感→只今発情期
結果
知弦さんに押し倒されました。
「はぁ、はぁぅ…!キーくん、体が、はぁ、あつい…!」

理性で抑えていた性欲が解放され、まるで媚薬を与えられたかのようだ。
くそ!あの魔女め!やってくれる!完璧に意図的だ!
先読みレベルじゃないだろ!予知、もしくは透視レベルだよすでに!
超能力者かあいつは!
ギュッ
「わっ!」
いきなり突然俺のモノを掴んできた!
唐突なモノにへの刺激に、俺はびっくりして硬直した。
さわさわ、と亀頭やら竿やら睾丸やらをランダムに触る。
その、何ともいえぬ快感に、俺のモノはどんどんと屹立していく。
「キーくん、かたくなってる……」
酔ったように一途にモノに刺激を与える。
次第にランダムに触れる手は、上下運動へと変わってくる。
上下に擦るとともに、ギュッと握ったり触れるタッチにしたりと、手慣れた様子でどんどん俺をのし上げていく。
「んく……うあ!ち、ずるさん…!」
更に更にと激しくなってくる。
もう我慢は限界に近かった。
「イって、キー君」
「ふ、うああっ!」
その一言とともに、俺は射精をする。
知弦さんの手にかかっていくのが伝わった。
「あったかい…」
モノから手を離して、精液にまみれた手を口元へ持っていく。
「ちろっ…ぺろ……ちゅ…」
そしてその手を舐める。
目を細めて妖艶に、魅せつけるような舐め方に、俺は魅入ってしまった。
溶けた濃厚なソフトクリームを舐めとるように、精液を舌に付着させ、口内に運んでいく。
至高の光景だった。
「ちろ……はむ……ちゅぽっ………」
最後に指をくわえ、水音をたてて抜く。
精液まみれだった手は、唾液まみれになっていた。
「……ごちそうさま、にゃん♪」
!!!!!
唾液にまみれた手を、招き猫のように丸め、小首を傾げてにっこり微笑み。猫耳はピコピコと可愛らしく動く。
やべえ、叫びたい。
萌えーーーーー!!と大声で叫びたい。

そのあまりの破壊力に、俺は知弦さんに飛びかかるように抱きついた。
もはや理性などはない。
俺は知弦さんに襲いかかった。
「にゃ!?」
ああもう、意図的でもいちいち萌える!
ややびっくりした様子の知弦さんに抱きつく。
「ちょっ、キーく、ひぁん!」
言葉の途中で知弦さんが悲鳴をあげる。
それは俺が知弦さんの猫耳の付け根に息を吹きかけたからだ。
エロゲなどでよく見られる、獣耳っ娘は獣部位が弱い(性的な意味で)のは本当のようで、現に知弦さんは顔を真っ赤にして荒く息をしている。
そのまま優しく乳房を触り、愛撫へと移行する。
「あぅ……」
少しひくんと体と猫耳を震わし、なすがままにされる。
次に、すっとパジャマの中に手を入れ、ブラをしていない裸の乳房に手を密着させた。やや、手が柔肌に沈む。
「ふぁ……」
くすぐったそうに小さく声をあげた。
更にひと揉み、ふた揉み。
「ぅん……やぁ……」
乳首をつまんで、こねる。
至上の柔らかい弾力が手を包み込んだ。
「あ……ぅ……!キーくぅん、もっと、もっとぉ」
俺の手を掴み、快感を求めるように自分の乳房にもっと押さえつける。
乳房はこれでもかというくらいにふにっと潰れ変形し、その弾力が感触として手に伝わってきた。相変わらず柔らけぇ。
「ひにゃ、あ……はぁ、ぅ……や……ぅうん……あ……」
悩ましい艶めかしい声は欲求を更に倍化させる。
本能のおもむくままに、知弦さんに愛撫を加える。
「ひぅ…!ん……もう、だめ…!あっ!!ああ!!」
ひときわ大きく体を震わせ、絶頂に達した。
「……っ!はぁ、はぁ、はぁ………」
焦点が合ってない目とか、口の端からたれたよだれとか、ほんのり火照った肌とか、全てが扇情的で綺麗だった。

「キーくん、きてぇ」
荒い息で四つん這いとなる。
長い黒髪は重力し従い、落ちる。
もう待ちきれないようで、エサを目の前にした猫のように、尻尾を振っている。
「知弦さん、いきます」
ぐっ、ととろとろに蕩けた秘部にモノを押し当て、力を入れていく。
淫らな水音とともに、モノは埋没していく。膣内は、モノを奥へ奥へといざなうように蠢いている。
まるでエスカレーターに乗っているように、するするとモノが入っていく。
「ふっ、あぁ……きた……!」
歓喜の声を上げて悦ぶ。
根元まで入ったところで、ゆっくり引く。
熱く、複雑な膣壁を擦りながらモノが姿を表す。
「あ!いぃっ…!もっと、キーくん!」
自ら腰をくねらし、快楽を求めてくる。
「ふっ、く…!ああっ…!」
そのまま知弦さんの細い腰を掴み、前後運動を続ける。
更にモノは肥大化し、しだいに膣壁を押し広げて可動範囲を広げてく。
「っ!!はぁ!キーくぅん!そこ!もっとぉ!そこすってぇ!」
知弦さんの感じるところに当たったようで、知弦さんの体がぶるっと震え、喘いだ。
後背位の体勢は、あまりやったことがないからか、知弦さんの背を見ながらするのはどこか新鮮だ。

モノを駆使して、もう一度知弦さんの感じるところを探り当てる。
尻尾がぴんとたてられ、俺の腹を柔らかく突く。くすぐったい。
「あぁ、はぁ、キーくん、はやく、はやくおねがい…」
どうやら知弦さんにはじらしプレイと思ったらしく、早く早くとねだってくる。
別にじらしてるわけじゃないが。
「ん、あ!そこ!あぁあ!!」
ようやくいいところに当たったようで、ひときわ大きく喘いだ。
いいところは他よりざらざらしていて、こっちも気持ちいい。そこを重点的に攻める。
「ひっ、あ!んん!だめ、そんなに、したら…!ああぁあ!!!いいぃ!!イくぅ!!」
再び絶頂へと達する。
体重を支えきれなくなったのか、倒れて上半身前面をベットに押し当てる格好となる。それは、尻を突き出すような形だ。
絶頂と共に、膣のしまりが急激に増し、膣ヒダがけいれんしたかのように煽動し、モノを弄ぶ。
猫耳をぴんと張り、尻尾も更にぴんと張る。
尻尾が腹を押しのけて、ちょっと痛い。
挿れる前にも射精したからか、こちらにはまだ余裕があった。
知弦さんが絶頂に達しても、腰を降り続ける。
「ひあ!うごかな、いで!まだイった、ばかりで、あぁ!だめぇ!んんっ……!」
こっちを向いて、制止を呼びかけてくる。
色欲に染まりきった表情は、見ていてより欲情を駆り立てる。
もう、己の獣欲を止められない。
更に更に激しくなっていく。
体を知弦さんの背中に密着させ、後ろから両手をベットと知弦さんの乳房の間に突っ込み、揉みしだく。黒髪によって隠れていた首筋に舌を這わす。甘い体臭とほんのり汗の匂いが混ざった、香りが匂う。

「ゃあ!ああっ!そんな、からたじゅう、んあっ!ぜんぶ、かんじて……ひゃうっ!もう…だめ…!」
あまりの快楽からなのか、知弦さんは麻薬に酔ったようによがり狂う。
俺も次第に限界に近づいていく。
コツンと子宮口に先端が当たった。
「あぁ!!」
そこは、電力のように知弦さんの脳に快楽を流し込む。
「ひぁぅっ!おくに、あぁ!おくにあたって…!ふぁぁ!あ!はぁッ!んんっ!」
二の腕を、お腹を、首筋を、太ももを、愛撫する。
知弦さんはまるで全身が性感帯になったかのように喘いだ。
そのたびに軽い絶頂に達しているのか、膣圧がきゅっきゅっとしまって絡みついてくる。
ヒダがモノを固定するかのように絡みつく、それを外し、擦るたびにまたしまる。
その動作が螺旋のように繰り返される。
「は、あぅ!あっ!もう、だめ、イく!イっちゃうぅぅぅぅッ!!」
背をそらし、また絶頂に達した。
先ほどから味わっているしまりが、更にきつく、まるでワニの口のようにはなさず食いついてくる。
そのしまりにたまらず、俺も射精感が臨界点を超えようとする。

膣内射精の可否を聞いていなかったので、とりあえずはとモノを抜こうとした。
しかし、いつにも増して膣ヒダはモノをくわえこんで、接着剤で張り付いたかのように抜けない。膣ヒダは抜かせず、奥へと深く誘うようにモノを引っ張る。
そしてコツンと、子宮口に当たった。
「ぅあ、く…!」
その軽い感触に臨界点は突破した。
子宮に白濁液を注ぎ込む。
射精の途中に、知弦さんの力はふっと抜け、倒れる。なんとか俺が片手で支えたので、地面とキスは免れた。
射精が終わり、蕩けるような膣内からモノを抜き、知弦さんをそっと床に置いた。
焦点があわず、濁った瞳は征服感を、上気した頬に口の端から垂れる唾液は、何とも言えぬ高揚感を感じた。
知弦さんはそのまま、少ししたら意識が戻った。なかなか戻らないので若干心配し始めていた頃だ。
だが、行為後の疲労からか、すぐに寝てしまった。
俺は後片付けにとりかかった。
そういえば最近俺ばっかやってるようなきがする。まぁ、いいか。
後片付けを終えて、服を着せた知弦さんをお姫様だっこし、ベットへと持っていく。
その後は明日の用意やら何やらを俺は終え、ベットに横になった。
知弦さんはすやすやと寝ている。
ちなみに下着にYシャツしか着せてない。
俺はまた、男のロマンを極めてしまった……ふっ……
「……あれ?」
などとかっこつけていると、知弦さんの頭とお尻あたりに違和感を感じた。
「あ、猫耳と尻尾がない」
すっかり元の知弦さんだった。
良かった、と思う反面少し残念な気もする。それは男なら誰でもわかってくれるだろう。
ま、いっか。
そういえば飛鳥のやつ。覚えておけよ。
っといっても、報復手段がないので(宅配物に手がかりなし)なにもできないが。
ふわぁ……ねむ……

疲労感が眠気を誘う。
俺は誘われるまま、眠りに入った。

……ええ…………………わ……
何か声が聞こえる……声が小さくて聞きづらい。
それにしても……薬……冗談……いわ……まった………ひどいめ……あった……………猫……は副…用なの…………次…薬……キーく…… のませ…………ええ……わかっ……また………
会話が終わり、布擦れの音が聞こえた。
俺はというと……小さく震えていた。
ははっ、何か危険な会話が聞こえた気がするなぁ。
……忘れよう。きれいさっぱり忘れよう。
俺は震えをさとられないように睡眠に入った。
明日には忘れられるようにと信じて。

参考情報

2010/05/05(水) 16:28:33~2010/05/05(水) 16:36:03で11レスで投稿。
ユーリさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで7作品目。


  • 最終更新:2010-07-09 23:32:29

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