一星龍さんの小説13

本文

こんな気持ちいつからだったろう。ただその人を見つめているだけだったのに、ただ一緒の部屋にいて、ただ他愛もない話をして、それをただ毎日のように繰り返していただけなのに。
いつの間にか「そいつ」の事を好きになっていた。・・・ううん、元々から好きだったかもしれない。少なくとも嫌いじゃなかった。でもこの気持ちに気付いたのは最近で、それが誰に対して向けられているのかも最近になってようやく分かった。
本当に、ただ、馬鹿で、スケベで、女誑しで、口ばっかりなのに、それなのに、恋してるって方で好きになっていた。
「はぁ・・・・・」
今日だけで何回ため息をついたのかも分からない。ああもうっ!!何で私があいつなんかの事でこんなに考えなきゃいけないのよ!!もうっ!!
自室のベッドの枕をぼすぼすと叩きながら、ちょっと文句を言ってみたりする。
でも、好きになってしまったものはしょうがない。好きとか嫌いとか、そういうのは頭じゃなくて心で制御するものだから。そう簡単にこの事実は覆らないのは分かってる。
でもだったら、どうすればいいのかも分からない。
「やっぱり・・・・・「告白」かなぁ・・・・・」
そう口にしたら途端に恥ずかしくなってきた。顔が赤くなるのが分かる。
「あぅ・・・・・・」
恥ずかしいけど、その勇気は・・・・・なくはない。決心さえすれば出来なくはない。ただ、問題なのは、それの成功か失敗か。要するに降られるかそうでないかのどっちか。
私らしくないのは、分かっている。私ならもっとこう後先考えずに突っ走っていくのが普通だと自分でも分かっている。でも、なあ・・・・・
ただ、普通のクラスメイトだとか、普通の一対一の繋がりならいいんだけど、私たちは生徒会で繋がれている。あいつの事をマジで好きになっているのは私以外にいるのかどうなのかは分からないけど、外見的に一番遅れをとっているのだとか中身の問題だとか、いろいろ他のメンバーに負けているものが多すぎる。
深夏はいつもクラスでも生徒会でも一緒いるし、運動は何でも万能。皆からも頼りにされている。
真冬ちゃんは、守ってあげたくなるようなオーラがあるし、ずっと尽くしてくれそうな雰囲気もある。趣味があれかもしれないけど、それ位はどうにでもできそう。
知弦は・・・・もう諦めている。スタイルは凄いし、頭も良いし、Sなところがあるけど本当は優しい人だって事も私は知っているし・・・・。同性の私から見ても魅力的なのは百も承知している。
私は・・・・・・はっきり言ってみんなと比べたら誇れるものが何にもない。自分でも他人からでも皆そう言うだろう。私の取り得はこのちまっこい外見とそれにあった思考。今更あの生徒会じゃ、外見なんてみんな似たようなもんなんだしそれはメリットにも武器にもならない。
「むぅ・・・・そう、考えてみたらなんかむかむかしてきた。何で私じゃなくて皆ばっかりに良い所がしわ寄せされるんだか・・・」
私にだって少しは良い所があってもいいのに・・・。生徒会長って肩書きが会っても今は何にも役に立たない。
あんなにより取り見取りなんだからわざわざその中から私を選ぶなんて・・・・・まずないんだろうなぁ・・・・あいつがハーレムハーレム言っているのは所詮私が生徒会に選ばれたから言っているだけ。他の人が選ばれて、私がいなかったら、それはそれで世界は続く。
「ああぁ~!!!もう!!なんで毎度毎度夜になるとあんな奴の事をこんなに真剣に考えなきゃいけないのよもうっ!!!」
本当にご機嫌斜めになってきた!!もう!寝る!!

翌日
「アカちゃん。どうしたの?最近機嫌悪そうだけど・・・・」
相変わらずこの親友は私の心の中を覗き放題だった。いつもと変わらないようにすごしていたのになぁ・・・・。
「どうもしないよ。っていうかそんなに不機嫌そうだったの、私は?」
「うん・・・どうかしてそうなのは分かったけど、不機嫌かどうかは当てずっぽうよ。」
また、この人は・・・・・・・。
「それで、ホントにどうかしたのアカちゃん?最近はいつにも増して変なんだけど・・・・」
「どーいう意味よっ!?」
「そのままの意味よ?」
「ひどいよっ、知弦!いつも変みたいな言い方して!!」
「だって・・・・・そうでしょ?」
「変じゃないもん!私、変じゃないもん!!」
「ああ、可愛い・・・・♪」
「ちょっ!?知弦!?やめっ!・・・にゃっ!?」
知弦がいつものように私に戯れてくる。元気のない私にいつもどおり接してくれてるみたいだけど正直これはやめて頂きたい。
「ふぅ・・・・・(ツヤツヤ)」
「はぁはぁ・・・・・」
というか、これ完全に知弦が楽しんでいるんじゃないの?私の事なんて完全に無視で自分オンリーで考えてないのかな?これ。
「でも、アカちゃん。本当に困っていたら、相談してね。出来る限りは手助けするから。」
「・・・・うん・・・・」
その言葉は私にとって何よりも助かる言葉だけど、今はどうしても無理。
だってこれは私の問題だから。それに、知弦にこの事を相談したら負けかなって思っているし・・・・

「はぁ・・・・」
生徒会室でまたため息をついてた。
「会長、どうしたんですか?元気ないなら購買で買ったパンをあげますけど・・・・」
「そんなに私は餌付けされるような人じゃないよっ!!」
全く、杉崎は私の事をなんだと思っているのよ・・・・・
「そうですか、残念です。せっかく購買の超人気商品『アップルマンゴークリームパン』を手に入れたというのに・・・・」
「えっ!?なっ!?ホントだっ!!」
杉崎の手に握られていたのはほんとに『アップルマンゴー以下略』だった。
【説明しよう!!!『アップルマンゴークリームパン』とは・・・・詳しくはバン○ーブレード9巻を読めっ!!!説明終了!!】
「欲しいですか?」
「はむはむ・・・・」
「ってもう盗ってる!?」
「はむはむはむはむ・・・・・」
「嗚呼、可愛い・・・・・♪」
知弦が私の上に乗っかっているけど、今はこの『アップルマンゴークリームパン』が美味しいから無視!!はむはむはむはむはむはむはむはむ・・・・・
「ハムスターに餌付けをする、二人の飼い主みたいな感じだな・・・・。」
「ああぁ~・・・そうですね・・・・。」
「失礼ね。餌付けしなくても私はもともとアカちゃんの飼い主よ?」
「はむはむはむはむはむ・・・・・・」
「おおっ!会長さんが今の台詞に対して、なんも突っ込みを入れないとは・・・・」
「それほどに美味しいんですね・・・・『アップルマンゴークリームパン』」
「はむはむ・・・・ごくん。ふぅ・・・・美味しかった。」
流石、『アップルマンゴークリームパン』。冷めてももちもちしたふっくらパンにアップルマンゴーカスタード。中もバニラビーンズ入りのぎっしりマンゴー入りカスタード。
「あっ!そうだ知弦!!私は別に知弦のペットじゃないからねっ!!」
「今更それに突っ込みますか!?」
「全く・・・・・・ふ・・・ぁ・・・・」
ちょっとお腹いっぱいになったから思わずあくびしてしまった。
それを見ていたのか、杉崎と知弦がニヤニヤ笑っていた。
「な、何よっ!?二人してニヤニヤして!?」
「別になんでもないですよ~?」
「アカちゃん。もしかして眠くなってる?」
「そ、そんな訳・・・・ふ・・・・ぁ・・・・」
ニヤニヤとまた笑ってくる二人。
「違うもん!私、ふやっ!?」
「はいはい、無理しないの。」
知弦が私の事をぎゅっと抱きしめてくる。ただ・・・・それだけなのに・・・・眠く・・・ねむ・・・くぅ・・・・くぅ・・・・・

「知弦さんはなんか眠りの魔法でも持っているんですか?」
俺はそれについて結構真面目に疑問に思っていた。確かに知弦さんにギュッとしてもらったら、癒されるだろうけど、あんなに百発百中だと正直魔法でも持っているのかと思う。
「やーねー、キー君。別に魔法なんかじゃないわよ。」
「じゃあ、なんなんですか?」
「眠った相手を地下牢に運び込み、まずは○○○○を****してその後××××を▲▲▲▲してその他諸々のために身に着けたSSランクスキルよ?」
「「「この人、極悪人だ(です)―――――っ!!!!!!!」」」
「あら、いやだ。そんな事ないわよ。キー君だって眠った相手の○○○○を****してその後××××を▲▲▲▲したいでしょ?」
「いやいやいやいや、俺はそっち方面の18禁はご勘弁です。」
「そう、つまらないわね・・・。」
「つまらないの一言で片付けないでくださいよ・・・・。」
「っていうか知弦さんのつまるつまらないはどこで分けられるんだよ・・・・」
「そうね・・・ぴぴるぴぴるぴ言っている天使が現れてからの主人公位の刺激がないと楽しいとは言えないわね。」
「そんなに血しぶきドクドク浴びたいんですか!?」
「・・・・・割と?」
「「「やっぱこの人極悪人だ(です)――――――っ!!!!!!!」」」
「もしくはながされて、ある島に着いた14歳男子が女性のエロティックな所を見ると鼻血が出る特技並みに血液が欲しいわね。」
「貴女実は人じゃないでしょう!?吸血鬼でしょ絶対に!!!」
「そんなに血を欲しがる吸血鬼なんてヴァン○イア騎士にもそうそういませんよ!!」
「ギュ○ティには居るんじゃないかしら?」
「いません!!皆多少病んでますけどなんだかんだで要様のおかげでナイトクラスは何とか―――――。」
「ちょっ!!ストップ―――――!!!それ以上は著作権的に駄目――――!!!!」
「相変わらずこの生徒会は全力全快にぶっ飛んでるな・・・・」
「ちょっと待て、深夏。自分だけ常識人を装ってもダメだぞ?」
「いや、あたしかなり常識人だが・・・・・」
「ぬかせ!!!どうせ他のエロ小説では深夏ルートが・・・!!」
「ちょっ・・・・お~い・・・・妄想と現実を見間違える奴ほどきもくてうぜえやつはいないぞ~。」
「いや、もしかしたら他の空間平面上では俺と深夏のラブんラブんな・・・・・。」
「まあたられば話をしても意味はないわよ?キー君。」
「ううっ・・・あるんだもん。」
「うわっキメェッ!!」
「しくしくしくしくしくしく・・・・・」
「泣いてもどうにもならない事がこの世にはいくつもあるんですよ?先輩。」
「真冬ちゃん。その慰めはグッサリと突き刺さるよ。」
「さて、キー君はどうせそのうち復活するから放っておくとして。」
「いやいやいやいや。その投げやりな態度はどうなんですか。」
「そういえば、天気予報で今日ばっちりここにゲリラ豪雨が降ってくるって聞きましたよ。」
「大丈夫だ真冬。そのときは鍵が、覇○色の覇気を使って一瞬で晴天に――――。」
「出来ねえよ。何を期待してるんだよ。」
「とはいえ、キー君と喋っていたら雨が降ってびしょぬれになるのも癪だし見っとも無いわね。帰りましょうか?」
「うわーい、癪とかいわれたぁ(泣)」
「でも、いいのか知弦さん?」
「?何が?」
「鍵と会長さんを二人っきりにして。」
「大丈夫よ。キー君は日ごろハーレムだなんだ言っているけど、実際はチキンだから。」
「「ああ~」」
「何その納得のされ方!?」
「じゃあさよならです。先輩。」
「ええっマジで帰っちゃうの!?」
「また明日な~。」
「ごきげんよう~。」
「知弦さんごきげんようとか言うキャラじゃないでしょう!!」
そして知弦さんがドアを出て俺と会長を残したまま、皆帰ってしまった。くそう皆ハーレムの自覚がないぞぅ!!
・・・・・・・・・・一人でこんなこと言ってるのも悲しくなってきた。会長が寝ている間、いつものように雑務でもやってよう・・・・。
俺は雑務鞄からいろいろ出し、雑務に励んだ。

「んにゃ・・・すぅ・・・・すぅ・・・・・」
隣で何かとんとんという音が聞こえた。たとえるなら、書類を机かなんかで叩いてそろえた音。っていうかまんまその音。
その音が聞こえて私は夢の世界から帰ってきた。
「んにゃ・・・・・はれ・・・?」
「あ、会長起きましたか。そろそろ起こそうと思っていたんですよ。」
何で杉崎が・・・・いや、ここは生徒会室だから当たり前か。ならなんで皆がいないのかな?
「・・・すぎさきぃ・・・・みんなはぁ・・・・・?」
杉崎が一瞬よろけた気がしたけどすぐに直って、
「皆ならもう帰っちゃいましたよ?」
「ふ~ん・・・・・くぁ・・・・・・」
という事は今杉崎と二人きりなんだぁ・・・・ん?・・・・・待って・・・・それってつまり・・・・・・
「キャアアアアアアッ!!!!襲われるぅっ!!!!」
「いきなり人聞きの悪いことを言わないで下さい!!」
だって瞬間的にそう思ったんだもん・・・・・
「そんな事言ってないで、もうそとだと雨がポツポツ降っているんですから、帰りましょう。」
「え、杉崎と一緒に?」
「何でこうみんな俺と一緒にいることを嫌がるかなぁっ!!」
杉崎が机をバンと叩く。な、なんで・・・・・?
「い、いや別に嫌とか言ってないけど・・・・・・」
「良いんですよ会長。別に気を使わなくても。もう俺は誰にも好かれちゃいけないと思い始めてきましたから・・・・・はっはっはっはっは。」
ああっ杉崎が壊れ始めてる!ど、どうしよう!?このテンションのまま帰らせたらひどい事になりそう!
「お、落ち着いて杉崎!!別に皆がみんな貴方の事嫌ってるわけじゃないわっ!!」
「例えば誰ですか?」
「え・・・・えと・・・その・・・り・・・林檎ちゃんとか!」
「最終的にはひどい結末になりましたけど・・・・・・」
ああっさらに傷を深く!!
「げ、元気出して杉崎!!だ、大丈夫!!少なくとも私は生徒会のみんなの中では杉崎の事を一番嫌ってないから!!」
「そこは嘘でも好きだからって言いましょうよぉぉぉぉっ!!!!!」
だってそう言ったら絶対に調子に乗るだろうし・・・・それに・・・・・その・・・・・。
「はははは・・・もういいです。カエリマス。」
「ああ!!ついに片言に!!!」
ふらふらと彷徨いながら杉崎は帰っていってしまった。

「あぁあぁああぁあああぁあぁ~~~~~~っ!!!!!!!!!私のばかぁぁぁあぁあぁあああぁあぁぁぁっ!!!!!!」
ベッドの上でゴロゴロゴロゴロ転がる。
「いいチャンスだったのにぃ~・・・・・。」
起きたときに杉崎がいて他の皆がいないというのはいいチャンスだったから、『告白』をしようと思った。だけど肝心の杉崎があの調子だからそんな隙がなかった・・・・・。
言えない私が悪いのか、分かってくれない杉崎が悪いのか・・・・・。
「ああっ!!もう杉崎の大馬鹿ぁっ!!!!」
この一週間でもう何回言ったことだろう?気持ちが伝わらないって言うのがこんなにももどかしいとは思わなかった。こんなのがずっと続く位なら・・・・・・・・・・・・・・・・告白?
(ボッ!!!)
顔が猛烈に赤くなるのが凄く分かる。それも、それなりに恥ずかしいよう・・・・・。
だけど、だけども!!私は壁陽学園の生徒会長だから、砕けてでも当たりに行くのよ!!





もし砕けたら・・・・・死のう・・・・。

翌日
生徒会室には今俺と会長しかいない。椎名姉妹は親戚の葬式で、知弦さんは昨日の雨にやられて風邪をひいたらしい。それで二人きりなのだが・・・・・会話がない。いくら二人だけとはいえ俺のハーレム(今は一人しかいないが)にこんな空気は不必要だ。だが・・・・・この気まずい空気を無視できるほど俺は無神経ではない。むしろ、林檎とかの一件以来こんな空気になると人のことを気にしてしまう俺にとって今のこの状況は正直居辛い。こうなると相手が話さないと俺も動けない。と思ったら会長が意を決した表情で俺を見てきた。
「す、す、杉さひっ!!(←かんだ)」
「は、はいっ!!」
な、何だ。何が起こるんだ?
「だ、でゃ、だいっ・・・・大事な話があるのっ!!!」
「な、ナンデスカ、その話っていうのは?」
「え、えと・・・・・その・・・・あの・・・・」
なんか会長がそわそわしてる。かわええ。
「ぁ、のっ!わ、わてゃひはっ!!す・・・す・・・・すっ、ぅいっすぅ~~~」
すいません会長。噛み過ぎで何が言いたいのか分かりません。口に出したら水をささないとか言われるから、言わないけど。あと今の呼吸法はなんですか?
「わ、私は・・・・・・・・・・・・~~~~~~す、杉崎の事が、す、好きですっ!!!!」









今何て言った?リフレインしてみよう。
『わ、私は・・・・・・・・・・・・~~~~~~す、杉崎の事が、す、好きですっ!!!!』
ふむふむ、つまり俺は、会長に告白、され・・・・・た!?なにそれ!?何てエロゲ!?
会長は会長で言い切った~って感じの顔だし、俺は何?どうすればいいの?素直に嬉しいけど何?どゆこと?ち・・・知恵熱が出そう・・・・。
「あの・・・そ、それで・・・す、杉崎は・・・その・・・あの・・・・。」
「え、あの・・・えと・・・。」
双方共に戸惑いを隠せない。
「あの、杉崎は・・・・わ、私のこと・・・・好き?」
「それはその・・・・・。」
それはもちろん好きに決まっている。会長に告白されて嬉しくないやつはこの世にはいないだろう。人間なら。だけど、あまりにも嬉しすぎて言葉が出ない。というか喋る余裕がない。
会長は何か感じ取ったのか、
「ご、ごめん、やっぱり今のなし!!」
「へ・・・・?いや、な、なんでですか?」
「だ、だってそこで言いよどむから、私の子とすきジャにと思って・・・それはそうだよね。杉崎だって、わたしじゃなくて頭のいい知弦とかスポーツが出来る深夏とか可愛い真冬ちゃんの方が・・・・いいよね。」
会長の目じりに涙がうっすらとたまる。俺はそれを見て胸の中に何か、何かしなくてはいけない気がして、俺は会長の手をとった。
「そんな事はありません。会長は他の皆よりも何倍も魅力的な女性です。」
「で、でも・・・・。」
「それに会長。会長が俺を前に向かせて、前に進めるように後押ししてくれた人なんですよ?会長の事は誰よりも好きに決まってるじゃないですか。それに言ったはずです。杉崎鍵は桜野くりむを愛しているって。」
会長の顔がどんどんと崩れていく。目に涙が溜まって既にぽろぽろと涙が出ている。
「ほん・・・とに・・・私・・なんかで・・ひっく・・・いい・・・の?私なんて・・・うっ、ひくっ・・・皆に比べたら・・・・」
「会長は会長です。他の人とは違います。俺は他の人とは違うてお子様で図々しいけど、優しくて実は頼りがいがある会長を愛しています。」
相違って俺は会長を優しく壊れないように抱きしめる。
「うぐっ・・・うっ・・・・ひっく・・・・・す、すぎさ、きぃ・・・・・わたしも・・・杉崎の・・・こと、愛してる・・・っ!!」
俺と会長はどちらとも泣く唇を差し出し、触れ合わせた。ファーストキスはレモンの味なんかではなく、しょっぱい涙の味だった。



「す・・・・・杉崎・・・・や、やっぱりこういうのは、その・・・えと、学校とかじゃなくて・・・・。」
「会長が俺の好きなことをしてもいいって言ったんじゃないですか。」
「そ、そうだけど・・・・あの・・・・。」
「大丈夫です、会長。優しくしますから。」
「え・・・?あ・・・うん・・・・。」
俺は会長の唇ともう一度触れ合わせる。今度はさっきのように触れるだけでなく、舌を口の中に入れ中を舐め回す。
「んっ・・・・ふぅんっ・・・・ちゅっ・・・ちゅるっ。」
俺はそのまま会長の制服をはだけさせる。会長は驚いて一瞬ものすごく真っ赤になっていたが、特に抵抗はせずそのままさせてくれた。ブラウスのボタンを一つ一つ取り下着をあらわにする。会長がつけていた下着は中学生がつけているような子供っぽいスポーツブラだが、会長にはとても似合っていた。
俺は会長の胸を撫でるように障る。残念ながら揉めるほどあるわけではない。しかし完全にないわけでもないから撫でる事ぐらいはできる。
「ふあっ・・・・・んっ・・・ぁっ・・・・・」
会長の心臓の鼓動がちゃんと伝わってきて会長が少なからず緊張しているのが分かった。
「んっ・・・・杉崎・・・・これなんかへんだよぅ・・・ひあっ・・・・あっ・・・・やっ、くぅっ」
「変って何がですか?」
「頭の、中がポーッとして、胸の中が熱くなって、もやもやしてきて・・・・」
貧乳のほうが感じやすいという俗説を聞いた事があるがそれは案外外れてないらしい。
「じゃあ・・・・こういうのはどうですか?」
俺は会長の胸を直接触り、乳首を摘む。
「ひゃっ!・・・・んっ・・・・・そんな・・・これ、さっきより・・・もっと・・・ふあっ、変に感じて・・・・んんぅっ」
会長の顔が少しずつ紅潮する。俺はそうやって悶えている隙に会長の秘部に手を近づける。
ちゅくっとした濡れた感触が手に感じた。
「ひゃぅんっ!!す、すぎさき、そんなとこっ、ああんっ!」
ちょっと撫でただけなのにこの感度。指を入れたり、最後までしたりしたらどうなるだろうか。
俺はその好奇心に駆られ指を一本入れ少し動かす。
「ひゃあぁっ!!、杉崎、っ・・・・ひあっ!!これ、あっ・・・あっ!!!」
「そっちばっかりに気が向いてたら駄目ですよ。」
そういって俺は乳首も攻めたてる。
「やっ!!杉崎!!あっ!こっれぇ!!・・・なんかっ来て!!これっやっ!!とぶっ!!とんじゃうぅぅぅぅっ!!!!」
プシャァァァァという音とともに会長はイッた。
「はぁ・・・・はぁ・・・・んっ・・・・」
「会長、どうでしたか?気持ちよかったですか?」
「バ、バカッ・・・・・そんな事、聞かないで、よ・・・・」
「あ、それと会長。」
「な・・・・・なに?」
「もうちょっとやばそうなんですけど・・・・いいですか?」
「ふえっ?・・・・え、その・・・・い、いいよ?」
多分何の意味だか分かってないだろう。だが教えない。大人になるという事は未知の連続なのだ!
「じゃあ・・・入れさせてもらいます。」
俺はズボンのジッパーを下げ自分の分身を出し、会長の秘部と軽く触れ合わせる。
「ええっ!?ちょっ、杉崎!何して・・・」
「会長は俺と繋がりたくないんですか?」
「へっ?・・・・そ、そんな事はないけど・・・・。」
「じゃあ、入れてもいいですよね?」
「・・・・ずるいよ。そんな事言うなんて・・・・・。」
会長は目を逸らしてそう言った。
「でも・・・・いいよ。来て、杉崎。」
「・・・・・はい、わかりました。」

俺は会長のそこに自分の物を当てて一気に中に入れた。
「あっ!!んっ!!いっ、いたっ・・・・!!」
ぷちっとした何かが裂ける感触が伝わってきた。そして結合部から一筋の血が流れてきた。
「うあっ・・・・んっ・・・痛い、よぉ・・・・」
会長は大粒の涙を何滴か流す。
「す、すいません会長。痛いですか?」
「痛いよ・・・痛いけど・・・・それよりも杉崎と・・・・・繋がって、いられることが・・・嬉しいからっ・・・・痛いのも我慢できるっ、よ?んっ、はぁっ!」
「じゃあ、動いてもいいですか?会長。」
「うんっ・・・・いいよ、動いて・・・・。」
そういって会長は笑った。
「じゃあ・・・いきます。」
俺は腰を動かし、会長の中を擦りつける。
「んあっ、なにっこれっ!うあん!いいっ!!これっ気持ちいいよぉっ!!!ふあああっ!!」
会長が再び悶え始め、動くたびにキュッとしまってくる。
「ふあぁぁぁっっ!!だっ・・・めぇっ!!すぎさきっ・・・!!わた、しっ、おかしくなっちゃうぅぅぅ!!」
ズチュッ、ズチュッ、ズチュッと部屋に水音が響き渡る。
「会長っ!俺もそろそろ出そうですっ!!」
「んあっ!!杉崎っ!!んあっ!!いい、よっ!!出して!、杉崎の、欲しいからっ!」
「うあ・・・・・っ、で、出る!!!!」
「うあっ!!すぎさきぃっ!!んあっ!!ふあああああああああああああああああぁぁぁぁ!!!!!」

「ほらっ!杉崎っ、そこもふいてっ!!」
「は、はいっ!!」
俺は今会長とのあれそれの事後処理中。流石に生徒会室でそんな事していたという事がばれたら大変だからな。
愛液とか白濁したものとか出したまま帰ったら間違いなく危ない。だから床拭き中心に掃除している。(会長は股間がひりひりと痛いらしく動けない)
「お、終わりました会長!!」
「はやっ!!しかもちゃんと綺麗だっ!!」
「どうですか、驚きましたか?」
「ま、まぁ・・・・少し・・・・・。」
「じゃあ帰りましょうか?歩けますか、会長?」
「歩けない・・・と思う。」
「じゃあ・・・・おぶって送りますから。はい、乗ってください。」
「なっ!?私はそんな子供じゃないよ!!」
「でも、それじゃあ帰れませんよ?」
「そ、そうだけど・・・・・。」
「っていうかつべこべ言わずに乗ってください。」
俺は強制的に会長をおぶる。
「キャッ、ちょっ、杉崎!」
「はいじゃあ帰りましょ~。」
「誰か~!!さ~ら~わ~れ~る~。」
「物騒なこといわないで下さい!!」
END

参考情報

前編(中線まで)は2009/09/07(月) 00:55:30~2009/09/07(月) 00:57:14で7レスで投稿。
後編(中線から)は2009/09/12(土) 03:37:43~2009/09/12(土) 03:37:57で2レスで投稿。
一星龍さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの13作品目。


  • 最終更新:2010-07-04 17:23:10

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