一星龍さんの小説21

本文

学園祭は無事終わった。
それはつまり深夏と付き合い始め、初めて学校に行く日がきた。と言うことだ。
今までは何も感じなかった通学路もなんだか輝いて見える。
ゴミ捨て場に餌を求めるカラスがウザくて仕方なかったが今では何故かのどかに見守る事が出来る。・・・・それはないか。
それもこれもおそらく深夏と付き合っているという優越感からだと思う。
それほどに清清しい気分だった。
心が弾み意味もなくにやけてしまいそうだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・追記すると今朝までは。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・
「杉崎君っ!!」
「ちょっと杉崎!!」
何故俺は朝っぱらからクラスメイト(最初は中目黒、後は巡)に胸倉掴まれているのだろう。(無論巡がしている。)
「お、おはよう。二人とも・・・・えーと・・・・どうした?」
「どうした?じゃないわよ―――――っ!!!」
何か逆ギレされた。
「そうだよ杉崎君そんな事はどうでもいいんだよ!」
「えーと・・・とりあえず落ち着いてもらえる?そのあとに俺を下ろしてもらえますか?」
何故か最後は敬語。
「「却下!!!」」
「・・・・・・・。」
何か、悪いことしたのかな俺・・・・。
「杉崎!!深夏とは何にもなかったって本当!?本当よね!!?」
二人の肩越しに隣を見る。
・・・・・・深夏が真っ赤になって俯いていた。
この時点で大体の内容を把握した。
まあ、今までの深夏の事を考えるに、鼻歌でも歌っていたのだろう。(俺と付き合う事に喜びやらなにやら感じて。)そして巡がそれを質問し言いよどんだ深夏は質問攻め、そして俺に矛先が向かっている。というところか・・・。
まあ俺も朝は確かにかなり機嫌がよかったから理解できないわけではない。
深夏は懸命に話を逸らしはしたが疲れ果て尚且つ恥ずかしさで戦闘不能ということか。
「杉崎君はぜーったい僕と気持ちを通わせ会っているはずなのに、あの深夏さんの反応を見たらなんだか不安になってくるじゃないか!!」
「知るか!!!ていうか何が気持ちを通わせあってるだ!!お前とんなことした覚えはねえ!!」
「杉崎!!!ほんとに、ほんとの本当に深夏とは何もなってないのよね!!!?」
「んー・・・・・・・・・・・・あー。」
ちらりと深夏のほうを見る。
『そういって!!まだ、あたしの心の準備が!!』
と深夏の目が俺にそう必死に訴えかけていた。
こう見えても俺は深夏よりポーカーフェイスには自信があるので、まあそれとなくはぐらかすか。
それとなくばれた方が今後の影響にもよさそうだし、表立って言うほどでもないしな。
「当たり前だろ。俺は深夏とは何もなってない。」
ごくごく普通に言う。
『そうそうそう!』と深夏も無効で頷いている。
よしこの調子で・・・。
「深夏とはただの『友達』なんだから。」
「ともだ・・・っっ!!」
・・・・・そこで深夏がいきなりガギーンとかたまった。
「ん?」
「ともだ・・・・ち・・・・・。」
「どこの友○党のまわし者よ。」と巡が突っ込むのも聞かずに落ち込んでいる。
がっくぅ・・・・・。
「み、深夏さん?」
「トイレ・・・・行ってくる・・・・。」
『・・・・・・・・・。』
めちゃくちゃ肩を落としてトボトボと歩いていってしまった。
ひょっとして俺の言った『友達』というワードにダメージを受けた?
「こんな事だったら守を風邪がなんだろうと連れてくるべきだったわね。」
巡がそう呟いていた。


・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
「ほらー授業だ席につけー。」
真儀留先生がそう言う。
「学園祭(笑)終わって気のぬけた野朗は・・・・ヘタレ超能力だけだな?」
出席簿を見て出席を確認する。
「ん?椎名(姉)はどうした?」
深夏は授業になっても帰ってこなかった。
「・・・・・・。」
じ、自分が内緒って言い出したのに!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「そ、そうだよな・・・・ごめん・・・。」
「いや・・・ま、いいんだけどさ(見てるこっちは楽しいし)。」
1限の終了後の休み時間。
しょぼんとした深夏に再確認する俺。
「も、も一回チャレンジ。」
「・・・・素直に言った方がいい気が・・・。」
「だ、駄目に決まってるだろ!万が一に新聞部にばれたら何を書かれるか・・・・・・。」
確かに新聞部はこれまでも熱愛発覚を10組ほど報道していたが・・・・それほど酷い事は書いてなかった記憶がある。まあ、書かれるにしても俺のことを酷く書かれるだけだろうし。
「と、とりあえず巡達に言ってくる。」
まあ深夏がそう言うなら付いていくが・・・。どうしてだろう?失敗の図しか見えない。
「あ、深夏戻ってきた。」
教室に戻ったら何か守が来ていた。
「お前、風邪は大丈夫なのか?」
「・・・・姉貴に呼び出されて強制的に出てこられただけだ・・・。ズズッ・・・・。」
気の毒だ。
「さあ、守。あんたの超能力で深夏の心を読みなさい!!」
「ごめん、風邪だから成功率が0.7%を下回ってるのと激しく疲れるからむ・・・はっくしょん!!」
何故そんな0,7なんて半端な数字が出てくるのか是非聞きたい。
「・・・けっ・・・いざという時に使えないわね。もういいわ、帰れ。」
「お前呼び出しといてそのいい様はなんだ!!」
二人がいつものように言い争いの空気になる。
それを制するかのように深夏が
「皆聞いて!!」
中目黒と宇宙姉妹にそういう。
三人どころかクラス皆がそろって身を乗り出す。
・・・・なんかクラス中の視線を集めてるのだが・・・・まあいっか。
『な、なんでもない話の続きー?』
「なんだそりゃ?」
クラスの誰かが言った台詞に守が疑問符を浮かべる。
「そ、そうだ。」
「いいか?あたしと鍵には別に何にもないんだ。」
『それは今朝も聞いたけど・・・・。』
「黙れ。」
巡がなんかを狩る目で見ている。
『嘘くさいなぁ・・・・。』
『というかステディな関係に。』
クラスの皆がヒソヒソ話し始める。
「だ、だから本当に何にもなくて・・・・っ!!」
あからさまに顔が真っ赤だがそれでも必死にそういう深夏。
・・・・・・・・・・・・よっぽどバレたくないんだなぁ。
・・・・・・だがここで問題発生。
「鍵、なんて・・・ただの・・・・・・ただの。」
「た、ただの。」
「ただの・・・とも・・とも、だっ・・・」
『・・・・・・・・。』
クラス中が静まる。
「・・・・・・っ」
その中で深夏は何か一人じわぁぁ・・・と目じりに涙が浮かんでいる。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
いやな予感がめっちゃする・・・・。
「ばかぁ!!!!鍵のこと好きで好きで仕方ないんだからぁっ!!!!」
結局ものの見事にクラスの皆に大自爆。
クラスがわああ―――と湧き上がる。

うん!!まあこのオチは予想できたけどね!!


放課後。
早くも掲示板には、新聞が張られている。
それは学園祭関連ではない。
無論今朝のこと・・・・大自爆のことだった。
なんでもリリシアさんが機能わざわざまとめてきた学園祭の記事を破り捨てて二時間目から今の今まで執筆していたらしい。ご苦労様だと心よりこめて言いたい。
「・・・・・・・・・・ごめん。」
「いや・・・いいんだけどね・・・。」
何か新聞には俺が深夏のことを『強姦』とか『手篭め』とか『レイプ』したとか書いているが・・・・まあ新聞部・・・・・・・というかリリシアさんならこれくらいはやるだろうと思っていた為ダメージは少ない。
だが、深夏はそうはいかないらしい。
別に俺はなんともないと言っているのにもかかわらず、誹謗中傷された俺のことを心配してくれてるらしい。
今にも深夏は俺を傷つけたこと(全く掠り傷にもなっていないのだが。って言うかこんな事を書かれても傷一つ付かない俺自身に傷ついている)を悔やんで腹を切るとでも言いそうな顔をしている。
そして、生徒会室のドアの前に立っているのだが、深夏は前に進もうとしない。
「・・・・・・・・入らないのか?」
「・・・・・・・・入りたくない・・。」
どうやらこれは重症だ。よっぽど恥ずかしかっただろうな・・・・本人は。
入りたくない深夏をよそに俺がドアの前に立っていると・・・・。
「な、何やってるの・・・?」
会長が後ろから声をかけてきた。
深夏がビクンと反応し、後ろに下がる・・・・がドアに頭をぶつける。
「・・・・・っ!!」
「い、いやそんな怖がられてもリアクションとり辛いんだけど・・・・。」
「フ、フ――――ッ!!!」
威嚇している・・・・・・・。会長相手に、威嚇している・・・・・。
てか猫か。お前は。
「す、杉崎!きょ、今日の深夏怖いよ!どうしたの!?これ一体どうしたの!?」
「・・・・・・・・・会長は新聞読んでないんですか?」
「へ・・・新聞って・・・新聞部の?何で?」
「あー・・・じゃあそれは後で見せますんで、今は深夏を押すなり引くなりして生徒会室入れてください。そしたら大人しくなりますから。」
恥ずかしさ、というのはもう言わなくてもわかる。
「う、うん・・・。分かったけど・・・・。」
「わっ!?ちょ・・二人とも引っ張るなっ!!入りたくないって言ってるだろ!鍵!」
「何でよ!?」
俺ではなく会長が突っ込む。
「な、なんでって・・・・。」
そこで深夏が怯んだ隙に生徒会室の中に入れた。


「それで・・・えーと、学園祭の日から俺たち、付き合ってます。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ます。」
会長、知弦さん、真冬ちゃんがいる中俺はそう告白した。
「へー。」
「そうですか。」
リアクションをとったのは二人だけ。知弦さんと真冬ちゃんだ。この二人はあらかじめ新聞部のを読んだから今更告げるまでもないだろう。(会長は只今新聞を黙読中。)
「まあ・・・・学園祭の準備をしている時から深夏がそれっぽい態度をしてたから、いずれそうなるとは思ってたけど・・・・・本当にそうなるとそれはそれで違和感ありまくりね・・・・・。」
「お姉ちゃんが今朝、滅多に鏡とかブラシとか使わないのに使っていたのはそういう理由だったんですね・・・・。納得しました。」
「それにしても・・・なんで隠してたのよ・・・・?」
知弦さんが深夏にそう聞く。
「・・・・だって・・・・・・恥ずかしくて・・・。」
「キー君なんていう、愚かな生物と愛を誓ってしまった自分が?」
「ちょっ!?ええ!?愚かな生物ですか俺!?」
「違くて!!その・・・好きだって気付いたら・・・・鍵の事が好きで好きで仕方なくて・・・・っ!!」
深夏はそう言ったら羞恥だか何だかで非常に縮こまってしまっている。
「・・・・・・・・・・(汗)。」
「お姉ちゃんが・・・・・・・・・恋する女の子になってます・・・・・・・。」
「何か・・・・・・・・・・・・・・・・・別人ね。思いっきり・・・・・。」
どうやら深夏はかなりの重症だ。理性を保ってないらしい。だからあんな恥ずかしいセリフが吐けるんだろうけど・・・・・。
そして新聞を読み終えた会長もそれを聴いて固まっている。
「み、深夏が・・・・・・・・・あの深夏が・・・・・・・・・・落ちてたキノコでも食べたの?別にスーパー深夏になってジャンプ力が上がるわけじゃないんだよ?」
「な、なんでそうなるんだよ・・・・。」
「気持ちはよく分かります。会長。」
「何でそこで鍵が同意するんだよ!?」
深夏が俺の方に乗り出す。
「いやだって俺自身。お前がここまでデレるとは思わなかったし・・・。」
「し、仕方ないだろ!!その・・・・・鍵の事好きなんだから・・・・っ!!」
「っ・・・・・・・・・・。」
何か、改めてマジで言われると異様に照れる。って言うかなんで深夏はこんな恥ずかしいこと言えんの?
「・・・・・あー、ここで惚気られても困るんだけど・・・・・。」
「惚気てるわけじゃっ・・・・!!」
惚気と自覚しているのかしてないのか。深夏は顔を真っ赤にして俯いている。恥ずかしいなら言わなきゃいいのに、と心底思う。
「ねぇねぇ、知弦・・・あの二人のこと見てると・・・・なんだか凄くイラつくんだけど・・・・!」
「あら、奇遇ねアカちゃん。私もよ。」
「え、二人とも嫉妬ですか?いや~嬉しいなぁ・・・。」
「ここぞとばかりに、イチャつかれるとこっちまでウザく感じるのよね。むしろ嫉妬言うより・・・・・・・・邪魔?」
「いや、なんかそれを言われるときついんですが・・・・・。」
「真冬は別にお姉ちゃんと付き合うのはどうでもいいんですけど、これで完全にBLフラグはなくなったなぁと思い傷心中です。」
「うん、いまだそれを諦めてないと思ってたけどこれで俺のBLフラグがなくなって俺は安心中だよ。」
「中目黒先輩が・・・・可愛そうだと思わないんですか!!」
「思うか!!思っていたとしてもどうしろと!!?」
「・・・・二股ですね。」
「俺に茨の道を進めと!!!?」
「毒を喰らわば皿までです!!」
「事前に衛生管理する事が大切だと思います!!」


って言うか男と女に二股掛けるって、俺どんな人間だよ。
そう、自分に対する見解を深めていたら袖を握られていた事に気付く。
「そんな事・・・・絶対にするなよ・・・・・・・・。」
「は?・・・・そんな事って?」
「だからその・・・・・・・・・・浮気とか、二股とか・・・・・・。」
「あー・・・・・・ちなみにした場合は・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・鍵を殺してあたしも死ぬ。」
それはとんでもないスク○ズルートですね。
「まあ、でも、キー君の事だからほんとにそのうち刺されるんじゃないかとつくづく思うわ。」
知弦さんが手をグリグリッとナイフで刺す真似をする。
「とりあえず、そうならないよう、頑張ります。」
「うわ、なんか杉崎が二股掛けれる前提で話してる。」
「いや、俺これでも昔は二股掛けれましたからね?」
「でも、深夏が杉崎なんかと付き合っちゃうのかぁ~・・・・理解できないなぁ。」
「アカちゃん人の感情を理解できるほど頭良くないものね。」
「そういう意味じゃない!!・・・・まあでも深夏が不幸になっても不愉快だしちゃんと幸せになってね。」
「あ、ありがと・・・・。」
珍しく会長が祝福してくれた。
「でも、深夏にそういう意味でもだけど何かしたら怒るからねっ」
「まあそうね。自分の命のためにも。」
俺のほうはなんか脅された。
っていうかすいません二人とも。そういう意味ではないのですが、もう既に深夏には手を出してしまいました。


「ごめんな、鍵。ほんとに・・・・・・・・ごめん。」
「まあまあ、しょうがないって。」
生徒会が終わり、帰る途中に何度目か分からない深夏の謝罪を聞いた。
新聞部なら俺と深夏が付き合った事を知れば普通に騒ぎ立てるのは予測できたし、教師も新聞部が多少大げさに言っている事はちゃんと理解してた。(してなかったらどうなったんだろうな・・・。)
だが、深夏がそれを全くよしとしなかった。俺が誹謗中傷され、むしろ深夏は被害者側のように書かれたいたのにめっちゃくちゃ俺の事を心配してた。
「うううっ・・・・こんな事なら、素直に言っておけばよかった・・・・・。」
「ごめん、それは同感。」
「うううう~~っ!」
まあどっちにしろ、騒ぎ立てられるのは目に見えるが。
「って言うか、俺が気にしてないって言ってるんだから深夏もそこまで思いつめるなよ・・・・。」
「でもっ・・・・・・鍵の事を全然知りもしないくせにあんなこと書かれて・・・凄く・・・嫌で・・・。」
リリシアさんの場合、知っていても面白おかしく書く気がする。・・・・いや、むしろ情報が多い分、よりちゃんちゃらおかしい事を書く気が・・・・。
「じゃあ、深夏は何をどうしろと?」
「へ?」
「お前がずっとこのまんまだと俺は対応に困る。深夏は何をどうすれば納得するんだ?」
深夏もこんな事を聞かれるとは思わなかったのか、ちょっとだけたじろいでいる。
「それは・・・・・・その・・・・あの・・・・え~っと・・・・・つまり・・・・・・・・っ!!じゃ、じゃあさ、鍵の言う事一つだけ何でも聞くって言うのはどう!?」
「なっ・・・・なんでそうなる?」
「だから・・・あたしがあんな広く伝わるようにばらしちゃったんだからあたしがその償いをするのは当然だろ?」
深夏はいかにも名案を思いついたという顔で俺を見る。まあ、それで深夏が納得するならそれでいいけど・・・・。じゃあ、そうだなぁ・・・・・。
「じゃあ、全裸とう―――――!!」
「フンッ」
バキッ
深夏に顔面を殴られた。
「うぐ・・・じゃ、じゃあ裸エプロ――――!!」
「ふんぬっ!!」
グシャ!
「おお・・・おおおぅ・・・・・・。」
「何でお前はそう思考がすぐエロに直結すんだよ!!」
流石深夏。デレても俺へのツッコミが容赦ない。
「いいじゃないか!!裸エプロン!!男のロマンだぞ!!」
「そんなロマン知るか!!」
「くっ・・・・やはり深夏のガードは依然として高い・・・・・。って言うかそもそも何でも言う事聞くっていったのはお前だぞ!」
「限度があるわっ!!」
「仕方ない・・・・じゃあ最後だ。これが駄目ならもう俺の望みはない!」
「どんだけ鍵の望みは少ないんだよ。」
いつになく真剣な表情で俺は深夏に言う。
「メイド服を着てみてください。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘ?」
「だから、メイド服。着て。」
「だっ、だからなんでお前はすぐそうやってそっち思考に・・・!!」
「メイド服着ろってだけだぞ?別にエロくもなんとも無いと思うけど?」
「だっ、だけど・・・っ!!」
「まぁ、嫌なら仕方ないな。俺だってそこまで無理強いさせる気はないし。」
「・・・・・・・・・・・・どうしてもか?」
「まあ、深夏のメイド服を見たいなあとは思うが。」
ぶっちゃけ、深夏にどうこうする気はないから、この場逃れの冗談だった。けど・・・・
「・・・・・・・・・・・・分かった。」
「・・・・・・・・え?」
「分かった・・・・・・・鍵がそれでいいって言うなら・・・・そうする・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
もしかして俺・・・・・墓穴掘った?


日曜日。
俺は自分で言うのもなんだが惰眠を貪っている。
まあ、落ち着け諸君。お前たちだって長い休みとかは寝ているだろ?寝正月は普通だろ?まあだからこそ俺も寝ているのだよ。
ガチャ
ん?うつらうつらしているからよく分からないが誰かドアを開けたのか外の寒い空気が入ってくる。
「・・・・・・・い・・・・・ん・・・。」
そしてなんだか揺すられる。
鼻先にいい匂いがする。この匂いは・・・・・・・・女の子の匂いだ。
匂いで性別が出来る俺・・・・・万歳。
うっすらと目を開ける。
そこには・・・・・・・
メイド服の深夏がいた。
「あ、鍵・・・・・起きた・・・・?」
顔を少し赤くして照れながらそう言う。

「え、えーと・・・・深夏さん・・・・・・その格好は・・・?」
「・・・・・メ、メイド服だよ・・・・・。お前が着ろって言った。」
分かってる。んなこたぁ分かってる。ついでに言うとお前がそれを着ている理由だって分かってる。分からないのは・・・・・お前が本当に着てくるとは思わなかったことだ。
いや、うん・・・・・深夏はなんだかんだで誰にでも約束は守る奴だし出来ない約束は断る奴だ。だからこそ出来るからこそ深夏は着ると言ったのだが・・・・・・・出来れば今回だけはその約束を守らないで欲しかった。
見ていて眼福だよ?勿論。でも別に深夏が嫌がることを強制したいとは思わない。
「あのな、深夏。すまんけどそれはじょ――――。」
「・・・・・・・鍵。・・・・・・真冬にたくさん写真とられた。」
「・・・・・・・・・・・・へ?」
冗談だという前に先回りされた。
「・・・・・・・ブログに載せるって言われた・・・・・。どうしよ、もうお嫁にいけない・・・・・。」
よよよと泣き崩れるかのように俺に倒れこんできた。
どうしよう・・・・・この状態で冗談だから着なくても良いなんて言ったら殺される。
「え、あえ・・・・あ・・・・いあ・・・・。」
何も言えなくて呻き声になる。どうしよう、ホントどうしよう。
「う・・・・えあ・・・・・・いう・・・・・じゃ、じゃあその格好でデートというのは・・・・。」
「お前はあたしを殺す気かぁっ!!!!」
深夏が俺の顎にアッパーを決める。あ、軽く浮いたわ。
「ぐ・・・・・つつ・・・・・じゃあお前は何がしたいんだよ。」
「もともとお前が着ろって言っただけだからあたしは特にこの格好で何かしたいとは思ってねえんだよ!!!」
「う・・・・・・じゃあそうだな・・・・・・・・・・・。」
長きに渡る思考の末俺は深夏にこう告げる。
「メイドさんごっこ?」


私の名はすぎさ・・・・ゴホン・・・・ケン・スギサキ。
グレートブリテン及びアイルランド連合国のジェントリに名を轟かせる紳士だ。
国王からも目をかけられ、近々男爵位を賜る事になっている。
スギサキ家は元々ヴィクトリア家に連なる傍流だがインド貿易に成功し今の地位を築いた。
つい数年前に引退した父に代わり、今やスギサキ家を引き継いでいる。
身の引き締まる想いだ。
私は大英帝国の紳士としての勤めをはたしていく所存だ。
しかし、私は現状に不満を抱いている。
私は元々学者である。
学会に残り、英国博物館の学芸員としてその一生を終わらせるつもりだった。
先人たちの知の栄光に基づき私も人類の代表として知をつんでいくつもりだった。
だがそれもスギサキ家を継ぐ事により儚く消えた。
しかしこれも紳士の宿命だと思っている。
私はこの宿命を喜んで受け入れよう。
これこそノーブレス・オブリージュの精神だ。
この高貴な目的は・・・・恥ずかしながら私一人ではこの誇り高き決意は出来なかっただろう。
それを決意させてくれたのは、彼女の存在だ。
私に仕えてくれているメイド、エリザベスだ。
エリザベスはスギサキ家に仕えてくれているメイド。
とても美しく気品高くメイドとは思えない雰囲気を出している。
彼女と初めて会ったのは新大陸交易を始めたばかりの時。
学会での研究も相まってとても忙しかった私の身の周りを甲斐甲斐しく世話してくれた。
私としては交易が成功したのも彼女のおかげだと思っている。
―――――コンコン。
「・・・・・・開いている。入りたまえ。」
「失礼、します。」
静かに、美しく礼をするのが私の専属メイドのエリザベス。
この美貌もさることながら器量は良く秘書としても優秀と三拍子そろっている。
真に得がたい存在だ。
「紅茶を入れてまいりました。ご主人様。」

ヤバイ・・・深夏が俺のことをごしゅ・・・・・ゴホンゴホン。私はスギサキ家のケン・スギサキ。この程度の事で動揺しない。
「うむ、そろそろ休憩にしようと思っていた頃だ。流石だなエリザベス。」
「恐れ入ります。」
ふるふる。
持ってきたものは、ロイヤルコペンハーゲンに注がれた紅茶。陶磁器には一寸の曇りもない。
「どうぞ。」
「うむ、いい香りだ。ダージリンだね?」
「はい、その通り、です。ご主人様。」
ふるふるふる。
琥珀色のロイヤルミルクティを口に運ぶ。
ブリティッシュロマンな香りがほのかに漂い、仕事で疲れた私を癒してくれる。
「素晴らしい淹れ加減だ。エリザベス。」
「ありが・・・・とう、ござい、ます・・・・・。」
ふるふるふるふる。
あれ?深夏の顔に青筋が・・・・・。
「うううぁぁぁぁ・・・・・・・だあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッっっ!!!!こんなんやってられるかあああああぁぁぁぁぁッッッっ!!!!!!!」
アカン。深夏の堪忍袋の尾が切れてもうた。


「なんだよ!!エリザベスって!!?設定的に無理ありすぎだろ!!」
深夏が頭をワシャワシャしながら叫ぶ。ああ・・・・・美少女の貫禄崩壊・・・。
「深夏・・・・そろそろ慣れてくれないかい?五十回もやってるんだし。」
「五十回もやらされたこっちの身にもなれ!!!むず痒くて仕方ないんだよ!!」
「いや、だってメイド服着ているんだし、そういう事がしたいので・・・・。」
「百歩譲ってメイドの真似ならまだ良いよ!!!あそこまでやらされたこっちの身にもなれ!!!何でもねえカップなのにロイヤルコペンハーゲンとか無理有り過ぎなんだよ!!!」
「無理を通して道理を作ろうぜ?」
「んな道理通したくもねえよ!!!」
「・・・・まさかここまでメイドさんごっこが難しいものだったとはな。」
「お前がここまでハンドル上げたんだけどな!!!」
まあ確かに、最初はどこかのメイド喫茶だったはずがいつの間にか高貴なブリティッシュジェントルメンに仕える専属メイドになってたしな。
「それにしてもさっきから深夏叫んでばっかだな?熱でもあるのか?」
「お前のせいだ!!」
深夏がぜぇぜぇと息を吐く。
「それにしても良くこんな台本書けるな・・・・・。」
「・・・・・・・・・まあな。」
最近ちょっとメイドさんとのお付き合いが三度ほど会ったし。
深夏が入れてくれた紅茶を口にする。ロイヤルコペンハーゲンでもなんでもないけどいい感じに庶民の味だ。
「・・・・よし、じゃあちょっと休んでから再開するか。」
「まだやるの!?」
結局夜まで100テイクくらいやった。


「うあー・・・・も・・・駄目・・・・疲れたぁ。」
深夏が俺の部屋のベッドにボスンと寝転がる
気付いたら時刻は十時を回っていた。
・・・・・俺たちはこんな時間まで何やってたんだろうか?
深夏は凄くぐったりしている。もはや人間の原形をとどめてないほどに。
「深夏、女の子がはしたない。せめてちゃんと座れ。」
「・・・・・・・・・へーい。」
深夏が俺の隣に座り頭を肩に寄せる。
「深夏。」
「んー?」
深夏がこっちを向く。疲れた目をしていて何だか覇気がない。なので不意打ちのように深夏の唇に自分の唇を重ねる。
「んっ・・・・・。」
触れるだけのキスだったが深夏にはかなり効果抜群だったようだ。
「けっ、鍵っ!!おまえっ!!!いきなり何するんだよ!!」
凄い顔を真っ赤にしている。先まではトロンとしていた目が白雪姫のようにパッチリ開いていた。
「いやだったか?」
「い、いやじゃないけどさ・・・・・・・その・・・。」
深夏が少しもじもじしている。
「あの・・・・・・だから・・・・・・・・・・・・・もっと、して・・・・・・。」
上目遣いで俺を見てくる。
「ああ。」
そう言われた俺はもう一度唇を重ねあう。
「ん・・・・んん・・・・・・あ・・・・・ん・・・・っ・・・。」
何度も唇を触れ合わせる。
「んむ・・・・っ・・・ふ・・・く・・・ちゅ・・・っ・・・・ちゅぷっ・・・・ん・・・・ふぁ・・・・・・・。」
次第にどちらともなく舌を出して口の中を舐め合う様になっていく。
「んっ・・・・あふ・・・んっ・・・・ちゅる・・・・ちゅぷ・・・・ん、ちゅ・・・っぅ・・・・ん・・・・ッ・・・は、っ・・・・んん・・・・っ」
さっきまでパッチリ開いていたかと思えばまたトロンとした目になっている。
いやまあそれが可愛いんだけどな。
「あ・・・んちゅっ・・・・ちゅるるっ・・・・・ちゅむっ・・・・んむぅ・・・・ッ・・・・ッぅあ・・・・・ちゅぶっ・・・・・ふ・・・・あむっ、ちゅ・・・・・・っ」
まるで求めるかのように離さないかのように俺にキスを求めてくる。
「ん・・・・・んあっ・・・・・け、鍵・・・・っあたし・・・も、何だか、体中が・・・・・熱くて・・・・。」
太ももを擦り合わせ、媚びる様に俺を見つめてくる。
「熱くて・・・・・何だ?」
「・・・・・鍵の意地悪。」
「どうして欲しいかは言ってもらわないとなぁ・・・?」
あえて意地悪く言う。深夏は顔を朱色にしながらも俺のほうに体を差し出す。
「弄って・・・・あたしの体・・・・触って欲しい。」
「ああ、分かった。」
深夏が履いているロングスカートの中に手を入れる。
「あ、ひゃうっ」
既にそこは微かだが湿っていた。
「キスしただけで感じたのか?」
「そ、そういうわけじゃっ・・・・!鍵に体、触られるとなんだか心がビクンてして、それで・・・・・・。」
なんとも嬉しい事を言ってくれている。
「じゃあ、続けるぞ。」
スカートの丈が長いから自分の手がどうなっているのかよく分からない。
「あっ、やぁっ!」
太ももを触ったり、
「んっ・・・・ふぁっ・・・!」
お尻の方を触ったりもする。あちらこちら触って深夏の秘部へと指がたどり着く。
ちゅぷ、とさっきよりもみずみずしい音が聞こえる。
穴の周りをなぞる様に弄り回す。
「んあっ・・・・ひぅっ・・・・・んっ・・・・あ、そこは・・・・・・やぁっ・・・・じれった・・・んあっ!」
深夏が一回り動かすたびに苦悶の表情を浮かべる。だが前よりかは苦が少ないと思う。


「ひぅんっ・・・・あ、やっ!だ・・・・めっ・・・・そこ・・・・ぁあ・・・くぅんっ!そんなのだ・・・・とあたし・・・・・・・んあっ!ひあっ・・・んぅっ・・・・・!」
下着越しに指を挿れようとする。
「あぁっ!!や・・・駄目・・・・ぇっ・・・・け・・・ん・・・っ!」
だが、名前を呼ばれ寸でのとこで止める。
「へ・・・・?な、なんで・・・?」
深夏が不審がる。
「深夏、ちゃんと教えたろ?俺のことはご主人様って呼べって。」
「い、今はそんなごっこ遊びしてる時じゃっ・・・・・。」
「そうか、じゃあ仕方ないな。」
今度はゆっくりと深夏の秘部の周りの一回転、二回転、三回転と弄る。
「ひゃうっ!?やぁ・・・っ!・・・・・・鍵・・・だからそれは・・・・ッだ・・・めっ・・・んんあっ!」
「ご主人様って言うまでずっとこうしているからな。」
次第に指を増やし回すというよりくすぐる様に弄り始める。
「は、ああっ!そ・・・それっ・・・!やっ・・・・あ・・・あっ!だ・・・っめ・・・ダメ・・・なのっ・・・・!んうあっ!!そこばっか・・・ひっ!せめ・・・られる・・・・とっ・・・・ふゆっ!んあっ!ふうあっ!ひっひゃ・・・いっひゃぅ・・・・っ!」
もじもじしていたのが次第に痙攣しているようになり始める。イク前のサイン。そんな事はもう俺には筒抜けだった。
「あああっ!もっ・・・・やぁっ!こえ・・・・っ!あぇぅっ!んああっふっ・・・・ううんっ!イっちゃ・・・・・っ!んんああああっ・・・・・っ!」
その寸前で指を止め、手を離す。
「ぅ・・・・・・っぁ・・・・・・・。」
「ほら?言う事は?」
「だっ・・・だからっ・・・今そんなごっこ遊びになんか付き合う気はっ・・・・・!」
そう言う前に太ももをさらりと撫でる。
「ひゃあんっ!」
「もう撫でただけでこんな感じるなんて・・・・深夏もエッチな子になったもんだなぁ・・・・。」
「違っ!うひゃあんっ!くすぐぅっ・・・・・・ふあっ・・・!」
「さて、このままイかないように焦らし続けるのと恥ずかしさを堪えてご主人様って言うの、どっちがいい?」
「ぅっ・・・・・・・・・。」
深夏は暫く考え込み
「・・・・・・・イか・・・・・・せて・・・・下さい・・・・・ご主人様・・・・。」
「もっと大きな声で。」
「イかせて、くださいっ!ご主人様ぁっ!」
半ばヤケクソ気味に深夏は言った。
とは言えど約束は約束。しっかりイかせてやろうじゃないか。
深夏のスカートをめくり、羞恥の部分をさらす。
そこを一回一舐めする。
「っ!うあああっ!」
深夏がいきなりビクンと跳ね上がる。どうやら感度が凄く上がっているようだ。
じゅるっ・・・・・じゅぷっぢゅ・・・・じゅるう・・・・っ
「はっ!・・・はぁ・・・・・・はぁんっ!ひやっ!ふあ・・・あっ・・・あああっ!やっ・・・はぁんんうっ!・・・・・これぇ・・・もっあああ!・・・らめ・・・っ!気もひ・・・よふ・・・・ひうっ!・・・・うああああっ!あっ!あああぅんっ!!」
深夏が俺に秘部を向けたまま悶え狂っている。ここまで焦らしの効果があるとは、恐れ入った。
俺は下着をずらしまた舐め始める。
「はあぁんっ!!そへ・・・・はぁぁっ!もっや・・・・・はぅん、はひぅっ!んんああっ!気も、ひっ、きもち・・・いいの・・・っんうあ!はぁっ、うんんぅぅっ!とまらにゃ・・・ッああああ!やはっ!こへ・・・・いきはひ・・・っ、きへっ!うあっ、うあああぅんっ!」
愛液が深夏の秘部から際限なく溢れ出てくる。まるで衰えを知らないかの様にずっとさっきから溢れてくる。
「うっあっ!け・・・けんぅっ!!どう、しよっ!これ・・・っ!とまらなっ!!」
俺の名前を呼んだ瞬間に舌の動きを止める。
「あっう・・・・・はぁ・・・はぁ・・・・ん・・・はぁ・・・・な・・・・なんで・・・・。」
「言っただろ?ご主人様って呼べって。」
「んあっ・・・・・言うから・・・・っ・・・・言うから・・・早くっ、続けて!ずっと、こんなだと、あたしおかしくなりそうでっ!」
「じゃあ・・・・・・早く言って。」
「早くっ・・・舐めて・・・っ・・・・ご主人様っ・・・・!!」
ヤバイ。ほんの冗談で言った事なのにどうしようもなく俺の嗜虐心に火がつく。
こんなMな深夏見たことないからだろうか?そのせいで俺も凄く興奮している。


「じゃあさ。先に俺のも舐めてくれるか?」
その興奮で大きく反り返った自分の物をズボンのチャックから出す。
流石に深夏も驚いたのか、怖がっている。
「っ・・・・それ・・・舐めればホントにしてくれるの?」
「ああ、するよ。約束する。」
「じゃあ・・・あたしも、する。」
ベッドに座っている俺に合わせて深夏も跪いて俺のものとの距離が間近になる。
「うわ・・・こんなのがこの前入ってたんだ・・・・っ凄く硬くて大きい・・・・。」
深夏がまじまじと見る。
「あんまり見られると恥ずかしいんだが・・・・・。」
「分かってる・・・・・・・・・あむっ」
深夏が先端だけ口に銜える。
「んむっ・・・・・ちゅる・・・意外とあんま、あひはひないんだ・・・・ひおいはふほいけほ・・・ちゅぶっ・・・・・んじゅ・・・・れろ・・・・・んぅむ・・・・っ」
「ん・・・・っ・・・・・あぁ・・・・っ」
「ひもひいい?」
「あ、ああ・・・・きもちいい、ぞ・・・・。」
「よはっは・・・・・・んっ・・・・・んぶっ・・・・れろ・・・・・んちゅっ・・・ん、ふ・・・・・むぅ・・・・じゅる・・・・っんじゅる・・・・じゅっ・・・・・んん・・・っ」
深夏の淫らな水音が部屋の中に響く。深夏はただ一生懸命に俺の物を舐めてくれている。それがなんとも嬉しかった。
「んう・・・・・じゅむっ・・・・・じゅるるっ・・・・・んっく・・・・・あへ・・・?なんは、しょっぱいの出てきは・・・・。」
「あ、ああ、大丈夫・・・それは気持ちいいと出るから・・・。」
なんかこういう事を改めていうのは恥ずかしい。
「ほうは・・・・じゃあ・・・・もっと・・・がんばう・・・・んじゅっ、んく・・・・ぅっむっ・・じゅるるっ、じゅるるぃっ・・・れるっ・・・んうっ、ちゅむっ・・・じゅっ」
途端に深夏の舐める速さが速くなった。それだけじゃなくちゃんと顔を動かしている。
「んじゅっ、ぢゅむっ、ちゅるるっ・・・・・んあっ・・・・じゅるるっ、ひほひひひ?ほひゅひんはは。」
「あ、ああっ・・・っう・・・あ、も出そ・・・ッう!!あ゛ぐぅっ!!」
ドクン!!ビュル!!ビュルルル!!!
深夏が俺の物を銜えたまま、俺は白い精液を出した。
「んんぅっ!?んぶっ!んっ!!んっ!」
それを深夏は一滴も残さず、飲みきった。
「んっ・・・・・あっ・・はぁ・・・はぁ・・・・口の中がネバネバする・・・・。」
「う・・・すまん。」
「いいよ別に・・・・・・・・・・それよりも・・・・その・・・舐めてたら・・・その・・・さっきより・・・濡れちゃったみたいで・・・・・・あの・・・。」
「分かってる。ほら、そこに寝た寝た。」
「う、うん。」
深夏がベッドに寝て俺の秘部を見せるためスカートを捲ってくれる。
「あの・・・ほんとに・・・やばいから・・・・・・・早くしないと狂っちゃいそうになるから・・・その鍵・・・じゃなかった、ご主人様、早く舐めて・・・イかせて・・・っ」
「ああ。」
さっきよりも濡れているというのはどうやら冗談ではなかった。確かに秘部だけぬらぬらと光っている。
しかもそれでいて、まだ愛液は出てくる。
「ほんとに深夏はエッチになったなぁ・・・・。」
「そっ、そんな事言うなっ!誰のせいだよ!」
「別に俺のせいじゃないと思うけど・・・。」
そう言いながら深夏の秘部へと舌を近づける。
「あふっ!あっ・・・・ひゃっ!くぅっ・・・・んっ!あっ!あああっ!!いっ、いきなり!!これ・・・なみ・・・き・・・っ!んあああっ!!」
しかも感度はさっきより上がっている。こりゃ簡単にイっちゃうな。
「んあああっ!?なにっ、これっ!!さっき、よりも・・・・!すご・・・っく・・・!ああんっ!きチャッ・・・・!さっひ・・・うあっ!うあああんっ!す、すっちゃ・・・ぁっ!!・・・ひぃんっ!ああっ!ううっ!あっ!くぅんっ!あっ!だめっ!だめだめだめぇっ!!あああああああああああっ!」
ビクンビクンとまず一度深夏が跳ね上がった。
それだけでもくてってとして限界ぽかったが、秘部の方はまだ満足していないかのように物欲しそうにパクパクと開いていた。


「う・・・・ああ・・・・・・ッ・・・は・・・ああ・・・んっ・・」
深夏は虚ろな目で視線が中をさ迷っている。
自分が射精したばかりの物を出し秘部へとあてがう。
「あっ!うぅっ!へっ!?な、何!?」
熱くて我を取り戻したのか、気持ちよさなのかは分からないが深夏が驚いた。
グチュ、チュププププ
深夏がそうやって驚いている内に、俺の物は自然と飲み込まれるように挿っていってしまった。
「あっ!?く、うぅっ!!なっ・・・くあっ!!あっ!挿って・・・・!んあああっ!!」
イった後だからか膣内は異常なほどほぐれ温かかった。
「うっうああっ!!やっ!あっ!だめっ・・・・・これ感じすぎちゃっ!うはあああっ!!」
「う、あ、ごめん・・・うっ・・・く、はぁっ・・・・。」
「はあぁっ!!イった後・・・だかっ!くうんっ!?そこあっ!あっ!!あぅっ!かべっ!!おくぅっ、あてなっ!ううんっ!!はあぁんっ!!」
無意識の内に腰を動かしていたらどうやら深夏の膣内の奥に当たっていたようだった。その快感が以上に良過ぎて、俺はそのままの状態でいるしかなかった。
「う、ぐっ・・・・すま、ん・・・・俺もヤバ・・・そうっ・・・」
「ひああんっ!!あっ!!ま、たっ・・・!!あたっ!!いあああっ!!すごっ、凄いの、いっぱいきてぇぇぇっ!!!あっあひゃぅ!!あ、もっ!!これっあえぅっんっ!!ま、またぁっ!!また・・・っ!きもひ・・・いいのっ!!きひゃ・・・うぅぅぅぅっ!!!」
脳髄がとろける様な温かさと気持ちよさでもう俺も深夏も理性に頼る事なんてできなかった。
「んふんっ!!ああっ!!・・・・・っんはあ!!・・・・・・またくっ!また、あたしっ!うううああんっ!!も・・・ああっ!!だめぇっ!!とまらなっ!!うあっ、あた・・・ま・・・おかしく・・・くるっちゃ・・・ああんっ!もっ!だ、だめっ!!だめっ!!だめっ!!だめっ!!だめぇっ!!・・・あああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!!!!」
「ぐっ!あ゛あ!!で・・・でるっ!!」
ドビュルッ!ビュクンッ!!ビュルルルル!!
「っ!!!――――――――ぁっ!!!!!ああああああああああっ!!あああああああっっぅ!!」
全てをし終えた時には、もう俺も深夏も体力なんて残ってなかった。
「もぅ・・・鍵の前ではコスプレしない・・・・。」
深夏があの後静かにこう告げた。
「何でだよ。ご主人様―ってあんな悶えていたくせに。」
「むしろだからだっ!!あんな恥ずかしい事になるなら最初から断れば良かった・・・。」
「でも、可愛かったぞ?」
深夏にそう言ったら一瞬の内に顔が赤くなる。
「そっ、そんな事言っておだててもダメだからな!!!」
「何がダメなんだよ?」
「へ?そ・・・それは・・・・・・・。」
深夏が赤い顔をさらに赤くする。まるでカイロのように暖かい。
「しっ!知らない!!おやしゅみっ!!」
「いやいやいや、にがさへんよ。」
深夏が俺に顔を背けるように寝ようとしたがそれを阻止する。
「さあさあさあ!赤裸々に喋ってもらいましょう!」
「知らないって言ってるだろ!!」
「会話の流れ的にお前がそれをいったらお終いなんだよ!」
「いいだろ別にお終いでも!!」
「駄目っ!!」
「にゃー!!」
「ぎゃー!!」


そのまま俺たちは4時半くらいまで無駄な語り合いをしたとさ。

深夏のM度が4アップした!
鍵のS度が6アップした!

今の何!?

参考情報

2010/02/21(日) 23:40:49~2010/02/21(日) 23:49:43で13レスで投稿。
一星龍さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの21作品目。

  • 最終更新:2010-07-07 23:41:45

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