一星龍さんの小説4

本文

昨日、あたしは聴いてはいけないものを聞いてしまった。
行ってはいけない場所の近くまで行ってしまった。
知ってはいけないものを知ってしまった。
胸が苦しい。信じられない位に胸がきりきりと痛む。あれを聴いてしまったから。知ってしまったから。これはもはや嫉妬や羨ましい、などという気持ちではなかった。ただ純粋なまでの『痛み』『苦しみ』『悲しみ』・・・・ただそれだけ・・・・・
あたしは・・・今でも鍵が好きだ。大好きだ。何にも代えがたく、彼のためなら何だってする。ただ、彼に会って、話をして、一緒に笑いあって、抱きしめたかった。あたしの願いは・・・それだけなのに。
いつから、あたしはこんなにも臆病者になったのだろう。鍵と会うということを想像しただけで、嬉しいはずなのに、身が震え、悪寒がし、怖くて辛くて悲しくて、何か・・・いや、あたしと鍵が築き上げた、いろいろな物が全て崩れるような気がして・・・あたしはこんなにも鍵が好きなのに、なんでこんなにも鍵のことが怖いんだろう。頭の中全てが鍵のことでいっぱいなのに・・・怖い。彼のことを思うと怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて・・・・どうしようもなくって・・・・・・・・・・
鍵だけじゃない。真冬だって関わっている。この世であたしが一番守ってやらなきゃいけない、妹。真冬も鍵が好きだった。そしてあの場面を知ってしまった。鍵と真冬が抱き合っていることを、知ってしまった。
あたしは今、その真冬でさえも、生徒会の皆でも・・・・・例え鍵であっても、人を信じることが怖い。その全ての関係、記憶、存在が無くなっていくかもしれないって思っただけで・・・・・・・恐怖に支配される。泣きたくなってくる。
最愛の人を信じたいのに、それを信じてしまったら、守りたい人が傷つく。
守りたい人がいるのに、それは、最愛の人を裏切るってことで・・・・・・・・・
信じたいのに、守りたいのに、会いたいのに、謝りたいのに、愛されたいのに、傷つかせたくないのに、話したいのに、傷つきたくないのに、裏切りたくないのに、笑い合いたいのに、離れたくないのに、ここにいたいのに、好きなのに。皆のことが大好きなのに。
・・・・・・鍵・・・・・・あたしはさ、皆には元気で活発でちょっと暴力的ででも好きな奴って思ってくれてるかも知れないけど、あたしは今、お前を愛すことは出来ない。
ごめん・・・・ごめんな・・・・・・

俺は昨日、やってはいけない事をしてしまった。
俺はあの時以来・・・飛鳥と林檎のとき以来ずっと考えていた。もう誰も傷つかせないと。皆を守ってやろうと考え、そしてそれを俺の目標にして生きてきた。
だが、俺はそうやって考えて来たのにもかかわらず、あの二人を・・・深夏を・・・真冬ちゃんを裏切った。
深夏には、愛していると言った。それは今も昔も変わらない。だってそうだろ?あいつの真剣な気持ちを無下に出来るか?愛してもいないのに本当の意味で好きだと言えるか?・・・俺は、いや、俺も・・・あいつと真剣な思いで付き合ってきた。冗談とか抜きであいつの事を愛していた。
俺のこと愛してくれた少女、本当に心の底から俺を愛してくれた少女。でも、俺はそんなあいつを裏切ってしまった。
真冬ちゃんからは告白された。真正面から言われたのだから、真正面から受け止めてやろうと思った。俺を愛し、深夏を慕ってきたあの子の笑顔が見たかった。俺が深夏と一緒に幸せにしてやりたかった。
だが、俺はあの時何を考えていた?真冬ちゃんから愛して下さいと言われたときに何を考えていたんだ?なぜあの子の笑顔が見たいと思ってるのにあんな事をしたんだ?別にあそこで抱き合わなくたって、他の場所で挽回出来たはずだ。それこそ誰も悲しませずに。でも結果的には、どちらも裏切り、どちらも傷つけ、どちらも手放してしまった。
心底、アホらしい。何言ってやがんだよ。矛盾にも程があるだろうが。どちらも傷つけたくないならなぜわざわざ、手を伸ばし二つの手をとろうとした?結果的に一人の手を握り続ければ、それで良かったのに。深夏の手さえ握り続けていたら、真冬ちゃんも傷つくことはなかった。でも俺のせいで・・・俺のせいで・・・・・
二兎追うものは一兎をも獲ず、ここに極まったな・・・・・俺はここまで欲張りで自己中だったらしい。
俺は英雄でもなければ、ヒーローでもない。だから決して多くを守ることは出来ない。この手の届く範囲・・・それが俺の精一杯。だがその手を全て深夏のために使おうと思った。だからその範囲の事でさえ守ることは出来なくなる。深夏以外の全てを捨てるという事だったはずだ。なのに真冬ちゃんにも俺の全てをささげ守ろうとした。少しの間にもかかわらずすぐに罰をこうむった。二人を傷つけた。たった二人でさえ、本気で愛し、本気で守ることさえ出来ないのだろうか。
俺には、皆を守ることは出来ないのだろうか?

放課後、俺は会長と知弦さんの二人だけがいる・・・逆に言えば深夏と真冬ちゃんのいない生徒会室にいた。
別に二人がまだ来ていない訳ではなく、今日は二人とも休みらしい。やはり俺のせいなのかと思う。昨日みたいな事があれば休みたくなる気持ちも痛い程よく分かる。
「――ー君っ、キー君っ!」
突然、隣から知弦さんが俺の事を呼んだ。
「・・・なんですか?知弦さん・・・」
俺らしくもなかったが思わず知弦さんを睨みつける。
「・・・キー君、気持ちは分かるけどそうやって八つ当たりするのは貴方らしくないわよ。」
「ああ、すいません・・・いや、俺らしくはないとは自分でも分かってるんですけど・・・」
「・・・私はまぁ、何があったのかは大体は察しが着くけど、いったい何をしたのよ。」
「黙秘します。」
「却下。」
即答で却下されてしまった。
「・・・一応、あれは俺の中では話したくない部類に入るんですけど。」
本人達のほうが傷付いてはいるとは思うが、あれは俺なりにトラウマになっている。
「だとしても、貴方だけのトラウマなら無理に聞かないけど一応深夏と真冬ちゃんにも関わっている事なんだから知らない訳にはいかないでしょう。それにキー君一人で悩んでいるよりも話したほうがいいと思うわよ。」
「・・・でも言いたくないこと、それもほかの人も関わっているんですから―――」
「じゃ、間違いを犯した自分への罰っていうことで。」
なんかこうなったら話したほうがいいという気もしてきた。確かに知弦さんの言ったとおり話してしまえば楽にはなるだろうし相談相手にもなってくれるだろう。
だがそれでいいのだろうか?これは他人に話して、相談して、いいアイデアを貰って、それをただ人形のように行って、果たしてそれで二人の心に響くのだろうか?こういうのは自分で考えて、自分で答えを出すって言うのが普通じゃないのか?

「ああっ、もうっ、じれったい!!、杉崎!!いい加減に諦めて話しなさいよっ!!」
「会長・・・こういうのは他人に話すようなことじゃ―――」
「そんな事はもう、何度も聞いたわよっ!!」
会長が机をばんっ!!と叩く。
「いい?杉崎、これはあんただけの問題じゃないの。私たち、生徒会みんなの問題なの。」
「確かに、あんたにしろ、深夏にしろ、真冬ちゃんにしろ、心に傷を追ってるのは私だって分かっているけど、ずっと心の中に溜め込んどいても意味はないの!!あんたが話したくないだの、他人に話すことじゃないだの、そんな事は関係ないの!!そもそも、この生徒会のメンバーは他人なんかじゃないでしょ!!そうやって私たちを関わらせない事が、どんっ―――――だっけばかばかしい事か分かってんの!!杉崎!!」
「は、はぁ・・・」
こんなに雄弁に、そして熱が入った監事の会長を見たことがないので、やや引く。
「はぁ、じゃなーーーーーーーーいっ!!!」
「うわぉっ」
「もう一度言うけど、私たちは他人なんかじゃなくて、仲間なの!!その仲間の悩みや、心の傷を知る権利が会長たる、この私にはあるの!!そしてあんたはそのことを話す義務があるの!!分かったならさっさと話しなさい!!」
「は、はい・・・・いやいやいや、会長。そうやって俺のことを意識してくれるのは嬉しいですけど、やっぱりこういうことは他の人に話すのはいいにしても、手助けとかして貰っても、駄目な気がするんですけど・・・・」
「また、他の人とか言った!!他人じゃないって言ってんでしょ!!」
「す、すいませんっ!!」
まさか、会長にここまで攻められるとは思いもしなかった。
「(くすくす)」
隣で知弦さんが笑っている。いや、これは結構ビビリますよ。
「知弦も笑ってないでちゃんと話を聞きなさい!!」
「はぁ・・・」
「ええと・・・・それでなんだっけ・・・・・あっ、そうだ、手助けがどうとかだっけ・・・・・杉崎はじゃあ、私か知弦かはどっちでも良いけど、意見を聞く気はあるの?」
「?はい・・・?」
「はい・・・じゃなくて、アイデアを言ったとしてそれを聞く気はあるの?」
「いや・・・それはそれ次第ですけど・・・」
「じゃあ、そうね・・・・あんたはどんな事があったとしても、二人には自分の気持ちを正直に有りのまま話しなさい。」
「は?」
「だ~か~ら、有りのままを話せっての。わかった?」
「分かりますけど・・・それじゃただ話すだけなんじゃ・・・」
「そうだけど、話の内容によって私がなんか言うから、それも考慮しなさい。」
「それでは、正直な気持ちではないのでは・・・」
「違う見方とかもあるでしょ。それよ、それ。」
「はぁ・・・」
「という訳で、話しなさい。全部、全て、フィクションなしで。」
「じゃあ、話しますけど、文句は言わないでくださいよ。」
「「内容による(わ)。」」
それで、俺は昨日の事を話した。まあ、多少はオブラートに包みもしたが、割と全てを話した。真冬ちゃんと交わり合った事を話したら、その間会長に蹴られ続けた。

「という訳です。・・・はい」
そして、話を終えた。
「・・・・・はぁ・・・キー君・・・・あなたねぇ・・・」
知弦さんが呆れ半分、哀れみ半分で俺を見つめてくる。
「いや、なんと言われようと覚悟はしていますけど、何でしょうか?」
「・・・・・確かにその場面なら、そうやっちゃうのも仕方ないかと思うけど・・・・もう少し後先ってものを考えたらどうなのよ。キー君。」
「はい・・・・すいません・・・」
そんな事は俺だってわかっている。あの時真冬ちゃんと交わらず、ただ抱きしめて上げればおそらくそれでうまくいっただろうと、何度も何度も何度も考えていた。
「とりあえず、二人にはまず謝らないといけないと思うんですけど、どういう言葉で謝っていいか・・・いや、どうやったら傷つけずに謝れるかどうかが分からなくて・・・・・」
「ん~・・・確かに、まずは何か話せる状況を作らないといけないのだけれど・・・・・」
二人で考えてみるが何も思いつかない。その時やっと会長が自分の世界から戻ってきたようで、
「この杉崎の、ばっっっっっっっっっっっっっっっかちんがああああああああああぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
思いっきり、頬をぶん殴られた。まあ会長の力なのでそれほど痛いとは思わなかったのだが、かなり冗談抜きで痛かった。流石にこんな風に殴られたら俺も少しはカチンと来るわけで・・・
「っ、いきなり何するんですか・・・会長・・・」
静かに、だが威圧的に会長を睨み付けた。てっきり怯えるかと思ったのだが、そんな事はなくむしろその会長の眼差しに俺は少しだがビビった。
「杉崎っ!!あんたは馬鹿!?それじゃあ、深夏と真冬ちゃんにわざわざ『この前のことは本気ですまなかったから、もう関わらないでくれ』って言ってる様なもんじゃないっ!!!」
「そんな事はないです・・・二人にはちゃんと謝罪しないと・・・・・」
「それは二人にとっては『全部何もかも俺が悪かったから今までの事全て忘れてくれ』って言ってるのと同じなんだよ!!分かって言ってるの!!?」
「俺が悪いのは本当のことじゃないですか。俺が全部悪いんじゃないですか!!」
「ああ、そうよ!!全部とは言わないけれど、殆どあんたが悪いわよ!!!でもね、少し考えなさい。別に深夏も真冬ちゃんも謝って欲しい訳じゃないのよ!!あの二人は確かに被害者かもしんないけど、傷付いたのかもしんないけど、二人ともあんたが悪いなんてこれっぽっっっっっっっっっっっっっっっちも思ってないはずよ。」
「何を根拠にそんなことを・・・・」
「だって二人とも杉崎の事が好きなんでしょ!!!ライクじゃなくてラブなんでしょ!!その好きな人から謝れたいなんて思ってるわけないじゃない!!例えあんたが10000パーセント悪かったしても、二人はあんたから謝罪なんかよりももっと聞きたい言葉があるはずなの!!!一年前、私は覚えてないけど言ったはずよ、「あなたには主人公精神が足らないわ!!」って。あれは今考えても言うべき台詞ではないと思うけど、前みたいに、幼馴染と義理の妹の時みたいになりたくないなら、今すぐに自分の有りのままの気持ちを二人にぶつけなさい!!ハーレム、ハーレム言ってんだから二人の女の子ぐらい笑わせて見なさいっ!!!!!」
ああ、やっぱりこの人はすごいと思った。伊達に会長ではないんだと思った。この人の言葉のおかげで、俺は悩みなんてどこかに行った。あるのは二人に向けて言う言葉のみ、
「ありがとうございます。会長!!では、杉崎鍵行って来ます!!!」
そう言って生徒会室を飛び出した。
マジで、ありがとうございます、会長。おかげで吹っ切れました!!!!!
「ふふっ、アカちゃんったら・・・」
「なによ。」
「ずいぶんとキー君の為熱心だったじゃない。やっぱりアカちゃんってキー君の事・・」
「違うわよっ!!全く知弦は・・・・・ぶつぶつ・・・・」
「じゃあ何であそこまで言ってあげたのよ?」
「だって、この生徒会の長は私だよ。仲間が大変なときには助けてあげないと。」
「ふふっ、なんていうか、心底アカちゃんらしいわね。」



俺は今、走っていた。俺には、まだ言うべき言葉があるから。二人を傷つけたのは俺なんだから、俺は責任持って二人に償ってやんなきゃいけない。謝るのではなくて自分の気持ちを伝えなければいけない。会長の言ったとおり、謝っても何の意味もないから。そんな上辺だけでなく、俺の気持ちを二人に伝えなければならないから。特に難しい事を言うわけではない。だって自分の気持ちなんだから、難しく考える必要はない。今からだって遅くはない。俺の望みは唯一つ、二人を笑顔に、幸せにしてやることだ。
深夏とデートした時に、深夏の家まで送ってやったから場所が分からないなんてドジは踏んでない。まあ、ずっと全力疾走するのはきつい距離ではあるが。しかし、そんなことなど関係ない。走って行けない距離ではないのだから、俺が諦めるわけがない。単純に全力で走れば 10分ほどの距離なのだが、その10分の間俺は考えていた。二人に言う言葉の一つ一つを確認していた。正直に言えと言われたが、二人に伝わらなければ意味がない。深夏と真冬ちゃん。どちらも幸せにする言葉。・・・・・そんなものは生徒会室を出る時点でとっくに出ていた。
そして、椎名家の前に着く。時間は午後5時40分を過ぎたあたり。ここに着て少し緊張する。・・・ええい、何を今更、こんな時に怖気づくなよ。意を決して俺はインターホンを鳴らした。

『・・・はい』
どうやら真冬ちゃんが出たようだ。いや、誰が出ようと良かったのだが。
「えーと、真冬ちゃん。俺、鍵なんだけど・・・」
『――っ、・・・何の用ですか。先輩・・・』
「ちょっと話があるんだ。・・・入れてもらってもいいかな?」
『真冬は・・・先輩と話す事はないです。』
「・・・いや、本当に真面目な話なんだ。真冬ちゃんの気持ちも分かるけど、これはちゃんと話し合わないといけない事なんだ。・・・それともまだ、俺とは会いたくない?」
『そんな事はないです。真冬だって先輩に会いたいとは思ってます。でも、先輩はお姉ちゃんの事を考えて言ってるんですか?』
「・・・うん。一応、二人の事を考えてここまで来たつもりだよ。」
あくまでも、俺はどちらか一方ではなく二人の事を考えている。深夏だけでなく真冬ちゃん事も。真冬ちゃんだけでなく深夏の事も。二人とも幸せにしてやりたいから、俺はどちらかを見捨てることは出来ない。
『・・・・・・はい、分かりました。少しだけ待ってて下さい。』
ぶつっと音がしそれと入れ替わりに真冬ちゃんの足音が聞こえてきた。
「(ガチャ)・・・はい、どうぞ・・・先輩。」
真冬ちゃんがドアを開けてくれた。たった一日会ってないのだが元気がないように見える。
「えっと・・・・真冬ちゃん、大丈夫?」
「・・・?いえ、別に大丈夫ですけど・・・」
「そう・・・そのそれじゃ、入れてもらってもいいかな?」
「・・・はい。」
真冬ちゃんに案内され、客間に通される。
「あの・・・話って言ってましたけど、何を話しに来たんですか?」
「うん・・・・・・昨日の事も含めて、俺と真冬ちゃんと深夏の事を話しに来たんだ。」
その瞬間、真冬ちゃんの表情が曇った。聞きたくないし、今更な内容ではあるだろう。
「・・・・・・そんな話なら、もう話したくないですし、聞きたくもないです。・・・真冬はあれでもう良かったんです。先輩に愛してくれただけで十分です。・・・・・・もう何も要りません。だから―――――」
「だけど、真冬ちゃんは、真冬ちゃんの本心はそれでいいの?」
「っ、・・・・・いい、んです。まふゆは、やっちゃいけないことをしました。お姉ちゃんが先輩のことを、愛しているのに、真冬は・・・・・・真冬は、その間に入って杉崎先輩を、少しの間ですけど、お姉ちゃんから、盗って行ったんです。杉崎先輩にあんなことを言ったら、やさしいから、絶対にああなるって分かってました。・・・・・・真冬は・・・・・真冬のことを誰よりも心配してくれた、お姉ちゃんを裏切ったんです。だから・・・真冬は・・・少し位我慢しないと・・・いけないんです。・・・先輩が話をするべき相手は・・・真冬なんかじゃないで―――――」
「真冬ちゃん、嘘、ついてるでしょ。」

「っ!・・・そんな事、そんな、事、ないです・・・」
「だったら、何で泣いてるの?」
「―――――――っ!!」
真冬ちゃんの目から少しずつではあったが、涙が出ていた。
真冬ちゃんが顔を触り涙を拭く。
「本当にどうでもいいんだったら、涙なんかは出ないはずだよ。・・・真冬ちゃん、俺もさっきまで分からなかったんだけど・・・自分の気持ちにだけは嘘をつかないで。真冬ちゃんは裏切ったって言ってるけど、それは違うよ。真冬ちゃんだって、女の子なんだ。好きって気持ちには嘘はつけない。普通なら我慢するべきなのかもしれないけど、俺は、俺ならそんな事は言わないしさせない。だって俺は、俺の夢であり、目標であり、使命は、真冬ちゃんや深夏、生徒会の皆、女の子皆を幸せにする。誰か一人を好きになって、誰か一人を見捨てるような真似はしない。真冬ちゃんを悲しませるような事は絶対にしない。」
そう、言い終わった後、真冬ちゃんが抱きついてきた。
「ぐすっ・・・あ、あ・・・・ずる、いっ、です・・・・せ、先輩・・・先輩、にっ、ひっく、そ、そんなこと、をっ、いわ・・・れたらぁ・・・真冬は・・・・真冬は我慢っ、してたのにっ・・・・・もう、我慢っ、出来なく、なっちゃうじゃ、ない・・・ですか・・ひくっ・・・・うぁっ、く、うあ、うああああああああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!」
きっとこの子も苦しかった筈だろう。好きな人が自分の姉の好きな人とかぶっているなんて。真冬ちゃんは、優しく、深夏の事を最優先に考えている。だから、自分が諦めて、深夏には幸せになって欲しいと思ってる。だけどそれは自分にはとても耐えられなくて、苦しくてきつい事だったろう。自分の気持ちに、素直になり、伝えるだけでも勇気がいる。大変だった。その思いは届かないと分かってるのに伝えた。苦しいはずだ。大変なはずだ。
俺は抱きついている真冬ちゃんの頭をそっと撫でた。
「もう、大丈夫。絶対に離さないから・・・・・」
暫くして、真冬ちゃんが泣き止んだ。
「す、すいません。急に泣いたりして・・・」
「ううん。むしろあの場面で泣いてくれなかったら、俺が泣いてた。」
「ふふっ、本当に不思議です。」
「何が?」
「あんなに、ハーレム、ハーレム言ったりしててふざけてるのに、こんなに頼もしく見えるなんて、不思議でたまりません。」
「ありがと。」
互いにくすっと笑う。
そして俺は、もう一人の事、深夏について聞くことにした。
「真冬ちゃん、深夏はどこ?」
「どこって、何がですか?」
「いやいや、てっきり、深夏も家に居ると思ったんだけど・・・」
「お姉ちゃんは普通に今日も学校に行きましたよ?まだ帰ってないですけど・・・」
「えっ!?、今日は深夏、学校で見てないけど・・・」
「・・・・・・お姉ちゃん、学校に行ってないんですか?」
「うん、生徒会室でも見なかった。」
「・・・・・・・・・じゃあ、お姉ちゃんはどこにいるんでしょうか・・・」
ここに来て、悪寒がきやがった。・・・仕方ない、深夏を放って置く訳にも行かないしな。俺は立ち上がり、探しに行こうとする。
「真冬ちゃん、じゃちょっと行って深夏にも言ってくる。」
「はい、頑張って下さい、先輩。真冬を笑顔に出来たんですから、お姉ちゃんのことだって、笑顔に出来ますよね?」
「もちろん。深夏と一緒に真冬ちゃんが妬いちゃうくらいの笑顔を連れて来て帰ってくるよ。」
「むっ・・・・・それは嫌です。お姉ちゃんだけじゃなくて真冬のことも帰ってきたらそれよりもすごい笑顔を作ってくださいね。」
「了解、じゃ。」
ドアを開け、また走り出す。どこにいるかは分からないが、見当はなんとなくつく。おそらく学校だなと思いつつ、また10分間の全力疾走をした。

また、意味もなく屋上にいる。昨日ここで泣いたのに、ここで嫌な事を沢山思い出したのに、ここにいて隅に座るのが唯一の安らぎであった。逃げれる場所が欲しかった。誰とも関わらずに逃げれる場所が欲しかった。皆のことが怖かった。鍵があたしよりも真冬の方が好きになったから、鍵の事が怖くなったと思っていた。でも違う。例え一番でなくてもいい。傍にさえいれるのならそれでよかった。でもこの気持ちは、鍵があたしのことを一番とか二番とかの問題ではなく、鍵があたしのことを嫌いに、要らなくなったのかもしれないと思ったから。最初はふとそんな事が頭の中を横ぎっただけだった。でも少しずつ、あたしは鍵にもう愛されてないのかもしれないと信じ込んでいた。怖かった。あいつに嫌われるのが何よりも怖かった。嫌だ。離れたくない。傍にいたい。一緒にいたい。嫌われたくない。別に一番でなくていいから、傍にいてよ、鍵。あたしと一緒にいてよ。ほんの少し前まではなんとも思わなかったあいつが、今ではあたしの中の一番奥深くにいる。あいつ無しではもう生きて行けない。好きでなくともいいから。傍にいさせて、嫌いにならないで、あたしのことを僅かでもいいから思って・・・・・・・
そうやって、鍵のことを思い浮かべていたら、ドアが開き、そこには
鍵がいた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・深夏。」
やはりここにいた。別に深夏がここにいるという確証はなかったのだが、俺は深夏がどこにいるかを推測した。そしたら、まずこの時間帯には学校にいるわけがないというのの裏をかいたそもそも学校に来てないのだからここ以外を調べるのが普通だが、深夏の性格からして一人になりたいのなら自分の部屋とかではなくまず誰も思わないような所にいると思った。次にその学校の中で一番人目が無く一人になることが出来、なおかつ外にいることが可能な場所と行ったらこの屋上意外にそんな所は存在しないと思った。そしたら、案の定深夏はここにいた。
「深夏、話したいこともあるしほら、一緒に帰ろう。」
隅で縮こまっている深夏に近づく。
「っ、嫌っ!!、鍵、来るなっ!!」
深夏が叫ぶ。深夏自身もそれにびっくりしている様で言い終わった後あ、あ、と呻いている。
「違う・・・違うんだ。あたしは、嫌じゃないのに、違う、嫌、嫌、鍵に来てほしい。来てほしいのに、嫌だ、来ないで・・・うあ・・あ・・・あ・・」
深夏が頭を抱えて、泣いていた。あいつは俺が思っていた以上に、悩んで、苦しんでた。
俺のせいだ。俺が悪い。俺が深夏をこんな風にしてしまった。ここまで思い悩んでいるなんて思わなかった。俺を怖がっているという事に深夏は怖がっている。
真冬ちゃんにも、会長にも言った。だったら、俺がこの子の苦しみを知って、それを消してやって、笑顔にしてやんなきゃいけない。そう誓った。俺は深夏に近づく。
「深夏、俺はお前に言いたい事がある。」
「嫌だっ!!聞きたくないっ!!来ないでっ!!近寄るなっ!!」
深夏が近くにあった自分のバックを手に取り、その中にある、筆箱や教科書やノートを投げつけてくる。
「・・・深夏、お前には・・・本当に迷惑かけた。」
「俺は馬鹿だった。後先考えずに、馬鹿なことを・・・やっちまった。」
「俺はお前を幸せに・・・してやりたかった。今だって・・・その気持ちは・・・変わらない。・・・真冬ちゃんに・・・告白されたとき俺はどこかでお前を・・・見捨てていたのかもしれない。深夏も真冬ちゃんも幸せにするって・・・思ってたのに、お前のことを・・見捨てていた。でも今は違う。」
「何が・・・何がどう違うんだよっ!!」
深夏が手を止めて、俺に言う。
「あたしのことを幸せにしたいって言ってんのに、どうして・・・どうして真冬とあんなことをしたんだよ!!あたしを・・・・あたしの事を・・・一番に考えてよ!!」
深夏が特に重量のありそうな物を投げてくる。俺はそれに当たりながらも少しずつ前へと進む。
「俺は、二人を幸せにしたい。普通ならどちらか一方にするのが普通だけど、俺はどちらかを見捨てて、どちらかしか幸せにしないような奴にはなりたくないから。真冬ちゃんの告白を無下にして真冬ちゃんの悲しむ顔を見たくなかったから。逆に、お前を見捨てたくも無いから、二人を幸せにしたいと思った。・・・深夏。俺は馬鹿でどうしようもないけど、俺はお前を、真冬ちゃんを幸せにしたい。深夏と真冬ちゃんの笑顔を見ていたい。だから・・・・・・・だからさ・・・・」
深夏の目の前まで近づく。そして俺は、深夏を抱きしめた。
「笑って・・・くれよ・・・お前には、泣いてなんかほしくない。俺が泣かしているのは分かっているけど、俺はこれからお前を笑顔にしてやるからさ。涙を出すのはお前らしくないぞ。俺が真冬ちゃん共々絶対に幸せにしてやる。」
俺は抱き締めている深夏にそっと言った。
「・・・・・嘘だ。絶対、お前はいつか今みたいにあたしを泣かせる。」
「・・・・もうそんな事は絶対にしない。お前と真冬ちゃんだけは手を離さない。絶対に見捨てない。」
「お前は、あたしと真冬、どっちが好きなんだよ・・・それだけでも言ってくれれば・・・・・あたしは、あたしは・・・・」
「俺は、今はどっちも同じくらいに大好きだ。」
「・・・・・・なんだよそれ・・・」
「深夏、俺に告白した時に言ったろ?そのうちあたしが鍵の一番になってやるからなって。なってみせろよ、その一番にさ。」
「お前は、何様のつもりだよ・・・・ほんとに・・・・・・・・・あたしは、あたしだってそのうち鍵の一番になってやる。お前が驚くくらいに凄い女になってやる。」
「ああ。」
俺はひときわ強く深夏を抱き締めた。

深夏と共に椎名家まで帰ってくる。深夏は俺の腕にぎゅっと抱きついている。まさか、俺が言ったとおりにここまでデレデレになってくれるとは・・・真面目に真冬ちゃんが妬きそうだな・・・・・そしてインターホンを押す。暫くして真冬ちゃんの足音が聞こえ、ドアが開けられる。
「お帰りなさいです。先輩、おね――――。」
真冬ちゃんの目が深夏に注がれて点となる。そして暫くしたら今度は禍々しいオーラを出して、ジト目で見つめてきた。
「ほぅ・・・・・・まさか本当に、ここまで真冬が嫉妬する位にいいおねえちゃんの笑顔を持ち帰ってきましたね・・・・・・・ねえ、おにぃ。」
「ま、真冬ちゃん!!そこでヤンデレ化するとまじで怖い!!怖いから!!」
「ふふ、ふふふふ、ふふふふふふふふふ、でもそれ以上に許せないのは・・・・」
真冬ちゃんの視線が俺から深夏に移る。
「お姉ちゃんっ!!先輩とくっつきすぎです!!もっと離れて下さいっ!!」
真冬ちゃんが引き離そうとするが深夏は
「な、何でだよっ!!ていうか、この事だけはいくら真冬が頼んでも駄目だからなっ!!!」
よりいっそう、深夏が俺の腕に抱きつく力を強める。俺を渡したくないという意思表示かな?ていうかまじで腕、痛いっす。
「お姉ちゃんばっかりずるいです!!真冬だって杉崎先輩とイチャイチャしたいんですっ!!」
そしたら真冬ちゃんが深夏とは違う方の腕を掴みぎゅっと抱きつく。そして俺を中心にして二人の間にバチバチと火花が散る。
あぁ、なんかギャルゲーの主人公の気持ちが分かった気がする。確かにはたからみれば羨ましいのだが、実際に自分に起こるとかなり気まずい。そして話づらい。
そして二人により家に連れ込まれ、二人は小一時間ほど言い合っていたが最終的には俺は二人の物ということになった。ああ、なんか疲れた。感覚が主人公化してきた。
うあー(TT)
「んじゃ、そろそろ帰りたいんだが・・・・・」
さらに時間がたち二人は今も俺の腕に抱きついている。時間も8時半を回った。
「・・・・・・嫌だ。」
深夏がそう言う。
「せっかく、また仲直りできたんだから今日くらいさ、一緒にいようぜ。」
深夏が俺に微笑む。真冬ちゃんも俺の方へ向いて、
「真冬も・・・先輩ともっと一緒にいたいです・・・・駄目ですか?先輩。」
「・・・・・・分かった。今日はここにいるよ。」
俺は二人にそう言った。

うん、今日はするつもりなんて微塵にもなかったし、そもそも二人いるのにそういう事が出来るわけないと思っていたのだが・・・・・・
「んむ、ちゅぷっ、くちゅっ、んっ、ちゅば、ちゅっ、はむっ・・・じゅるっ、く・・・ちゅっ、ふっ、んくっ・・・・じゅっ、じゅるっ、む・・・・ん・・っ・・・じゅぷ・・・・・・ちゅる・・・・ぴ、ちゅっ・・・・・ふ、っむぅ・・・ん・・・くふ、ちゅっ、じゅく・・・・じゅばっ」
なぜに俺は、二人に俺の物を舐めて貰っているのだろう?
状況を整理すると、さっきまで下にいて話してたのだが、深夏の部屋に連れて来られて・・・・空気的にこうなった。いや、しかしねぇ・・・まさかの3Pだった。
「じゅるっ、くちゅっ・・じゅっ・・・・じゅちゅ、んむ?・・・どうしたの、鍵・・・もしかして気持ちよくなかった?」
深夏が上目遣いで見上げてくる。
「いや、気持ちいいよ、深夏。真冬ちゃん。」
「よかったぁ、じゃ・・続けるからっ・・ふむぅ・・んく・・・じゅぷ、じゅるっ・・・はむ、ちゅっ・・・ふく・・はむんっ・・・・・」
主に深夏は上の亀頭の方を舐め、真冬ちゃんは下を舐めてくれる。
「うあっ、くっ・・・真冬ちゃん、その袋みたいに、なってるとこも、舐めてくれる?」
「あっ・・・はい、分かりまふぃた。は、むっ、んっ・・じゅ・・・ちゅく、ん・・・・ふっ・・・っむ・・・ん・・・」
こう、なんと言うか、美女二人が俺のものを咥えているを見ると、かなり来るものがある。二人とも顔がうっすら赤くなっていて、目がとろんとしていて、俺の息子を一生懸命舐めている。
「んむ、ちゅぷっ、くちゅっ・・・じゅぷ・・・・・・ちゅる・・・・ぴ、ちゅ、じゅ・・・ちゅく、じゅっ・・・・じゅちゅ、んっ・・・むぅ・・・」
「う・・・あっ・・・くっ、二人とも・・・そこ・・・っ、は・・・」
「ふむ?・・・ふ・・・くっ、じゅ、ぷっ・・・ちゅ、る・・んむっ・・・んじゅ、んふぅ・・・っはぁ・・・んちゅ、じゅっ・・・あふ、んぢゅ、ちゅ」
「ごめ・・・もっ・・・無理っ、――――っ!!」
びゅく、びゅるるっ、びゅぷっ・・・
「ふわぁぁぁっ!?」
「きゃうっ!?」
二人が舐めているという事もあり、前に深夏が舐めてくれた時とは大違いで、前よりも早く、そして多く、白いものを吐き出した。
「はぅ・・・凄い臭いです・・・」
「ごめん、真冬ちゃん。大丈夫?」
「えと・・・はい、大丈夫です。先輩のですから。」
真冬ちゃんがそう答える。
「・・・真冬のことは心配して、あたしにはしないのな・・・」
深夏が不機嫌そうに、というか不機嫌そのもの感じで言ってくる。
「? だって深夏はこの前した時に大丈夫だっていったろ?」
「馬鹿・・・(ぼかっ)」
「いたっ、何すんだよ深夏。」
深夏に言ったら、そっぽを向いていて、真冬ちゃんを見たら、なぜかにやけていた。

二人が俺の開いている足に座っている。そして三人でディープキスをしている。というか、俺の舌を二人で求めている風に舌を動かす。
「んふぅ・・・んむ、ちゅぷっ・・・ちゅっ、くちゅっ・・・ちゅう、んっ、ちゅぱっ・・・・」
二人のそのけなげで一生懸命にしている姿を見ると我慢できなくなり、二人の股間に手を伸ばす。
「ちゅっ、む・・・ふあっ!!鍵っお前何してっ、んっ・・・ふぁ・・・あっ、くっ・・・はぅっ・・・」深夏のそこを弄った瞬間に深夏は気持ちよさそうな顔をする。同時に真冬ちゃんのそこも弄る。
「ふくっ・・・せんぱ、い・・そこっ、駄目っ・・・あうっ・・・ふぁんっ!」
ちゅくちゅくちゅくちゅくと水音が部屋に響き渡る。
「いやっ・・・ずるっ、い、鍵っ・・・何に、も言わっ、ないでぇ、そっ、こ弄る、のっ・・・駄目っ、なのに・・・・ふぁっ!んっ、はぁっ!!」
「深夏、ほらどこ弄ってほしい?」
「えっ?・・・ふっ、はぁっ・・・もっとっ、上の豆っ、見たいになってるとこ、弄って欲し、いっ・・・んっ!」
「分かった。」
深夏のクリトリスを重点的に弄ぶ。摘んだり、弾いたり、回したりする。
「んあっ!!そこっ!!・・・・んっ!!いいっ!!、気持ちっ・・・・い、い!!ふっ、く!!・・・・・・んあぁっ!!、はぁっん!!・・・ひぃあっ!!」
「先輩っ!!真冬もっ!!・・・・気持ちよくっ!!なりたい、でしゅっ!!・・・もっと、奥のっ!!・・・方をっ、弄って、下しゃいっ!!」
「真冬ちゃんは、ここがいいの?」
中指で真冬ちゃんの中をさらに弄る。
「うあっ!!ふっ、んああっ!!・・・い・・いで・・・しゅっ!!そこ、ふあっ、あっ、くぅっ!!、もっと、もっ・・・とぉ!!ふあっ!!」
深夏と真冬ちゃんが俺の脚に乗って両側で喘いでいる。
「くう、っあ、はぁんっ!!んあぅっ!・・・・・・鍵っ!!鍵っ!!うあぁっ!!もっこれぇ!!、駄目ぇっ!!!ふぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ふあっ、あっ、くぅっ!!、しゅごっ、しゅごいぃぃぃぃっ!!!!!!、んあっ、あっ、あっ、あふっ・・・ふあぁっ!!、先輩!!先輩ぃぃぃぃ!!!!」
「「うあああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!!」」
二人がほぼ同時に果てた。イッた後の顔が深夏はほわ~んとして、真冬ちゃんは本気で走ったかのように肩で息をしている。
それでも深夏は何か言いたいことがあるようで、
「け、ん。あのさ、今日は、あた、しの中に、入れて欲、しいんだけ、ど・・・駄目か?」
俺はその姿を見て、思わずいいよと言いそうになったが、
「ずるいっ、です、おねえっ、ちゃんっ、真冬だって、してもらいたいっ、んですっ」
「真冬は、このま、えに、入れてもらった、から、いいだろ・・・あたしは、ずっと、我慢、してたんだか、ら、今はあたしが、鍵と、一緒に、なりたいんだっ!」
深夏が言い終えて真冬ちゃんが反論しそうになるがそれよりも早く俺は
「ごめん、真冬ちゃん。俺からも頼むからさ。駄目かな?」
「先輩まで・・・ずるいです・・・」
「今度するときは真冬ちゃんとしてあげるからさ。」
「・・・・・分かりました。・・・・・・不本意ですけど我慢します。」
「うん、ありがとう。ほら、深夏、真冬ちゃんからのお許しも出たんだし。」
「・・・うん、分かった。」

深夏を騎乗位の姿勢で俺の息子を入れる。もう聞き慣れたじゅぷっという音が聞こえる。
「ふあっ!、あっ、うあっ、んんっ、けっ、んのっ、久しぶりに入ったからっ!、これっ!余計に気持ちいいっ!!ふあぅぅ!!」
深夏がそうやって喘いでいるときに真冬ちゃんが俺の顔の上に乗っかろうとして、
「あの、先輩・・・真冬の大事なところをたくさん舐めてください。」
そう言ったら真冬ちゃんが腰を下ろす。真冬ちゃんの言うとおり、そこに舌を入れる。
「ひあっ、んくっ・・・あっ、ふぁんっ!、先輩、そこ、いいでしゅっ、うあんっ!!」
部屋の中に、水音が響き渡り、その音さえも快楽の原因となっていく。
「あうっ!!、鍵っ!!もっと、そこ擦れてっ、いいっ、ふあっ!!きもちっ、いいっ!!んくぅっ!!」
「んくぁっ!!ひぃあっ!!せんぱっ、い、舐めるのっ、はやすぎっ!!ふあぅっ!!」
ずちゅっずちゅっずちゅっと音が響くたびに深夏はもだえて、真冬ちゃんは舌を動かすたび喘いでくれる。
「ふあんっ!!、もっ!!、真冬っ!!だめっ!!、い、ちゃっう!!ふあっ!!あ、あ――――っ・・・ああああああああああああっ!!!!!!」
真冬ちゃんが果てて、その場にとさっと横になる。
「ほらっ深夏、あとはお前だけだぞ!!」
俺は今まで動かしてなかった自分の腰を動かす。
「ふあっ!、んんっ、いいっ!、そこいいぃぃっ!、感じちゃうっ!!ふあぅぅ!もっと、腰、動かしてっ、ふあっ!!!すごっ、頭がぼーってして、もっ、くるぅっ!!きちゃうぅぅぅっ!!」
深夏の膣内がきゅぅぅと締まる。
「うあっ・・・くっ、深夏っ!!」
「もっ、だめぇ!!ふぁ、ふああああああああ!!!!!!!、鍵ぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
俺は深夏とともに果てた。
二人は今俺を挟んで寝ている。俺は眠れずにいろいろ考えていた。
二人をまた笑顔の出来てよかったとか、そんなことを。
俺はこの二人をもう離さない。どんな事があっても絶対に。例え、どちらかをより好きになって、どちらかを諦めなきゃいけなくても俺はきっと笑顔にしてみせる。
絶対に

追伸
次の日三人まとめて遅刻して、怒られた。
end


参考情報

前編(中線まで)は2009/06/09(火) 02:09:16~2009/06/09(火) 02:10:51で5レスで投稿。
後編(中線から)は2009/06/12(金) 02:25:17~2009/06/15(月) 02:57:14で8レスで投稿。
一星龍さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの4作品目。
前作の続き。

  • 最終更新:2010-07-04 08:49:19

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