憂仁さんの小説2

本文

パカッ。外が暗かったのでふと自分の携帯を見る。ただいま6時30分。
「さて、もうそろそろ終わるか…」
今日の雑務は終わったのだが、生徒会室が汚かったので掃除をしていたら、つい、遅く間で残っていた。
俺が帰る準備をしていると、誰かが生徒会室のドアをノックした。
(誰だろう?まさかリリシアさんがこんな時間まで…)
「まだやってたの?キー君」
まさかの知弦さんである。
「何で知弦さんが?」
「あら、私がいたら悪かった?」
「いやいや…そうじゃないんですけど…」
「じゃあ、何であんなこと聞いたの?」
「それは…」
「ふぅ…。まぁいいわ。実はキー君に聞きたいことがあってきたの」
「知弦さんが好きか、ということですか?それなら…」
「キー君、ちょっと黙ってくれない?今私が喋ってるでしょ?」
このとき知弦さんの後ろから途轍もない殺気を感じた。
「私が聞きたいのはそんなことじゃなくて…」

「キー君、今彼女いるでしょ?」

why?なぜ?もうそんなに知れ渡ってるんだ?だってまだ、付き合い初めて一週間もたってないぞ?
「(^_^;) な、何言ってるんですか、ちづ…」
「このままでは、一生彼女と会えなくなるわよ。(*^_^*)」


その手には手帳(?)があり、今にも俺の首を切りそうだ。
「正直に言いなさい。じゃないと、本当に首着るわよ?(*^_^*)」
「そんなこと笑いながら言わないでくださいよ…(^_^;)」
「なら、早く言いなさい」
今更隠しても無駄な気がしたので、実名を出すことにした。
「なら、俺にも教えてください。どうやって、俺とリリシアさんが付き合ってる、ということを知ったんですか?」
「それを知ったらキー君泣くわよ?」
「なら、いいです…」
「それより彼女もよくキー君みたいなのと付き合う気になったわね…」
「みたいなの、ってどういう意味ですか!?」
「そのままじゃない?」
「そのままって…俺って…」
「そういう意味じゃなくて、彼女の方よ」
「それってどういう…」
「あら、本人から聞かなかったの?彼女、前、といっても去年…」

「彼氏がいたのよ」

「へぇ、彼氏が…って彼氏!?」
「えぇ。その時結構モテてた男子がいて、その人に告白されて、彼女も即OKだったんだけど…」
「けど?」
「彼女、すごいくらいの性的暴行をうけたの」
「例えば?」


「学校内でお尻触ったり、屋上に呼んで無理矢理キスしたり、あと、授業中にも関わらず、『全裸の写メ送れ』という内容のメールを送ったりetc...」
「そんなことが…」
「極めつけには『俺とセッ○スしろ!』って脅したんだって」
「で、でも…」
「?」
「こんなこと言うのは何ですけど…リリシアさんにはまだ膜ついてましたよ?」
「そんなこと知ってるわよ。そうじゃなくて、彼女、もう『男子なんて信じれませんわ!』って言って聞かなかったの」
「で、その男子は?」
「もちろん退学。それで、もう付き合わないみたいなこと言ってたけどまさかキー君みたいなのと…」
「だからそれやめてください!」
「ふふっ。冗談よ。でもね、キー君。これだけは約束して」
「何ですか?」
「あの子の彼氏になった以上、彼女を泣かせない、それだけは守って」
このときの知弦さんの目はとても深かった。
「わかりました!でも、実際ちょっと不安だな…」
「大丈夫よ。そこは、THE LOVE M@STERである私が助けてあげる」
「何かすみませんね」
「いいわよ、別に」
こうして俺はリリシアさんの意外な一面を知ることになった。


参考情報

2010/01/21(木) 23:22:23~2010/01/22(金) 00:06:40で3レスで投稿。
憂仁さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで2作品目。
前作の続編。



  • 最終更新:2010-07-06 18:08:32

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