憂仁さんの小説3

本文

とある日のことである。AM7:15、俺は携帯の鳴る音で目が覚めた。
『080-!!!!-????』
ん?俺の知らない人から?
とりあえず出てみることにした。
「えっと…もしもし、杉崎ですが?」
『杉崎鍵!なんですの?その眠そうな声は?』
電話の主はリリシアさんだった。
「とって一発目から説教ですか…ん?ていうか、何で俺の番号知ってんですか!?」
『いろいろ苦労して…ってその話はいいのですわ!今日は何故電話したかというと…』
「というと?」
『忘れましたわ』
「いや、忘れたのかよぉぉ!!!」
と思わずツッコミを入れてしまった。
『そう!それでいいのですわ!それくらいシャキッとした方が男らしいですわ!』
「はぁ…ありがとうございます…で?」
『で?』
「何で電話したかですよ!忘れないでください!」
『あぁ、そうでしたわね。実は今日…』
俺は次の言葉を聞いて固まってしまった。
『杉崎鍵の家に泊めてもらいたいのですわ』
「…今、なんて言いました?」
『だから…杉崎鍵の家に泊めてほしいのですわ!』
あえて言おう!why?何で?、と!

「すみません、根拠が見えません…」
『何でですの?そこは、「はい、いいですよ」って言っとけばいいのですわ!』
「いや、せめて理由くらいは…」
『そんなの…恥ずかしくていえませんわ…』
「とりあえず何かわかりませんがまぁ、いいですよ」
『さ…最初からそう言えばよかったのですわ!』
「そーですか…(^_^;)で?リリシアさんは俺ん家知ってるんですか?」
『もちろん知りませんわよ?』
「え?そこ自慢気に言うこと?」
『い…いちいちそんなこと言わなくていいのですわ!』
「(^_^;)」
『だ!か!ら!その…PM5:00に碧陽の前にくるのですわ!』
ピッ…
「さて…どうしたもんかな…」
とりあえず急いで自部屋やリビングを掃除し、一応風呂とトイレも掃除しといた。
そうして、PM4:35に碧陽についたわけだが…
「何で私よりも遅いんですの?」
何故か怒り顔で待ってる彼女がいた。

「あれ?これデジャヴ?」
「そう言えば、あの時もそうでしたわね」
「すみません…って何でこんなに速く来てるんですか!」
「だって…小学校で1時間前行動って習わなかったのですの?」
「いやいや!普通5~10分前ですから!」
「そんなの冗談ですわ。本当は…」
「?」
「杉崎鍵を…モゴモゴ…」
「俺がどうかしました?」
「杉崎鍵と1秒でも速く会いたい、って言いましたの!何か文句ありますの!?」
まさかの仰天発言だった。なんて言えばいいかわからない。
「リリシアさんにそんなこと言われるなんて…」
「それだけ私があなたを思っているということですわよ?」
俺以上に言った本人の方が赤面だった。
「は…速く行きますわよ!」
「わかりました。じゃあ行きましょうか」
と歩きだそうとした瞬間彼女が立ち止まり、俺の方に手を出してくる。
「どうかしました?」
バシッ!俺はビンタをされてしまった。
「女の子が手を出してるのですわよ?何でわからないんですの?」
まさか、『手をつなげ』と、求められているとは思いもしなかった。
そして、俺が手をつなごうと手を出すと…
「捕まえましたわ!」
そういって俺の右腕に抱きついてきた。

「何やってんですか!恥ずかしいですよ…」
「もう私たちは恋人同士だから別にいいでしょ?」
「とは言っても…」
「ほら!速く行きますわよ!」
結局そのまま離れることなく俺ん家まできたのである。
「さ、着きましたよ。」
「ここが…まぁ普通ですわね」
「そんなこと言うと家に入れませんよ?」
「あなた、これくらいの冗談も通じませんの?」
とまぁいろいろありながら家に入った。
まずは部屋の説明をしといた。
「まぁ、わかりましたわ。で?晩ご飯は何ですの?」
「もうその話ですか…とりあえず何も考えてませんけど…」
「だったら私が作りますわ!」
「へぇ…(^_^;)」
「何故そんな顔をしますの?」
「ちなみに何を?」
「それはできてからのお楽しみですわ!」
そういうことで俺は強制退場となった。そして30分後…
「できましたわ!」
時計はすでにPM7:30を指していてちょうどいい空腹時だった。いったい何が…

まぁ定番と言えば定番のカレー。ゴミ箱にはバー○ンドカレーの箱が…
「「いただきます」」
「どう…?」
ふつーにうまい。工夫のくの字もないが。
「おいしいですよ」
「よかったですわ…」
それ以降は特に会話もなく食事をした。食べ終えた頃彼女が口を開いた。

「いっしょにお風呂にはいるのですわ!」

今、その風呂の中。まだ一人。すると彼女が来てドア越しに服を脱ぎ始める。あぁ…、いいわ…。
すると彼女が入ってきた。
「せ…背中…流してあげますわ…」
というわけで俺はイスに座った。
「では、いきますわよ」
はじめは手で優しく洗ってもらった。一時するとその手が止まった。
「どうしました?」
「男子ってこうやる方が嬉しいんですわよね?」
そう言って胸に泡を付けて洗ってくれた。胸の柔らかさと乳首のコリコリがすごく気持ちいい。
「はぁ…きもち…いい…ですの?」
「すごく気持ちいいですよ」
「だったら…もっと…激しくしてあげますわ…」
そういうとさっきよりもっと体を擦りあわせてくる。
「すごくっ…気持ちいいです…」
「よかったですわ…でも今度はもっと気持ちよくなってもらいますわよ?」

そう言うと、完全に元気をもらった俺の分身に手をかけた。
「ちょっ…そこは汚いですよ?」
「だったら私が舐めてきれいにしてあげますわ」
そういうと俺の分身の頭を舐めはじめた。頭だけではなく、全体を舐められ感じたことのない快楽を覚えた。
最初は頭だけだったのがいつの間にか口に加えられていた。
「じゅる…ふひはひへん…ひもちいい…れふの?じゅぷっ…」
「やばいっ…イクっ…!」
そう思ったときにはもう遅く、俺の精液が彼女の顔にかかっていた。
「これが…杉崎鍵の…精液…?」
そう言ってそれを飲もうとするので止めたのだが、
「おいしいからいいのですわ!」
といって聞かなかった。
すると不意に彼女が立ち上がる。
「さぁ、上がりますわよ」
「…あれ?続きは?」
「とりあえず今回はお預けですわ!」
「えぇ~…」
その後もトランプしたり、駄弁ってたりと続きする気配はなかった。しかもそのまま寝てしまった。
しかし俺は知らなかった。これから起こることを…



その夜リリシアさんは10:30ごろに就寝した。
しかし俺はまだあのことが気になり、ある人に電話してみた。
『あら、何かしらキー君』
そう、自称THE LOVEM@STER、知弦さんである。
「すみません、こんな時間に」
『いいわよ。だってキー君がもうそろそろ電話する頃だと思ったから』
「え、何でですか?」
『それは、キー君たちの一部始終見てたもの』
「なるほど、だから…って、えぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」
『いちいち大げさ過ぎよ?』
「当たり前です!だって知弦さん家来たことありませんよね?」
『ないけど隠しカメラならたくさんあるわ』
「いやいや!そんなことサラッと言わないでください!」
『チッ…』
「今舌打ちしましたよね!?」
『冗談よ』
「どこまで冗談かわからないな…」
『で?何でさっきの続きしてもらえなかったかってことよね?』
「はい、そうです…」
もう俺にはツッコむ体力さえ残っていなかった。
『とりあえずキー君は何も悪いことしてないわよ。多分何かあの子なりにあるんじゃない?』
「だといいですね…」
『どうしたの?元気ないわよ?』

当たり前だ。さっきの隠しカメラの件で精神力を一気に持っていかれたからな…
『そんなに心配なら、明日朝一番に謝れば?』
「そうしてみます…」
『そう…じゃあ頑張ってね』
そう…そうだ。俺が何かしたのかもしれない。謝れば大丈夫だろう、そう思い俺は床についた…。

ついでに。リリシアさんの寝顔があまりにもかわいかったので携帯で撮っておくことにした。



朝。とりあえず今日もまた太陽が上ってきた。時刻はAM8:30。忘れている人も多いかもしれないが、今うちにはリリシアさんが泊まっている。しかしここにはいないのでもう起きたと思う。俺も起きなきゃな…
顔を洗ってリビング直行。すると案の定リリシアさんは起きていた。しかも朝飯は作ってくれていた。まぁ、ここまではいいとする。問題はここからだ。
何も着ていない、いや、エプロン一枚。つまり彼女は今裸エプロンの状態である。Do you understand?
「あら、おはようですわ」
笑って挨拶してくれるが俺はちっとも笑えない。状況が状況だからな…。
「な… 何でそんな格好をしてるんですか!?」
「あら?だめでしたの?」
と、ちょっと涙目で言われた。やりづらい…。
「いや…別にだめって訳じゃ…」
「せっかく杉崎鍵のためにしてあげたのに…」
Pardon?今なんとおっしゃいました?俺のため?何かうれしいな…。
「そういうことで、今日一日は『杉崎鍵の妻』とさせてもらいますわ!」

なんやかんやで朝ご飯。メニューは和食の定番オールスター。
「どうですの…?」
「すごくおいしいですよ」
「よかったですわ…じゃあ次は…」

と言って俺に箸で取った鮭を出してくる。
「はい、あ~ん…」
嘘だろ!そこまでしてくれるなんて…
「あ、あ~ん…(モグモグ)」
「じゃあ次は…」
そういって今度はおかずを自分で食べ始め…
そう。それは言わずとしれた口移し。
しかも、最初はおかずを俺の口の中に入れるだけだったが、俺が飲み込んだ後は、そのまま舌を絡ませてきた。
ずっとやってると朝ご飯が冷めるから、俺から離した。
ついでなのでちょっと振っといてみた。
「お腹いっぱいだけど、デザートとしてリリシアさんを食べたいな~…なんつって」
「別に…いいですわよ…そのかわり、しっかり味わうのですわ」
俺は早々と朝ご飯を食べ、まだ温もりのある俺のベッドにリリシアさんをねかせた。
「やさしく…お願いしますわ…」
まずはエプロンの上から軽く胸のラインをなぞる。
「ひゃっ!そんな風にさわられたら…くすぐったいですわ…」
それから俺はまたラインをなぞる。さっきはあんなこと言ったが実際すごく敏感に反応する。
「じらしちゃっ…ら…らめですわぁ…」
ならばお言葉に甘えて。
俺はエプロンに手をいれ直に胸をさわる。それにしても相変わらずきれいな肌してるな…

俺の手は興奮するにつれ至大に早くなっていく。それに伴ってリリシアさんの感じ方も一段と大きくなっていく。
「あぁ…そんなに強くしたら…きもちい…ですわ…」
「もうそろそろ邪魔なのでエプロンとっていいですか?」
「そのくらい…自分で脱ぎますわ…」
と言って自分で脱いだ彼女の秘部はぐじょぐじょになっていた。
俺はそこに自分の舌を入れてみる。火傷しそうなくらい暖かかった。そしてそのまま舌でそこをなめ回す。
「やんっ…そんなとこ…なめちゃ…らめぇ…!きもちよすぎて…イッちゃいますわぁぁ!!!」
彼女の力が急に抜けた。どうやらイッてしまったようだ。
「はやく…中に…挿れるのですわ…」
そういわれたので俺は自分の分身を取り出す。そして挿れようとすると…
「やっぱり…私が自分で挿れますわ…!」
そういって俺は座らせ、その上に彼女が乗ってくる。
「先っぽが挿りましたわ…」
そう言うと自分でしゃがみ俺の分身を奥まで挿れた。
「じゃあ…動きますわ…」
彼女は体を上下させ俺はただ座るのではなく胸を揉みながら感じている。
「そんな…二カ所も同時だと…あぁん!…きもちよすぎて…おかしくなっちゃいますわぁぁぁ!!!!!」

「俺っ…もう出そうですっ…」
「杉崎…鍵の…精液…お腹に出すのですわぁぁ!!」
その瞬間俺の分身が果てた。どぴゅっ…
「あぁぁぁぁぁぁああぁぁ!!!!!!!」

「気持ちよかったですわ…」
そりゃ、そーでしょう。なぜならその後俺に6回くらいやらさせたからな…。

気づけば時刻はPM4:00。彼女が帰る時間。
「では、お気をつけて」
「杉崎鍵。ちょっと耳をかすのですわ…」
「?」
「じつは…(チュッ)」
「!?今の…」
「また明日学校で」
そう言って帰っていった。
なんか慌ただしい2日間はこうして幕を閉じた。


参考情報

前編(最初から中線まで)は2010/01/25(月) 21:27:47~2010/01/25(月) 23:16:51で6レスで投稿。
中編(中線から中線まで)は2010/01/27(水) 00:12:53~2010/01/27(水) 00:21:27で2レスで投稿。
後編(中線から中線まで)は2010/01/31(日) 00:58:52~2010/01/31(日) 02:01:34で4レスで投稿。
憂仁さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで2作品目。
前作の続編。



  • 最終更新:2010-07-06 19:06:31

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