李杏さんの小説2

本文

「「――――――――――――」」

ここは少し大きめな街中、珍しく男の姿のまま歩いて居る俺。

そして隣に歩いているのはポニーテールの美少女。名前は松原飛鳥、杉崎の幼馴染らしい。

「「――――――――」」

しかし二人の間に全く会話は無い。

「次はなんだ?」

「文房具ね」

会話はこれだけで終了した。俺は現在生徒会の買い物をしに、街へと繰り出していた。

本来ならば一人でいい筈なのにも関わらずなんでだ。

「消しゴムと、シャーペン、ボールペンと――――」

隣で文具を見定めている飛鳥、俺はこれと言って何かしてる訳でもない。

「選び終わったわよ」

飛鳥はそう言って面倒そうに、小さなカゴに入った大量の文房具を俺に突きだした。





「ありがとな」

そう言って私の選んだ文房具を受け取る彼、何で私がこんなぶっきら棒な人と一緒に街で買い物をしなくちゃいけないのよ。

「なんだ?俺の顔に何かついてるのか?」

「な、なんでもないわよ!」

どうやら彼の顔を見ていたらしい、た、確かに美形でカッコいいけど、それはそれよ。本当ならケンと一緒に買い出しに来るつもりだったのに!




「ケ~ン、遊びに来たわよ~」

私は隣にあるケンの家に乗りこんで来ていた。理由は簡単、休日を利用してデート、ショッピングに誘おうと思っていた。

「飛鳥!?俺の部屋に直行ってどういう事!?」

「合鍵くらい持ってるわよ、無ければピッ○ングで開けるまでよ」

「バイオ○ザード2に出てくる主人公ですか貴女は!」

「どうでもいいけど、早く買い物表作らないと夜までに終わらないぞ杉崎」

テーブルにはケンと――、向かいには誰か男の人が座っていた。

「あぁ、そうだな、飛鳥、悪いけど今日は先約があるんだ、悪いんだが――」

「ダメよ、私の約束を優先しなさい」

今日は譲れないわ、休日を逃すとすぐに他の子とイチャつくんだから。

「どんだけ横暴なんっすかぁ!?」

「そうか、杉崎、なら行ってこい、俺は一人で余裕だから」

そうそう、貴方は一人で買い物を済ませればいいのよ。

「いや、その量は無理だろ。生徒会室の分だけならまだしも、用務員室とかのも混ざってるし」

「面倒になったらアス○ ルでも使うさ」

「知らないけどうちの学園は対応しておりません」

「杉崎、碧陽学園にア○クルが来ないなんて時代錯誤も甚だしいぞ」

「知らないよ!だったら問い合わせてくれよ!」

「ケン、行くの?行かないの?」

「だぁ!面倒くせぇ!」

ケンがいきなり声を張り上げた、私と行くという一択しかないと言うのに。

「もう二人で行ってこい!」


「「はぁ?(はい?)」」

声が合ってしまう、なんで二人で!?

「なんでこんな奴と行かなくちゃいけないんだ」

この男!?言わせておけば!

「私もよ!なんでこんな奴と!」

「いいから早く行ってこい!これ予算な!」

ケンに予算(財布)を渡されて二人して追い出されてしまう。

「お会計が7千円になります」

「はい、これ、領収書の名前は碧陽学園生徒会で頼む」

彼は財布からお金を出して会計を済ませた。これで全部終わりね。

「はぁ、なんか疲れたわね」

二人共大きな荷物を持って、近くの公園に座り、ベンチの横に荷物を置いた。かなりの荷物になっていた。

「お疲れさん」

彼はどこかで買ったのだろうか、お茶をくれた。

「あ、ありがとう、その、えっと」

「一ノ瀬燵姫だ、燵姫でいいよ」

燵姫はそう言ってお茶を一口飲んでいた。私も貰う事にした。疲れた体に染みわたった。

「私の名前は――」

「松原飛鳥だろ、飛鳥でいいか?」

先に言われてしまった。

「え、えぇ、構わないわよ、なんで私の名前を?」

「杉崎から聞いた。ついでに深い事情の方もな」

「そう――――」




「暗い顔をするな、こっちまで暗くなる」

「あんたのせいじゃない!」

「おっと」

俺は飛鳥が俺の頭を軽く殴ろうとしたのに気付き避けた。

「避けるなぁ!」

「避けてさえいれば問題はない」

「あんたはどこのガン○ムのエースパイロットよ!」

「男は大体0083が好きだ」

「そんな豆知識いらないわよ!」

そこで俺は飛鳥の腕を掴んだ。

「笑ってたりしてる方が可愛い顔してるな」

「な、なによ!?」

急に顔を紅くしている飛鳥、どうかしたんだろうか?





「は、離しなさいよ!」

「あぁ、すまない」

彼に握られた腕がなんとなく熱い、あんな綺麗な顔を近づけられたら赤面しちゃうわよ!って見られてないわよね?

「顔が赤いけど、熱か?」

「きゃぁ!」

おでこに手を当てられた、思わず腰を引いて彼の手をどかした。彼の手はひんやりしていた。ケン以外の男の人とはあまり接さなかったので凄い緊張してしまう。


「まったく、なんなんだ、不可解な女だな」

「不可解なのは燵姫の方よ!」

「俺の目指す道は理解不能と言われる事だ」

「コードギ○スのOPテーマになりそうな答えねぇ!」

そんな時だった、厄介な奴等がやってきた。

「なっ!?そこの女はこの前の!?」

「貴方達は!?」

この前飛鳥を襲っていた奴等か、クビにでもなったのだろうか?こんな時間に歩き回ってるって事は。

「お前のせいで会社をクビになっちまったんだ畜生!」

やっぱりか、こいつら使え無さそうだし、会社としてはいいクビの口実になっただろう。

「兄貴!この前の女は居ないみたいだし攫っちまいましょうぜ!」

「そうだな、誘拐して身代金でもたっぷりともらおう!」

「俺達を攫うのか?」

「男か、まぁいい、お前も大人しくついてこい!」

「燵姫!逃げなさい!私だけで――――」

飛鳥が俺の前に立った。でも俺の前に立つのが少し遅かったな。

「ウボアッ!」

兄貴と言っていた男の方が俺の右ハイキックで沈んだ。

「うそっ!?」

飛鳥は大声を上げていた。相当な驚きの様だ。

「お前何者だ!?」

兄貴の方がそう言ってきた。面倒だなぁ。

「俺か?コードネーム、杉崎鍵だけど」

「なっ!?性別がちが――」

次の瞬間には左の切り返しのハイキックで沈めた。

「見た目で判断するとこういう事になる、覚えておけ、ってもう意識ないか」

「う、嘘?あの時の人?」

「ん?気付いてなかったのか?」

「だって見た目が違うじゃない!」

「まぁ見た目が違っても同じなんだから仕方ない、とりあえず行くぞ、野次馬が増えるからな」

そう言って荷物を片手に持ち、飛鳥の腕を引っ張って公園を出た。

「ちょ、ちょっと!引っ張らないでよ!」

そう言う飛鳥を無視してひたすら歩いた。




ウソ、あの時の綺麗な女性が燵姫だなんて――――、なんでドキドキしてるのよ!

私が好きなのはケンでしょう!?林檎ちゃんと争うくらい好きなのに、なんで、どうしてドキドキが止まらないの!?

「離してっ!」

私は無理矢理手を離した。

「うん、こんだけ離れれば大丈夫だろう」

彼は冷静にそう言っていた。私の事なんて何とも思ってないんだろうか、この人は?って何を考えてるのよ私っ!

「なぁ、これ頼むわ」

彼は手を出してきた。なに、手を握れって事!?

「いきなり、手を繋ぐなんて、心の準備が――」

「はい?荷物持つの手伝ってくれって意味なんだけど」

「あ、あぁ、そうね、ごめんなさい」

私は奪い取る様に荷物を持った。何をしているんだろう私。


「こ、この前はありがとう」

暫く歩いていると飛鳥がそう口を開いた。

「別に構わない、というか元はと言えば俺のせいなわけだし」

「どういう事?」

「――――、なんでもない、忘れてくれ」

会長を売ろうとした話はしなくていいだろう。それは置いておこう。

「燵姫って強いのね」

「まぁ色々あったからな、色々」

「そう――――」

そうしてまた沈黙空間になってしまう。俺は沈黙は嫌いじゃない。静かな時間が割と好きだったりするからだ。生徒会室での賑やかな空間もいいけど、静かな空間も嫌いじゃない。

「そ、それでさ――、えっと――」

飛鳥は無理矢理話題を作ろうとしているらしい、顔を赤くしながら、よく分からない奴だな。

「別に話題が無いなら無理に話す必要なんてないぞ」

「うっ――」

飛鳥はそれから黙ってしまった。




「――――」

全く会話がない、どうしよう、ケンなら必ず話題を提供してくれたりしたのに、何にも思い浮かばないわ。

「だから俺の顔になんかついてるのか?」

また見つめていたらしい、あぁーもう!

「なんにもついてないわよ!静か過ぎるのよ!耐えられないわよ!もっと楽しい話題を提供しなさいよ!」

「――――」

彼は沈黙したまま前を向いていた。私の方を一切見ずに。やってしまった。

「ご、ごめんなさい、つい、ケンはいつも面白い事を言ってくれたから ――」

「別に構わない、でも俺は沈黙はあまり嫌いじゃない、空は夕焼けで赤く染まり、鳥の囀りが聞こえ、周りから夕飯時の匂いがする、そして隣には笑えば可愛い飛鳥がいる。そんな幾重にも重なった物が俺は好きなだけだ」

私はそれを聞いた瞬間にケンとはまた違う男性の一面を知った。確かに周りを見渡すと燵姫が言う様に色んな音や匂い、目で見える物が見えた。

「ぷっ」

でも私は思わず笑ってしまった。

「なんだ、おかしいか?」

「クールに見える燵姫が案外ロマンチストなんだなぁってね」

「そうか?詩人と呼んで欲しいな」

「そうね、詩人でもいいかもね、手、繋いでもいいかしら?」

「なんだ、急に?」

「いいからっ!」

そう言って無理矢理手を繋ぐ私。

「どう?さっきの感覚にもう一つ追加、可愛い私の手の感触って言うのはどうかしら?」

「自分で可愛いとか言ってるその性格を直した方がいいな」

むっ、この男は!

「燵姫!!!」

「だが当たらぬわ」

私の拳は避けられてしまった。でも、その拳は燵姫に握られた。

「でもその感触は貰うよ。いい感触だからな」

「あ、ある意味セクハラ発言よ!」

「そうか、じゃあ離すか」

「べ、別に構わない、から、握ってて」


「あぁ、分かった」

飛鳥はひたすら顔を紅潮させていた、下を向きっぱなしで、全く本当に不思議な子だな。

その後結局学園まで買った物を届けるまで、手を繋いだままだった。

「はぁ、疲れたわね」

生徒会室で一休みしていた所で、飛鳥はため息をついていた。確かに俺も微かな疲労感はあるな。

「そうだな、俺も疲れたわ」

「燵姫、少し目を閉じてくれない?」

「なんだ?」

そう言いながらも目を閉じる俺。

「疲れが取れるおまじないよ」

声が聞こえた次の瞬間に、自分の唇に温かい物を感じた。そしてすぐに温かい物は離れた。

「どういうつもりだ?」

「そういうつもりよ」

真剣な眼で見てくる飛鳥。

「飛鳥には杉崎が居るんだろう?」

「そうね、でも気持ちの問題なんだから仕方ないんじゃないかな?」

「まぁそりゃそうだけど――」

「それが今の私の気持ち、受け取ってくれるかしら?」

「俺にはまだそんな気持ちはないぞ?」

「じゃあ私が骨身に染みるまで教えてあげるわ、ケンに教えるよりは楽そうだもの」

飛鳥はいたずらっ子みたいな目をしていた。

「杉崎より楽に見られるって俺としては心外なんだけどな」

「まぁいいじゃない、それよりもう一回いいかしら?」

「いやだね」

「失礼よね、それって、女性に対する態度じゃな――」

そう言って腕を組む飛鳥、そんな飛鳥に俺から唇を近づけた。

「完全に狙ったわよね?」

唇を離してから文句を言ってくる飛鳥。

「俺の方が二枚も三枚も上手な所を見せてやっただけだ」

「――――、もう許さない!」

飛鳥の拳を避ける俺。

「だから避けるなぁ!」

「痛そうだから嫌だ」

「当たりなさ――」

飛鳥の拳を掴み俺の方へ引っ張った、当然二人して転ぶ。そして体制は飛鳥が俺に覆いかぶさっている状態になった。

「大胆だな、飛鳥」

「む――――、バカぁ!」

顔を赤くして上から拳を振りおろしてくる飛鳥、でも避ける。

「だから避けるなぁ!」

「じゃあ別の行動で試してみるか」

俺はそういって避ける。そして下から飛鳥の唇に自分の唇を当てる。

「なっ!?」

軽く触れる様な、一、二秒位のフレンチキスをした後、唇を離すと飛鳥は完全に顔を赤くしていた。


「どうかしたのか?」

「むっ、分かってて聞く?」

「分かってるから聞く」

飛鳥は頬をぷくーっと膨らませていた。いじける飛鳥も結構可愛いな、なんて思ってしまう。

そして俺は飛鳥をどかして、生徒会室のドアの方に向かった。

「燵姫?」

飛鳥は不思議そうな顔をしていた。そんな飛鳥に俺は笑顔を浮かべたまま、生徒会室のドアに鍵をかけた。

そして立ちつくしている飛鳥に近付いて行く。

「な、なに?」

「分かってるんだろう?」

俺は飛鳥を抱き抱える、そしていつも会議で使う机の上に飛鳥を優しく寝かせた。机が少しひんやりするのだろうか、飛鳥は「ひゃっ」と声を出していた。

体制としては飛鳥が机の上で寝ている状態、俺は飛鳥の上で四つん這いになっている。

「もしかして、イヤ、か?」

俺はあえて少し困った様な顔で言ってみる。

「そ、そんな顔しないでよ!い、イヤじゃ、ないから――――」

飛鳥は顔を真っ赤にしながら言った。最後の方は声もなんだか小さい。

「そっか――」

俺はイタズラっ子の様な笑顔で答えた。表情を百八十度転換である。

「燵姫! もしかして騙した!?」

「人聞きが悪いなぁ、言っただろ? 俺の方が何枚も上手だってさ」

俺はそう言って飛鳥の耳を甘噛みした。

「っ、ぁ――」

飛鳥は歯を噛み締めながら甘い声を出した。いきなりでビックリしたのだろう。

「飛鳥、可愛いな」

そうして次は首筋にキスをしていく。相変わらず無抵抗な飛鳥にイタズラを一つしてみた。

「っ、ぁん――、痕がついちゃうっ!」

強く吸ったら飛鳥に怒られてしまった。でも声は明らかに喜んでいる感じの声色だった。

「そうか? じゃあやめる」

俺は飛鳥から顔を離そうとした。

「い、イヤっ!」

飛鳥の腕が俺の首に周り無理矢理キスされてしまった。しかもディープな方で、飛鳥の舌が俺の口の中を蹂躙していく。

「ん、ふぁっ――、ちゅっ」

俺も負けじと飛鳥の口の中を蹂躙していく、いつも会議をしている生徒会室の中に卑猥な音が響く。

「燵姫――、大好きぃ」

唇を離すと飛鳥がそう言った、目は潤んでいる、顔は上気している、とても色っぽい。

「あぁ、俺も大好きだよ、飛鳥」

そう言って俺は飛鳥の上の制服を脱がしていく。生徒会室の中で服を脱ぐ音が響く、これだけでもかなり興奮してしまう。

「ど、どう?」

飛鳥が目を反らし、恥ずかしそうに胸を両腕で隠しながら言ってきた。

「綺麗だ、とっても綺麗だ、飛鳥」

そう言って俺は飛鳥の腕を外す、綺麗な形の胸が露になった。俺はその片方、向かって右の胸を吸った。

「ぁぁっ!」

飛鳥は嬌声を上げた。

「気持ちいいか?」

俺はそう聞くと飛鳥は顔を紅潮させながら微かに頷いた。俺は飛鳥の声を発しないその態度を見ると、左胸の方を左手で強く揉んだ。


「ふ、ふぁぁぁ」

飛鳥の体はぴくんと跳ねた。もしかしてイッタ――? 俺は両胸の愛撫を中止して飛鳥に聞いた。

「飛鳥、もしかして一回イッタ?」

「――――、き、聞くな、バカぁぁぁぁ!!!」

何か頭をポカポカ叩かれた、全く痛くない、飛鳥は顔を真っ赤にして涙まで滲ませていた。

「燵姫がいきなり強くするからっ!」

「あぁ、悪かったな」

俺はそう言いながら、少し濡れている下着を左手でなぞった。

「くっ、ふぁっ――――」

飛鳥はいきなりの刺激に表情を歪ませた。この感じを見ると気持ちよかったらしいな。

「燵姫! ぜ、全然悪いと思ってないでしょ!」

「よく分かったな、俺に反省の二文字はない」

俺はそう言った瞬間に視界は逆転した、何故か今は飛鳥を見上げている。

「どういうつもりだ?」

俺の上で四つん這いになっている飛鳥に俺は聞いた。

「し、仕返し――、してあげる!」

そう言って飛鳥は俺のズボンとパンツを器用に脱がせた。

「結構大きいわね」

飛鳥はそう言って俺の物を握り、摩ってきた。

「っ――、それはどうも」

俺は強がりを含めて飛鳥に答えた。どうやらそれが飛鳥のS心を喜ばせたらしい。

「そんな強がり言っていいの? こんなにピクンピクンって跳ねてるけど?」

飛鳥はそう言って鈴口の所を人差し指でなぞってきた。

「っ――」

俺はそれでも強がった。しかしそれが飛鳥にとっては燃料となってしまう。

「ふぅん、じゃあこういう事されても大丈夫なんだ?」

ぴちゃっ、と音がした、飛鳥が俺の物の先を舐めていた。口には含まない、ただ舐めるだけ、まるでアイスでも舐めるかの様に。

「あ、飛鳥、や、やめ――」

俺の呼吸は速くなっていた。強がりをするにもかなりきつくなってきた。

「フフ、今更遅いわよ~」

「っぁぁっ!」

飛鳥はそう言うと俺の物を口に含んだ。まるで電撃でも走った様な感覚に陥った。

「フフフ」

下から俺を余裕な表情で見上げてくる飛鳥、俺の方に余裕は全くない。

「はぁ、っぅ――」

ちゅっぱ、ちゅぱ、じゅるるる、と卑猥な水音を立てながら俺の物を吸う飛鳥、カリ首に舌を回したり裏筋を甘噛みしてみたり、こんな技術どこで仕入れたんだ――。

「いっふぇいいぉ(イッテいいよ)」

じゅるるるるるる、と勢いよく俺の物を吸う飛鳥、そんな強い吸引に耐えられる筈もなく。

「あ、飛鳥、もうダメだっ!」

俺はあえなく果てた。ドクドクと放出されるそれを飛鳥はゴクゴクと飲み下していく。苦しくないのだろうか。


「はぁ、はぁ――――」

俺は息を整えていた。飛鳥は俺の物から口を離しているが、口の中で味わっているという感じだった、そして今飲み込んだ。

「美味しかった」

笑顔プラス頬を赤く染めながら言う飛鳥、妖艶な感じがした。

「美味しいのか ――?」

「燵姫のだからとっても美味しいよ?」

素の表情で言う飛鳥、俺の心の中で飛鳥が凄く愛おしい物だと感じてしまう。

「そ、そうか」

俺は飛鳥から顔を反らして答えた。

「ぁー、燵姫の顔も真っ赤~」

「う、うるせぇ!」

俺は大声で言った。飛鳥はクスクスと笑っていた。

「でもこれで一勝一敗だよ?」

飛鳥がそんな事を言った。いつから勝負になったんだこれ。

「それにまだ燵姫のビンビンだし、もう一回イク?」

飛鳥は俺との距離をジリジリと詰めて来ながらそう言った。

「そうしたら俺の負けだろ!?」

「あら、ばれちゃったわね?」

ヤバい、俺の方の余裕が全くないじゃないか、俺の方が上手だとか言った癖に――。


「それなら――、私の中に来て――、ね?」

飛鳥は机に仰向けに寝転がった、ピンク色の可愛い下着を自分で脱いだ。なんとも扇情的である。

「分かった」

俺は簡単に答えた。そんな誘う様な飛鳥に逆らえなかった。

「入れるぞ」

「う、うん」

飛鳥は急に不安そうな顔をしていた。

「もしかして、始めてか?」

「だ、大丈夫だよ?」

飛鳥は顔の前で手をぱたぱたさせながら言った。

「そっか――、痛かったら我慢せずに言えよ?」

「うん、大丈夫、だって燵姫だもん」

飛鳥は結局笑顔でそう答えた、俺だからってどんな理屈だよ。

ぬぷぬぷ、と音を立て、正常位で飛鳥の中に入って行く。飛鳥は顔を歪めながら、それを受け入れていった。

「飛鳥、全部入ったぞ、大丈夫か?」

俺はそう優しく飛鳥に告げる。飛鳥はまだ顔を歪めていた。

「ぇ?」

飛鳥はなんだか意外そうな顔で言った。なんだ? 俺は逆に変な表情になってしまう。

「案外痛くない――、かも――?」

どうやら想像していたのよりも全く痛くなかったらしい。個人差があるらしいからな。

「燵姫、動いてみてくれる?」

それに頷いて優しく数回動いてみた。飛鳥は嬌声を上げる事は上げるが、痛みや、苦痛の色は全くなかった。

「やっぱりっ、痛く、ないっ――」

飛鳥は俺を見つめながらそう言ってきた。突かれながらの為か、途切れ途切れに答える。

「良かった、飛鳥の中、気持ちいいよ?」

早速イジメに入る俺。

「ば、ばかぁ、っ――!きゅぅっ」

飛鳥に罵倒されるが気にせず飛鳥を貫き続ける。飛鳥は息を切らせながらも顔を紅くし、涙を滲ませ、あえぎ声を上げる。


「き、気持ちいいよぉ」

「っ――」

飛鳥は不意に、多分無意識で下半身に力を込めたのだろう、いきなりキュンキュンと自分の物が締め付けられた、今のはかなりきつかった。

ただでさえ飛鳥の中は気持ちいいって言うのに――、ヒダが俺の物を舐める様に愛撫していく。先は子宮口に当たり擦れる。飛鳥の中は温かく、柔らかく、とても気持ち良かった。

「燵姫、好きぃ、大好きぃ」

飛鳥が甘える様にそう言った。

「ぁぁぁぁっ――――!」

「ぐっ――――」

飛鳥は小刻みに震えた、飛鳥はそこでイッタみたいだった。そして俺も飛鳥がイッタ為か、貪る様な膣の動きに耐えられる訳も無く、果ててしまった。俺は飛鳥の体に自分の体を預ける様に倒れた。

「飛鳥、良かったよ」

俺がそう言うと頭に飛鳥の手の感覚を感じた。

「うん、私も良かった。燵姫の事がもっと好きになっちゃったかな」

飛鳥は俺の頭を撫でながらそんな事を言った。しかしなんで頭を撫でるんだ。

「俺は子供じゃないんだけど――」

俺は不服みたいな感じで答えた。

「そう? 可愛いじゃない、こうしてると本当に子供みたいね」

「失礼な奴だな、まったく」

そう言いつつも、なんだか少し眠気を覚えた。飛鳥の暖かい体に包まれているとなんだか幸福感を感じた。

「少し寝たらどう?」

飛鳥は優しい声で俺に言ってきた。繋がったままにも関わらず、俺はすーっと落ちていった。

「フフフ」

眠る直前、飛鳥の不気味な笑い声を聞いた気がした――――。




「う、ううう――」

俺はなんだか嫌な感覚で目を覚ました。下半身から物凄い感覚が伝わって来る。

「うっ、くはっ!」

「おひた?(起きた?)」

飛鳥は裸で寝ている俺とは対照的に、制服を着たまま俺の物をくわえていた。

「な、なにやって――、くっ、い、くっ!」

目覚め一発でいきなり果てさせられてしまった。飛鳥は相変わらず美味しそうにそれを飲んでいた。

「ウフフ、これで私の勝ちね」

飛鳥は飲下した後にそう言った。どうやら飛鳥の罠だったらしい、完全にやられた。

「勝ちとかまだ気にしてたのか?」

「あれから四回は抜いたわよ、さっきのが最後だったんだけど、大変だったんだから」

俺は呆れかえった。


「飛鳥、アホだろ――――」

「若さよね、一日六回も出せるなんて」

「殺す気か!」

「大丈夫よ、高校生だったら一日二桁くらいは抜けるらしいから」

「いらん情報だな!」

「そ・れ・に、弱点なら全部掴んだから」

飛鳥は可愛く微笑んで言った。

「くっそ、負けだ負け、次は負けないからな!」

飛鳥からそっぽを向いて、そそくさと服を着ていく。

「ぁー、いじけたー?」

飛鳥に頬をプニプニと突かれる。

「知らん!」

「フフフ」

そんな俺を見て飛鳥は不気味な笑みを浮かべていた。なんだか俺はこれから尻に敷かれる気がしてきた――、前途多難だな――。

「不幸だ ――――」

俺は某主人公の様に呟いたのだった。


参考情報

2010/02/17(水) 17:43:19~2010/02/17(水) 17:55:05で10レスで投稿。
李杏さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで2作品目。



  • 最終更新:2010-07-07 22:46:09

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