板こんにゃくさんの小説3

本文

「私は、キー君が好き」

そうだったらいいな、とは思っていた。
だけど知弦さんはそんな態度を一切見せなくて…
俺は全く知弦さんの想いに気づいていなかった。

「俺は…」
どうしたらいい?
頭に浮かんだのは飛鳥のこと。
ここで知弦さんの気持ちに応えることは彼女を裏切る行為だ。

できない。

昔俺が傷つけてしまって、それでも俺を想い続けてくれたアイツを裏切るなんてことはできない。
じゃあ知弦さんのことを傷つける?
俺には彼女がいるんだからしょうがない?

ふざけんな

ここで知弦さんを振ったら今までの一年間俺が言い続けてきたことが嘘になる。
あんな暖かい空間を否定するようなことは俺の口からは言えない。
本当にそれだけなのか?
今の俺の気持ちはどうなんだ?
知弦さんのことをどう想っている?

好きだ。

それは先輩として?
生徒会役員として?
それとも、女性として?

女性としてに決まってる。

「俺、は……!」

そうだ。
言い出せばいい。
『俺も知弦さんが好きです。』
と。
女性として好きならば何の問題も無いじゃないか。
何を開き直ってやがる。
そんな俺の勝手な気持ちで飛鳥を傷つけていいのか?
良いわけがない。

結局は堂々巡り。
飛鳥を取るならば知弦さんを傷つけることになり、
知弦さんを取るならば飛鳥を傷つけてしまうということになる。

その結果俺は何も言い出せなくなっている。

「………ゴメンね。キー君。」
「え?」
何で知弦さんが謝るんだ?
知弦さんが謝る理由なんて何も無い。
寧ろいつまでも答えを出すことができない俺の方が謝るべきじゃないか。
「…知弦さんが謝る必要ないですよ。」
「じゃあ、何でキー君はそんなに泣きそうな顔してるの?」
「え?」
「今のキー君、あの時のキー君みたい。いえ、あの時よりもひどい顔してるわ。」
「……そうなんですか。」
あの時というのは知弦さんと初めて保健室で会った時だろう。
俺はあの時知弦さんに助けられなければ人知れず潰れていただろう。
そして今俺はその恩人を傷つけるかどうかで悩んでいる。


違う!

それじゃあ2年前の俺と変わらない。
俺は決意したはずだ。
自分の大切な人を絶対に悲しませないと。
どちらかではなくてどちらも選ぶんだ。
でもどうやって?
その方法が思いつかない。
「キー君!」
え?
俺の目の前には知弦さんの顔のアップ
俺は再び知弦さんにキスされていた。
「な、何…で?」
「そんなの、決まってるじゃない…」




「キー君のことが好き。大好き…!」




そう言う知弦さんの頬には…

涙が伝っていた。

そんな姿を見せられても何も言えない自分に嫌悪感を抱く。
ここまできてもどちらかを選べない自分にも。

「………松原さんを傷つけたくないんでしょう?」
「!!!」
やはりと言うべきか見透かされていた。
隠し通せるはずも無い。
ここで知弦さんへの答えに戸惑うのはそれくらいしか無いのだから。
聡明な知弦さんなら簡単に予測できただろう。
「別に、いいの…」
「……いいって、何がですか?」
「キー君が松原さんを傷つけたくないと言うなら松原さんには黙っていてもいいの。」
「………本当にいいんですか?」
「…私から言い出したことよ。」
必死に涙を隠すためか微笑もうとする知弦さん。
しかしその微笑みはいつもと違いぎこちない。


「松原さんの次でいい…… 2番目でも構わない… だから、私に貴方の愛を…!」

ここでようやく俺の覚悟は決まった。
俺は知弦さんを思い切り抱きしめた。


「……一言だけ言わせてください。」
「…何?」

「俺は知弦さんを2番目なんかにするつもりはありません。」

「…え?!」
「優柔不断と言われるかもしれませんが…皆1番なんですよ。」 
これから言うことは知弦さんを傷つけるかもしれない。
だけど逃げることは俺自身が許さない。


「知弦さんも、飛鳥も、会長も、深夏も、真冬ちゃんも、林檎も、俺のかけがえのない1番大切な人なんです。」


自分でも最低なことを言っていると自覚している。
俺が言ったことは告白をされて他に好きなひとがいるけど付き合うなんて言ってるのと同じことだ。
ここで拒絶されても仕方が無いと思う。
ビンタの1発や2発は甘んじて受けよう。
そう思い目をつぶると…

唇を重ねられた。

「ど、どうして…?」
「…私はキー君の1番になれただけで十分なのよ。」
「で、でも!」
「それにさっきキー君が言ったことはいつも言ってることじゃない。私は、そんなをキー君だから好きになったのよ…」
その言葉を聞き俺は知弦さんを更にきつく抱きしめた。
今離してしまったら涙で顔がくしゃくしゃな俺を見せてしまうことになるから。


「はむぅ…んっ、くちゅう…んむぅ……」
ぴちゃぴちゃと唾液を交換する音が響き渡る。
ちなみにここは知弦さんの部屋だ。
今日は知弦さんの両親が留守らしいのであの後そのままお邪魔したのだ。
これなんてエロゲ?って思わざるを得ないくらい都合のいい展開だが気にしないでおこう。
「あむ、うむぅ…きーくぅん…んむっ」
お互いに唇を離そうとはしない。
それどこらか知弦さんは一瞬たりとも唇を離したくないとでも言うように貪欲に俺を求めてくれる。
ここまで求められたら応えるのが男と言うものだろう。
「うぁ…んんっ、ちゅる…ん、あむぅっ!?」
知弦さんの豊満な胸に手を伸ばす。
突然のことに驚いたようだが拒否は無い。
それどころか心なし押し付けるように胸を突き出してきている気がする。
そんな知弦さんを見て俺の中にふと悪戯心がわきあがり触れるのを止める。
「んんむ………え?」
知弦さんが不思議そうな表情をして唇を離す。
「……触らないの?」
やはりこんなことを聞くのは恥ずかしのか顔を真っ赤にして、でも触ってもらえないと物足りないと言った表情。
とてつもなく可愛らしく今すぐにでも襲い掛かりたくなるのだが、なんとか耐える。
「どこを触ってほしいんですか?」
「え…?」
「言って貰わないとわかりませんよ?」
「…」
拗ねたように顔を背ける知弦さん。
……正直、たまりません。
………
……
「………むねを、触って…」
やはりプライドが邪魔をしていたのかしばらくの間黙っていた知弦さんだが、ついに我慢できなくなったのか、顔を赤くしながら蚊の無くような声で言ってくれた。
だが俺はそんな知弦さんをもっとみていたくなり、
「服の上からでいいんですか?」
さらに知弦さんを追い詰める。
「!…………直接…おねがい…」
「わかりました。では服を脱いでください。」
「え?」
「脱がないと直接触れませんよね?」
「うう……わかったわよ……」
制服のリボンがシュルリと音を立てて抜きられる。
…興奮しますね。
いや、自分で脱がすのもいいんだけどさ!?
やっぱ知弦さんみたいな人がいやいやながらも自分から服を脱いでいってる状況に興奮する訳で!
知弦さんが上着に手をかけた。
「おお…」
ゆっくりと現れる知弦さんの白い肌を見て思わず感嘆の声を上げてしまった。
「…」
知弦さんは相変わらずそっぽを向いたまま黙っている。
そしてついに知弦さんの双峰を隠すものはブラジャーだけになった。
「へえ…黒ですか。似合ってますよ。」
「!!」
もはや湯気がでてきそうなくらい顔を真っ赤にしている知弦さん。
だが顔を背けているのでその顔があまりよく見えない。
「!? …はぅ、んっ…ちゅう…」
知弦さんの顔を拝見するためにむりやりこちら側を向かせそのままキスをした。


「あむ、ぴちゅ…んむっ…」
知弦さんの舌を嬲って唇を離す。
もう完全に瞳は潤みきっている。
「じゃあ次はスカートですね。」
「え?!」
予想外だったのだろう。
知弦さんの目が丸くなっている。
だが観念したのだろう。
そろそろとスカートのホックに手を伸ばしている。
そしてホックが外れ、ふわりと音を立ててスカートが床に落ちる。
パンツもブラとおそろいの黒色だった。
その中心部は明らかに色が濃くなっている。
「へぇ…まだほとんど触っていないのにビチョビチョになっていますね」
「な、なにを、言って…」
「だってほら…」
「ひゃあっ!」
言いながらパンツの上から知弦さんの秘部を撫で上げると可愛らしい悲鳴を上げてくれた
「軽く触っただけなのに俺の指もベタベタですよ。」
「うぅ…」
知弦さん自身困惑しているのだろう。
明らかに戸惑っている。
その混乱を逃さずさらに知弦さんの秘部をなで上げる。
「ああっ…んっ、んんっ!ちょっ…きぃ……んっ!」
口をまた口で塞ぎ、指をゆっくりと埋没させていく。
「んっ…んぅんんっ!!」
俺の腕の中で必死に快楽から抗おうとよがる知弦さん。
だが俺はさらに知弦さんをいじめることにする。
第二間接まで埋まった中指を軽く折り曲げる。
「んんっ!んあっ…!!」
その瞬間まるで電撃が走ったかのように知弦さんが震え、唇も離れてしまった。
構うものかと指を伸ばしては折り曲げ、伸ばしては折り曲げを繰り返す。
「やっ…きぃくんっ…!やすまっ……」
どうやら最初に折り曲げた時にイッたらしい。
知弦さんが休憩を懇願してくる。
この様子ではさっきからイキっぱなしだろう。
止めとばかりにぷっくらと膨らんでいるクリトリスに親指を当て細かく振動させる!
「あっあっあっあっあっああああああああああ!!!」
これまでで最大級の快楽の波が襲ってきたのだろう。
知弦さんが弓なりに体を反らしながら小刻みに痙攣した。


痙攣が治まってきたころ、知弦さんが口を開いた。
「………ひどいわよ、キー君…」
「…すいません。だけどこれからの為にはこれくらいしておかないといけないと思ったんです。」
「ふふ、わかってるわ。」
そう言うと知弦さんは足をMに曲げ、
「きて、キー君。」
と言ってくれた。
「…」
俺はだまって一物を取り出し照準を合わせ、
「いきます。」
その一言と共に一気に貫いた。
「―――――――――――――――!!」
いくら濡れているとは言ってもやはり痛いのだろう。
知弦さんの表情から痛みを必死に取り繕うとしているがわかる。
そんな知弦さんを見ていられなくなり、俺は最初からスパートをかける。
知弦さんの中は俺の精液をしぼりだそうとしてくるかのきつく締め付けてくるが、
圧倒的な愛液の量のおかげで腰を振るのに問題は無かった。
今まで我慢していた為限界が訪れるのは早かった。
「くっ…!」
ギリギリで知弦さんの中から引き抜く。
ドピュッ、ドピュッ、ピシュッ
知弦さんの体が白く染まる。
俺も文字通り精も根もつかい果たし、知弦さんの隣に倒れこんだ。
「ハァ…フゥ……ハァ…ハァ…」
となりから聞こえる荒い息遣いを子守歌に俺の意識は闇に沈みこんでいった…
「キー君……大好き。」
最後に聞いたこの声は夢では無いと信じたい。



参考情報

2010/07/11(日) 22:47:14~2010/07/11(日) 22:52:33で7レスで投稿。
板こんにゃくさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで3作品目。



  • 最終更新:2010-07-11 23:16:02

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