田中 光さんの小説2

本文

もにゅん。
気づいたら会長の小さな胸を揉んでいた。

これは別に故意ではなく、鍵がいつものように生徒会の仕事を一人で片付けていたときに会長が忘れ物を取りに来て、その際偶然にも机から書類が落ちて、運悪く会長が書類を踏んづけて転びそうになったところを鍵がとっさに手を差し伸べたら会長の胸を鷲掴みしてしまった、という話である。まこと、真実とは明らかになってみれば下らないものであることよなあ。

「「あ・・・」」
二人呆然。
会長はぺたん、とその場に脱力して座り込む。
「会長、ホントすいませんでした。触るつもりじゃなかったんですが」
これはマズイかな、と鍵は思っていたが。
「なんであんたはそんな落ち着いてられるのよ!どうせぺったんこよ悪かったわね!」
なんか予想外の怒られかたをした。
「いや、ですからぺったんこはぺったんこで需要が「ぺったんゆうなー!」
会長が割り込んできた。
「私だって、それなりに成長してるんだから!そうよ!確かめてみなさいよ!」

(わ、私ってば、何言ってるのよ~!?)
「いや、待って杉崎。今のは「わかりました。確かめます」
ふにゅん。
鍵は真剣な表情で会長の胸を揉んでいた。両手で。
「うひゃあ!?」
会長がビクッと軽く跳ねる。

ないない言っておきながら全くないわけではない。だからある。服ごしでも触ればはっきりとわかる。
この瞬間。鍵の理性は飛び。むしろ一周まわって冷静に、それでいて欲情していた。
「あわっ!?ひゃ、杉崎ぃ、もっと優しく・・・」
会長の顔はどんどん赤くなっていく。
「会長、直に触ってもいいですか?」
マジトーンで要求してくる杉崎に、会長はなんだか雰囲気に流されつつあった。
「え、や、その・・・杉崎がどうしてもっていうなら・・・」
その言葉を聞いた刹那、会長は気づけば全部ボタンを外され、さらに肩まで露出させられていた。肘のあたりで制服がわだかまっているのがむしろ色っぽい。
「ちょ、ちょっと、ここまで脱がさなくても」
さらに白いブラが肩から外されて、平坦ながらハリのある胸がさらけ出された。
鍵は両手でその、「両手にすっぽりおさまる」というキャッチフレーズそのままの胸に触れた。
「にょわ!?」
鍵の手の熱さが伝わる。

「会長。すっごいすべすべで、柔らかくて、気持ちいいです。俺はこの大きさ、すきですよ?」
目を見て、満面の笑顔で言われた。
(う、嬉しい・・・)
本来の目的は成長してるかどうかだったけれども、結局のところ褒められれば、大きい小さいは大した問題にはならなくて。

と、油断していたら、乳首を口に含まれた。
桜色の乳輪の上の小さな乳首を口に含み、舌先でころころと転がす。
「やっ、はぁン!」
甘い匂いがプンと香った。
鍵がスカートをめくりあげて股間に手を伸ばすと、ねちゃっとしたものに指先が触れた。
「会長のここ、濡れてますよ?」
「言わないでー!!!」
ババッとスカートを直し、裾をぎゅっと握りしめながら会長が叫ぶ。
その恥じらう姿がよけいにそそる。
「会長、俺、もう我慢できません」
「え?杉さ・・・」
言葉を途中で遮られた。
世界が止まったように思われた。
(えええ!?わ、私、杉崎とキ、キ、キスしちゃってるううううぅううう!?)
突然のことなので、目を閉じる余裕もない。会長は零距離でキスの相手を見つめることとなった。
(杉崎の顔、真っ赤だよぉ・・・うあわわわ)
完全にテンパッた会長は、そのまま鍵に押し倒されることになった。
「パンツ、脱がしてもいいですか?」
会長はもう、流されるままにコクンとうなずく。
杉崎がパンツをおろすと、つ、と愛液が糸を引いていた。そのまま足首からパンツを引き抜く。甘い、だが生々しい香りが漂った。
股間に外気が触れてくる感覚で会長は我に返った。
「ちょ、っと待って、って、ひゃう!?」
鍵にいきなり秘裂を舐めあげられた。すでに敏感になっているそこには、温かい舌粘膜による愛撫は強烈な刺激だった。
反射的に両足を閉じようとするが、すでに鍵の頭部が股間にあるため、より秘部に顔面を押しつけることになってしまう。
「やっ、はン、きゃう!」
鍵の舌がさらに速く動く。染み出る汁は徐々に白く濁り、味と匂いが濃くなっていく。
(んああ、そんな、濡れちゃうなんて、恥ずかしいよおおお・・・)
鍵は唇を秘口に当てると、湧き出してくる愛液を音をたてて吸った。
「ふぁあ!?だ、だめ・・・音、聞かせないでぇ!」
しばらくして、ようやく鍵が股間から顔をあげた。会長はぜえぜえと肩で呼吸をしながらぐったりしている。ぼんやりとする頭の隅で、鍵がズボンを脱ぐ音が聞こえた。そして、そっと覆いかぶさってくる気配。
「会長、いいですか?」

ああ、なんで。
なんでこんな真剣な表情をした杉崎がかっこよく見えちゃうんだろう。
あの馬鹿でエッチな杉崎なのにっ!
そう、思ってるのに。
「うん、いいわよ。来て、杉崎」

(つっ・・・!痛い・・・!)
処女膜が破けて亀頭が子宮口を突き上げる。未知の感覚に脳髄が揺さぶられ、目がチカチカする。
(なんで、私、こんな痛くて恥ずかしいことをしてるの?・・・杉崎だからなの?)

杉崎の言葉を思い出す。
『たくさん欠点あるのに、それでも皆に好かれるって、それは尋常じゃない才能ですよ。誇ってください』
『俺、杉崎鍵は、桜野くりむを、誰よりも愛しています』

杉崎からは、しょちゅうからかわれたりするけど、突然、嬉しいことを言ってくれたりする。それが、私を支えてくれる。
杉崎が風邪で休んだときとか、文化祭の準備のときに軽くケンカして出ていっちゃったときとか、すごく不安で、落ち着かなかった。
杉崎は、いつも支えてくれる存在。
私が会長でいられるのは、杉崎が副会長として隣にいてくれるからだと思う。

だけど、それだけじゃなくて。
杉崎鍵が、桜野くりむを支えてくれたから。

「あのさ、杉崎」
「どうしました、会長」
会長は耳まで真っ赤にして、もじもじしている。
「名前で、呼んで」
「え・・・」
「その、これからもずっとさ、私のそばにいてくれると、嬉しいな。杉崎。会長と副会長としてじゃなくて、桜野くりむと、杉崎鍵として」
目に涙を浮かべ。
「杉崎のことが、好きだから」

ああ、どうして、相手を好きなことを知られるって、こんなにも恥ずかしいことなのだろう。

鍵は、一瞬目を見開き、そして、
いつもの表情でニカッと笑う。
「はい!俺は、くりむを一生愛することを誓います!」

くりむからは、いつのまにか痛みはなくなっていた。

「あ、やン!なに、これ、気持ちいいよぅ!」
硬い肉棒が前後に動くたび、周囲の膣もつられて引っ張られる。くりむの身体にピリピリと電気のようなものが走る。
「くりむのなか、すごくいいよ」
「バッ、バカッ!そんにゃこと、いわないでぇ!はぅン!」
涙目でプルプル震えながら抗議しても、それは加虐心を煽るだけで、鍵が腰を振るのはさらに加速する。
そのとき、
「コンコン」
生徒会室にノックの音が響いた。
「「!?」」
扉の向こうからは、生徒会に用事があるらしい生徒の声。
「すみませーん。会長さん、いらっしゃいますかー?」
この予想外の事態に、二人はアイコンタクトを交わす。
(だ、誰か来た!?)
(落ち着いてください。一般生徒がこちらの返事なしに勝手に戸をあけたりはしませんよ。)
(で、でも離れたほうが・・・)
(むしろ、今、音を立てたほうがあやしまれます。ここはじっとして、生徒が帰るのをまちましょう)
(そ、そうね。静かにしていてましょう・・・)
同意が得られたところで、鍵はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。そして。

(ですから、声を出さないでくださいね、くりむ)

くりむの乳首を、思いきり吸った。

(――――――――っ!!!?)
くりむの体がのけぞる。歯を食いしばって必死に声を殺している。
(すすす杉崎なにしてんのよこの変態!!!)
抵抗するくりむを無視して鍵は舌先で乳首をつつく。くりむは手で口を押さえ髪を振り乱して、嬌声を上げそうになるのをこらえている。
生徒会室での背徳的な罪悪感も、今のくりむには官能を増幅するものにすぎない。
体の芯は焼けるように熱く、子宮がキュンとなる。
結合部からはとろとろと愛液が染み出している。
(ああ、もう、だめえええええええ!!!)
限界に達しようとしたそのとき、ようやく扉のむこうから「もう誰もいないのかな?」という独り言と、遠ざかっていく足音が聞こえた。
「くりむ。もう大丈夫だよ」
「っぷはあああっっ!!・・・はあ、はあ」
くりむはようやく呼吸を再開した。
「もう!杉崎の馬鹿!エッチ!あのまま扉開けられたらどうするつもりだったのよ!?」
「そんときは、俺がくりむを襲ったってことで、くりむに非はないようにしますよ」
「そういう問題じゃ・・・」
「まあ、結果オーライってことで。な、くりむ」
そう言って、くりむの耳に息をフッとした。
「にゃわっ!?」
「それに、気持ちよかったでしょう?」
「そそそそんなこと、にゃいってば、って、あぅ!」
くりむが答え終わる前に、鍵は再び腰を振り始める。
「やっ、ああ、やあん!」
鍵に貫かれている秘口からは新たに透明な液が溢れ出し、ぐちゅぐちゅと湿った音を響かせる。
「あっ、きゃう!あ、ああ、ああああああ!」
「くりむ・・・そんなに締め付けたら、俺・・・」
「いいよ、杉崎・・・全部、ちょうだい・・・ああン!」
ひと際甲高い声が上がる。
そして不意に二人の動きが止まる。
「くりむ・・・!」
「っ!うああああっ!熱いの出てるうううぅううう!」
ドクッ、ドクッ
熱い精液が子宮を穢して染めていく。
視界にもやがかかり、何も考えられない。
それでも、くりむの膣ヒダは、精液を一滴残さず子宮に収めるようにうごめいていた。

「杉崎、ここまでしたからには覚悟できてるんでしょうね」
「なんのことです?」
「これでもまだハーレムハーレム言うつもり?」
「もちろんです!俺の人生は多くの女性を幸せに「このバカァ!」
ぐーで殴られた。
一発殴ったことでとりあえず落ち着いたらしいくりむははため息をついた。
「まあそれが杉崎らしいと言えば杉崎らしいから、今はそれでもいいよ。“今は”ね」
そう言うと、いきなり鍵の唇を奪った。そして自信満々の笑みで。
「ふっふーんだ。これからは私のミラクルボディで杉崎をメロメロにしちゃうんだから!他の女の子に見向きもしなくなるぐらいに、ね」
それは、常に自分に自信を持って前に進み続ける会長らしい宣言だと、鍵は思った。
(しかも、くりむは一度やるって言ったことは必ず実行する人だからなあ。まあ、とりあえず今は・・・)
鍵は、お返しとばかりにキスをして、舌で唇を割った。

第二ラウンドと参りましょうか。


参考情報

2009/04/30(木) 23:58:51~2009/05/01(金) 00:06:51で8レスで投稿。
田中 光さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの2作品目。


  • 最終更新:2010-07-04 08:17:06

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード