田中 光さんの小説6

本文

「ねぇキー君。明日は休みだし、今日は生徒会が終わったら、キー君の家に行ってもいいかしら?」
「もちろんです!」
脊髄反射で答えた。
その後、抱きしめられている状態で他の三人が生徒会室にやってきたためひと悶着あり、生徒会メンバーには二人が相思相愛になったことを報告した。それに対して、
「会長として、知弦の親友として、言うわ。知弦を絶対に幸せにしなさい!今後、ハーレムを作るとか寝ぼけたこと言うの禁止!」
「ええー!?」
「キー君、そんな・・・!私じゃ不満だって言うの?昨日のことはなかったことにするっていうの?・・・ぐすっ」
『な・・・・!!!!!』
三人は顔を青ざめたかと思ったら真っ赤になったりと忙しい反応を見せていた。
「すーぎーさ-きー!」
「てめぇっっっっ!!!!!」
「わわわ、せ、先輩・・・」
「いえ!知弦さん、そんなつもりはありません!てか露骨な嘘泣きをしないでください!」
いかん、三人の殺人的視線が痛い。
「で、でも会長、今までずっと『皆好き』って言い続けてきたのに、彼女ができたからやっぱハーレムは止める、なんてそれは虫が好すぎるんじゃ・・・?深夏、真冬ちゃんもそう思うだろ?」
『いや、別にいいわよ(いいぜ・いいですよ)』

という、悲しむべきか、喜ぶべきかよくわからないやりとりを経て、二人は自他ともに認める彼氏彼女となった。

         *

白い湯気。白いタイル。
そして
「ふふ、キー君の背中ってけっこう大きいのね」
知弦さんの、白い肌。
家に到着するなり知弦に促されるまま風呂に入ることになり、今はナイロンタオルでごしごしと背中を洗ってもらっている。
ちなみに知弦さんの黒のレースの下着姿を見たときの衝撃は生涯わすれないだろう。
「あら、キー君、緊張してるのかしら?」
知弦は一旦手を止めて、鍵の背後でなにやらごそごそと動いている。
シュコシュコとボトルのポンプの音が聞こえたから、鍵の脳内ではボディソープを胸にたっぷり塗り付けて泡立てる知弦がありありと描かれている。
「じゃあ、こんなのはどう?」
ふにょんっ。
その豊満な胸を鍵の背中に押し付けた。
「うおおおっっっ!!!?」
口から心臓が出るかと思った。あまりの柔らかな感触に、背筋を伸ばしてしまう。
知弦は両手で鍵の肩を掴み、自身を上下させる。ボディソープにまみれたおっぱいが背中を滑る。
肩甲骨に突起的ななにかが当たる感覚。寒気にも似た快感に足指に力が入る。
「んしょ、んしょ、あっ・・・ん・・・」
ときおり色っぽい声を出すから気が気でない。
「じゃあ、こっちも洗わないとね」
そう言って鍵の分身に手を伸ばしてきた。
「はうあっ!」
右手で鍵の肉棒を、左手で袋を掴み、ぐにぐにともてあそんでいる。
「あらあら。キー君のもうこんなに大きくなってる・・・私で興奮してくれたのね。ふふっ。嬉しいわ」
満足そうな笑みの後、耳たぶを甘がみしてくる。あむっ。
「うおぉおお!?」
恥ずかしいけれでも、柔らかな体に包みこまれる抱擁感。
体の芯からじわりと温かくなるような幸福感。
「あの、知弦さん・・・胸で、挟んでくれませんか」
「まったく、しょうがないわね、じゃあ浴槽に腰かけて」
言われたとおりにするも、勃起した肉棒をさらすのが若干恥ずかしいがしかたない。
「こう、かしら」
「っああっ!」
もにゅ、とその白い乳房に挟ませた、というより、埋まった。豊満な、しかも泡まみれのおっぱいから亀頭だけが顔を出している。すごい光景に頭がクラクラした。
「ふふふ、キー君の硬くなってるのに、先っぽはぷにぷにしてて面白いわ」
そう言って亀頭を指でつつく。
「うあぁ・・・っ」
「もう、キー君ったら情けない声出しちゃって、可愛いなー。ふふふ。ほら、こうすると気持ちいいの?」
左右の乳房を上下させて刺激する。そのたび亀頭が出たり隠れたりするのが卑猥すぎる。
(知弦さんに、パイズリされてるなんて・・・!)
柔らかな肉に包まれる快感と、自らのイチモツを乳房でしごかれているという視覚的刺激が鍵を昂らせる。
「知弦さん、これ・・・気持ちいいです」
「あ・・・っ。ふぅ・・・はぁ・・・キー君の、硬くなってきて・・・コリコリしてていいわぁ・・・」
肉棒は胸の谷間で硬く、熱く脈打っていた。こするたび乳房の芯が脈動し、心地よい痛み。
それは鍵の肉棒を使った自慰のようだった。
「あ、おつゆでてきたわね。ふふっ。私のおっぱい気持ちいい?えい、舐めちゃおっと」
「うあっ!」
ぺろ、と亀頭を舐められると、電激のような快感が背骨を伝わり、喉が反り返る。
「んんん・・・キー君の匂い・・・」
先走り汁の濃厚な雄のにおいに頭がぼーっとする。体の奥で子宮がキュンキュンうずく。
(そんな・・・おつゆ舐めただけなのに・・・ドキドキしちゃう・・・)

そのあとも知弦が先端の割れ目を舐めるたび肉棒はビクビクと震え、カウパー液を分泌させる。
「ほら、この割れ目が気持ちいいの?」
首をかしげて上目使いで見つめられると、普段とは違った雰囲気にドキリとさせられる。
泡まみれの巨乳は柔らかくて温かくてぬるぬるしていて、膣とはまた違った快感。ぺろぺろと亀頭を舐める様子はどことなく可愛らしい。
「はぁ・・・キー君・・・私、体が熱いの・・・」
乳房をこすりつける力が強くなり、最初は胸と舌がぎこちなく動いていたのがしだいにコツをつかんできた。
先端から出る汁が天然のローションとなりぬっちゃぬっちゃと粘っこい水音をたてる。
弾力のある二つの塊に何度もしごかれ、肉棒はさらに膨張する。
(やばい・・・!もう・・・!)
射精欲求が高まってくる。腰に力が入り、体の芯がカッと熱くなる。
「あああ・・・知弦さん・・・出ます・・・うあああっ!」
「きゃっ!」
ビュルルル、ビュビュビュ。
白い噴水が知弦の顔に、髪に飛び散る。ゼリーのように濃くドロドロした精液は、上気した頬を伝い、首を伝って鎖骨と首の間の窪みに溜る。
綺麗な顔を白濁に汚すのは背徳的で、どうしようもなく興奮してしまう。黒髪と白濁液のコントラストには眩暈がした。
「ふあああ・・・。熱いわ・・・火傷しちゃいそう・・・」
精液の生臭い香りで昨日のことが知弦の脳内で再生されて、体の芯が熱くなる。自然と速くて深い呼吸になる。
(やだ、私、精液かけられて興奮してるの・・・?)
鼻孔を刺激する淫媚な匂いに酔わされる。
下腹部が脈動し、秘口からは液がこぽ、と溢れて思わず肩を震わせる。
(あっ・・・。私、濡れてちゃってる・・・)
目の前にある鍵のペニスはまだ硬さを失っておらず、びくびくと脈打ちながら先端から精液を滴らせている。
「キー君の精液、まだ、残ってるわね・・・」
知弦はいまいち働かない頭のまま、まだ脈打つ肉棒の亀頭を口にくわえて、尿道に残った精液を一滴残さずちゅーちゅーと吸いとろうとする。鍵は達したしたばかりで敏感なペニスを刺激され、「ぅあっ」としゃっくりのような声をあげて喉をそらす。
知弦はトロンとした目で肉棒吸い続け、気が済んだところでちゅぽん、という音とともに口を離す。粘液の糸が唇から垂れる。
知弦は指で顔にかかった精液を集めて口に運ぶ。
「ふふ・・・キー君の匂い・・・キーの味・・・」
うわ言のように呟き、熱に浮かされたような目つきで指を舐めたりしゃぶったりする姿はひどく妖艶な魅力を放っていた。
(やばい・・・!知弦さんエロすぎ!)
理性が限界を超えた鍵は知弦の背後にまわり込み、そっと抱きしめる。
「ひゃっ」
艶のある髪からは甘い香り。いい匂いのする髪に鼻先を沈める。
「今度は知弦さんの体を洗ってあげますね」
ほつれのないまっすぐな髪をなでる。なめらかな感触と甘い香りに、思わず頬擦りをしてしまう。
「知弦さんの髪、さらさらでいい香りしますね」
「当然よ。毎日大変なんだから」
「だったら俺は毎日知弦さんに好きって言いたい気分ですよ。そういう、常に美しくあろうとする知弦さんが俺は好きですよ」
「ふふふ。ありがと。それなら、いっぱい褒めてよ」
鍵はおでこにキスをして、次に耳の尖端を甘噛みする。
優しく髪を撫でる。スッと指通りが心地いい。

「さて、知弦さんの綺麗な肌をさらに綺麗にしましょうか」
そう言って腰のくびれをなぞり、臍のあたりを円を描くように撫でまわしてから、豊満な乳房を優しく揉む。
「あ・・・っ」
同じ人間の肌とは思えない柔らかさに、今はボディソープのヌルヌル感が合わさった手触りで卒倒しそうになった。
「うわ・・・すごい柔らかくて、気持ちいい・・・」
そしてすでに硬く尖った乳首を指の腹で押したり、転がしたり、軽くつまんだりする。
「あ・・・ふぅ・・・ん、んんっ」
ぴくぴくと身体を震わせる知弦の眼尻は下がり、頬はピンクに染まる。
「ほら、ここ、もうこんなに硬くなって」
きゅっ、とすでに硬くなった乳首をつまむ。
「はぁ・・・っ!あ・・・っ!い、痛い・・・」
「あ、すいません」
「ううん、いいの・・・もっとして・・」
息を弾ませながら切なげにおねだりしてくる。
「か、可愛い・・・」
ぽつりと言葉を漏らしてしまうほどに、普段とのギャップで反則レベルの可愛さだった。否応なしに心拍数が上がる。
胸を下から持ち上げて、全体を撫でまわし、こねくりまわす。
「んん・・・もう、胸ばっかりぃ・・・」
鍵は揉みつつ、人差し指乳首で転がし、そしてぐいと強く引っ張り上げる。
「ああぁあああああああああああっ!」
心地よい刺激が胸の頂点から背中全体に広がっていく。知弦の脳内で快感物質が分泌されて、皮膚の毛が逆立つ。
「はぁ・・・はぁ・・・んんんっ・・・」
知弦は我慢できないとばかりに太ももを擦りつける。
鍵は右手を下の方に滑らせて秘所に触れる。
「んんんっ・・・!」
「ほら、もうぬるぬるであったかいのが出てますよ?」
「だって、キー君が、いじくるからぁ・・・あああっ!」
鍵は手をずらして包皮をそっとまくり、充血している肉芽をこする。
「んんっ!あ・・・ふ、ああぁ・・・」
口はだらしなく開いたままで、唇の端からは一筋の涎が流れている。
敏感な突起を鍵に執拗にこねくりまわされる。そのたびに電気のような快感が背骨を駆け抜ける。
鍵は指をスライドさせ、膣に指を二本挿す。ぐちゅ、と水音がバスムームに響く。
「ふあぁああっ・・・っ!指が、入って・・・」
指を出し入れすると、にゅぷ、じゅぽ、と愛液が次々とわき出る。潤滑油を得た指は加速し、ほぐれた膣壁はねっとりと指に絡みつく。
自分が溶けそうなほどの快感に、知弦はもたれるようにして鍵に体重をあずけ、されるがままになっていた。鍵は知弦の顔を右に向かせて唇を奪う。左手で乳首を愛撫するのも忘れない。
「ちゅぷ・・・ふぅう・・・くちゅ・・・ぷふ・・・」
口を離すと、荒い息使いとともにだらだらと唾液をこぼす。瞳には泣き出す寸前みたいに涙がたまっている。
「知弦さん、気持ちいいですか?」
「はぁ、あああ、はぁ、・・・気持ちいいよぉ・・・キー君、大好き・・・」
とろけるような笑みで正直に快感を告げる。
「俺も大好きですよ、知弦さん」
好きな人を悦ばせているかと思うと、思わず胸が熱くなる。
耐えきれなくなった鍵は、
「知弦さん、手を前について、腰を浮かしてもらえますか」
「えと、こう?」
とろんとした目のまま、素直に従って四つ這いの態勢になる。と、羞恥に我に返る。
「ちょっと、キー君、私になんて格好させるのよ」
「や、でも床じゃ寝転がると痛いですよ」
がっちりと腰を掴んで、体勢を変えさせないようにする。
「で、でも・・・」
抵抗しようとする知弦をおかまいなしに、鍵はうっすら生えている陰毛をかきわけると、淫靡で艶やかな大腿部のあいだ、鮮やかなピンク色のぷっくりとした綺麗な割れ目をなぞる。
「あ・・・ん・・・」
知弦は両脚の太ももをすりあわせるようにモジモジとしていた。
「んんっ・・・くすぐったい・・・ああん、じろじろ見ちゃだめ・・・」
言葉とは裏腹に腰は誘うようにクネクネと動き、鍵に見られている、というだけで新たな愛液はとろとろと流れ出し肉付きのいい太ももを伝う。
「ああ、見られちゃってる・・・。やん・・・息、吹き掛けないで・・・」
「知弦さんのここ、とっても綺麗ですよ」
そういって、ぐっと指で秘裂を広げる。その奥のヒダは物欲しげにうごめき、次々と透明な液を溢れさせる。
「ほら、見られてるだけで知弦さんのいやらしい汁、たくさん出てますよ」
「もう・・・キー君、あまり調子に乗らないほうが身のためよ」
あくまで強気な発言をするも、羞恥に顔を赤らめる姿ではすごみがない。
(今の知弦さん、めちゃくちゃ可愛いい!)
我慢が限界に達し、鍵は己の分身を知弦の秘所にあてがう。

「ひゃっ!ああ、キー君の熱いのが、あたってる・・・」
「知弦さん、入れますよ」
「いいわよ、キー君。・・・。あっ・・・」
痛いくらいに充血した肉棒を、潤った膣穴にずぶずぶとめり込ませていく。
「あ、ああっ!・・・う、嬉しい・・・またキー君とつながってるのね・・・」
「知弦さんのここ、とろとろで、あったかい・・・」
鍵は腰を打ちつけ始める。ほぐれはじめた膣壁は鍵を包み込むような動きをみせる。
「うあ・・・くぅ・・・ふああぁ・・・」
「知弦さん・・・なか、気持ちよすぎます!」
「あんっ!そんな・・・激しくされたら・・・あ、あ、ああぁあ・・・!熱いわ・・・アソコが熱いのぉ・・・」
すさまじい快感に夢中で腰を振っていると、知弦のお尻を押さえている手が泡ですべり、親指が熱を帯びた肛門に触れる。
「きゃあああああっ!?」
「うおおおっ!?」
知弦の悲鳴とも嬌声ともわからない声。刹那、膣がキュッ、と収縮する。
「すいません、知弦さん、大丈夫ですか?」
「ぅあっ!そこは、だめよ・・・」
そうは言われても、尻穴がすぼまったりゆるんだり動くのが面白くて、鍵は皺をのばすように広げてみる。
「やあぁっ!そんな、とこっ・・・いじらないで・・・あんっ!」
口では否定をするも知弦の頬は赤く上気し、ぎゅっと閉じた目からは一筋の涙が流れて頬を伝う。力なく半開きになった唇からは舌先が覗く。
肛門まわりをいじるたび短い嬌声とともに、膣の締め付けはきつくなる。
「あれ、知弦さん、感じてます?」
「そ、そんなことないわよ」
「でもほら、そんなに可愛い声出しちゃって」
ぬぷぬぷと親指で出し入れする。知弦のむっちりした太ももがぷるぷると震える。
「ひゃあ!ああ、だめ、そんな、汚いとこ・・・」
「知弦さんに、汚いとこなんてありませんよ」
もともと陵辱モノのエロゲも好きな鍵はアナルセックスにも興味があった。
(したら、知弦さん怒るかな・・・?)
さきほど射精したからか、鍵の頭は妙に冷静だった。
鍵のなかでどす黒い欲望が生まれる。
本能は、罪なのか。理性は、罪だと叫ぶ。してはいけないことに興奮してしまうのは、人間の性なのか。

「ほらぁ、キー君、そっちばっかりいじってないで、もっと動いてよぉ・・・」
何度も自慰をしてきたためか、すでに女の体になっている知弦は貪欲に鍵をもとめ、自ら腰を振り始める。
「ぅあっ!すごい・・・なか、吸い付いてくる・・・」
腰が動くたび、ヒダがうごめき肉棒に絡みつき、快感に脳が焼き切れそうになる。
そしてなにより、自分のことを求めてくれることが嬉しくて、自然と愛撫にも熱がこもる。
鍵はとりあえずアナルセックスのことは保留し、知弦の汗ばんだ背中にのしかかるようにして肌を合わせ、再び膣から肉棒を出し入れする。
腰もただ突くだけでなく、微妙に角度を変えてみたり、円を描いてみたりする。
「ああぁあっ!ダメ・・・やぁん!熱い・・・キー君の、お腹の奥までかき回してるの!」
膣はただ押し返すだけでなく、昨日よりもヒダがねっとりと肉棒にまとわりつく。引き抜くたびに膣ヒダが吸い付き、突き込むたびに肉壁が包み込む。
「うあぁああっ!はあ・・・はあ・・・キーくぅん、お願いっ!そこぉ、奥の硬いとこ気持ちいいのっ!」
腰を最奥まで突くたび、ぬっちゃぬっちゃと濃い粘液が攪拌される。
反り返った肉棒が熱い膣を出入りするたび、接合部では泡がたち、愛液が飛び散る。
「キー君・・・激し・・・あん!うあああ!壊れちゃう・・・」
腕に力が入らなくなったのか、頭をバスマットにこすりつける体勢になっている。
マットに押しつけられた柔らかな乳房がむにゅりと変形し、前後するたびに乳首がこすれて電気のような快感が乳房に広がる。
「ほら、腰が崩れてますよ。足に力入れてください」
「ふあ・・・でも、力が入らないの・・・」
ぶるぶると震えている知弦の背中にはりついていた髪を、鍵は首の辺りで二つに分けて前に垂らす。
白いうなじに思わず心臓が高鳴る。特にいやらしい部分ではないはずなのに、普段見えない箇所が見えるというだけで妙にエロティックに感じた。
舌を押しつけるようにして背中を舐める。ゾクゾクッと知弦は身体を震わせる。
「あふ・・・んん・・・はあ・・・はあ・・・あああっ」
身をよじらせて発情する姿に興奮した鍵は、がっしりと知弦の尻をつかみ子宮口に亀頭を激しく突き込む。
「ふあぁあああああっ!」
最奥への衝撃が全身に伝わり快感に歓喜する。
ぐんと首が持ち上がり全身が痙攣する。膣が急速に締まり、愛液が接合部から音をたてて噴き出す。鍵は達しそうになるのを下腹部に力を入れてやり過ごす。
「はぁー・・・はぁー・・・キーくぅん・・・」
つながったままで、がくりと知弦は脱力する。苦しそうな、それでいて艶めかしい息使い。
――――――――ああ、知弦さん、ほんとうに綺麗だな。
「知弦さん、イっちゃいました?」
こく、と返事がわりに頭を小さく動かす。
――――――――この人を、自分だけのものにしてしまいたい。

鍵がぼんやりと眺める先にある、結合部すぐ上のもう一つの穴はひくひくと締まっては緩む。
「知弦さん、こっちでしてもいいですか?」
「え?そ、そんなの・・・」
鍵はお尻の穴に指をあてて、緩んだ瞬間を見計らって指を突き入れた。
「や、いやあああああああっ!」
圧倒的な違和感に体がガクガク震えてしまう。鍵がヌプヌプと人差し指を出し入れするたび、ぬるぬるとしたボディソープに包まれた指の感触がたまらない。指を動かされると次第に痛みが体に溶けて甘く沁みる。
「ここ、とろとろしてきましたよ。もう一本入りそうですね」
「はぁあ!うああぁあああ・・・もう、無理よ・・・」
つぷ、と指をもう一本追加されて、ミリミリと少しづつアナルが拡張されていくのがわかる。
鍵が少し腰を引くと、膣ヒダが肉棒を舐めしゃぶってくる。
「いやっ!抜かないでぇ!」
鍵は知弦を無視して引き抜き、二人の体液でぬるぬるになった肉棒を尻穴にあてがう。
「やあっ!そんなの、入らないわよ!うああああ!裂けちゃうぅ・・・っ!」
ぬぷっと濡れた音とともに、まず先端が潜り込んだ。そのまま力を入れ、ずぶずぶと突き入れる。
入り口はキツイが、そこを通り過ぎるとそこには柔らかな腸壁が待っていた。
「あんっ、くうう・・・はあっ・・・だめぇっ・・・!優しくしてぇ・・・!」
ぺニスが直腸を進み、出すことしか知らない器官をむりやりに押し広げていく。ミシミシと裂けそうなほどに皺が伸ばされている。ゴムのような、膣とは違う締め付けられる快感。
知弦は息苦しそうにせわしなく呼吸をしていた。
「はあ、はあ、あ゛あ゛あああああっ!」
苦痛に叫び、なにかにすがるように、爪でガリガリとせわしなくバスマットを削る。
目をつむって眉をひそめ、歯をくいしばる。苦しさから逃れるように額をぐりぐりと押し付ける。
脇から、股間から、じっとりした脂汗が滲み出る。酸っぱい汗の香りとミルク系の甘い香りが鍵の情動を刺激する。
「知弦さん、息を吐いて力抜いてください」
「ん・・・くう・・・ふぅぅ・・・」
ため息にも似た吐息。知弦が力を抜くと、溶け出すように肛門が柔らかくなった。ずぶずぶと鍵は残りの肉棒を埋め込んでいく。
「ほら、知弦さんのお尻の穴に全部入りましたよ」
「言わないで!んんん・・・。はあ・・・はあ・・・。こんなことして・・・ただじゃ済まないわよ・・・」
「昨日言われたとおりに、俺、知弦さんのこと大好きですから、知弦さんのこと受け入れるんですよ。それに知弦さんは刺激ある生活がしたいってよく口にしてたじゃないですか」
「それは、そうだけど・・・こんな、恥ずかしい・・・。くぅ・・・ふあぁああ・・・」

鍵としてはこのまま続けていたいけれど、息苦しそうにする知弦に気が引けて腰を引く。
すると直腸粘膜を肉棒が後退していく瞬間、知弦はフワッと体が浮き上がるような未知の快感に驚きの声を上げる。
「あ!あああぁあ!?」
排泄感と開放感に背中をぶるぶると震わせる。
「ダメ、抜かないで・・・!」
「え、ええ!?」
鍵は困惑しつつ、再び突きこむ。
すると再び、引き裂かれそうな苦痛が知弦の体の内部に伝わる。
「やあああああっ!だめぇ・・・きついわ・・・」
「あ、やっぱり苦しいですか?」
鍵は反射的に肉棒を引き抜く。
「ああああっ!いいわぁ、気持ちいい!抜いちゃだめぇ!」
「ああもうどっちなんですかっ!このまま続けますよっ」
直腸壁を肉棒に往復でこすられ、不思議な快感が背筋を駆け抜ける。
「そん、な・・・お尻の穴・・・ほじられてる・・・」
苦痛と快楽を繰り返され、翻弄され、頭が混乱する。足の指をぎゅっと閉じる。
「知弦さん、お尻の穴もぎゅうぎゅう締め付けてきて、気持ちいいですよ」
「あああ!だめっ!なかっ・・・めくれちゃう!」
少し余裕がでてきたところで鍵は股間に手を伸ばし、硬く尖って包皮をまくれかえされているクリトリスをいじり始めた。
「っあぁ、そこ、今いじられたら、お尻と、そんな・・・ふあぁあ!」
肉芽を弄ばれる快感が混ざり合い、次第に肛門のに馴染み始めてじわっと摩擦熱が子宮に広がる。
「はあ、・・・あああ・・・奥からじわって熱くなってるわ・・・」
直腸壁はだんだん吸い付くような粘りつきを強くしていった。鍵はさらに奥深くまで突き込み、そして根元まで埋まりこんだ肉棒を勢いよく引き抜く。
激しい排泄感が腸壁を貫いた。急速に括約筋が収縮する。
「はあぁあああっ!おなかの、なかが・・・出されてるっ!」
膝がガクガク震え、顔は快楽に酔わされ紅潮している。
充血して真っ赤になった秘裂からは濃い淫蜜が滴る。
「いやっ!ダメっ・・・!感じちゃう・・・!恥ずかしい・・・お尻で感じちゃうのぉ・・・!」
自分の恥ずかしいところも何もかもが受け入れられたという快感。
尻穴を異性に捧げるという変態行為の羞恥に悶えつつ、羞恥すら官能を刺激してその喜びに震える。
「知弦さん・・・く・・・あ・・・とろとろで、きつくて、最高ですよ・・・」
根元をきゅうきゅうと締め付けられ、引きぬくたび、括約筋がめくれあがり、分身を引き込もうとする。
排泄器官に挿入して本来とは違うことをするという背徳感に、鍵の腰は加速度を増していく。
「ひあああ・・・キー君・・・そんな突いたら、お尻、壊れちゃう・・・くぅ・・・あああ・・・だめ・・・そんな、おしりでイカされちゃう・・・!」
知弦の白い殿部は細かく震え、汗がびっしりと浮かぶ。鍵ももう限界だった。
「もう、出る・・・!抜きますよ、知弦さん」
「いやっ!ダメっ!抜かないで!私は、キー君の全部が欲しいのっ!」
こっちに中出しは苦しいんじゃ、そんなことを思ったがこの締め付けの前では腰が勝手に動いてしまう。
「知弦さん・・・このまま・・・出しますよっ!」
腰をぐっと突きこみ、尻穴に欲望を吐き出す。
ドプッ、ドプッ、ドプッ。
さんざんこすられた腸壁に熱く煮えたぎった精液が容赦なく沁みわたる。
「うああああああああああっ!熱いぃ!熱いのがお尻にでてるぅ!燃えちゃう!そんな・・・お尻でイッちゃうのぉ・・・!あぁあああ!!!!!」
目の前がチカチカと瞬き、頭の中で光がはじける。
急激に収縮した秘口からは濃い汁が飛び散る。
(射精、止まんねえ・・・!なにこれ!?気持ちよすぎる・・!)
排泄器官に精液を吐き出すという、してはならない倒錯感。
精嚢から精神液の固まりが全て出ていくような、解放的な射精感。
全身の毛穴から大量の汗が吹き出る。
「ふあ、あ・・・キー君・・・はあ、はあぁあ・・・」
深く荒い息とともに、ぐったりと脱力する。鍵はゆっくりと肉棒引きぬき、知弦をそっと横たえる。
肛門からは精液が流れ出し、空気と混じって水泡音を奏でる。
そこに不潔さはなく、精液を受けとめてくれる目の前の人を、とても愛おしく思えた。

・・・が、ここで一旦落ち着いた鍵は、さっきから呼吸以外の動きを見せない知弦が心配になってきた。
「あの・・・知弦さん?大丈夫ですか?」
ぐっ、と知弦は顔だけ向けて鋭い眼差しで睨んだ。
「出てって!」
「はいいいっ!」


逃げるように浴室から脱衣所へ。知弦が残った浴室からはシャワーの音。
「知弦さん、大丈夫ですか?」
さっきも同じ質問したな。どんだけボキャブラリー乏しいんだ、俺。
「すみませんでした。いきなり」
返事はない。
仕方なくいそいそと服を着て、のろのろとリビングに戻り、座る。
「・・・。・・・・・・。うあああああっ!」
鍵は頭を抱えてうずくまる。
昨日の今日でアナルセックスて!エロゲかよ!
ごろごろごろとしばらくのたうちまわって、今悩んでもしかたないので夕食の準備をしようとしたとき、シャワーを終えた知弦が着替えて戻ってきた。
「すみませんでしたぁーっ!」
条件反射でスライディング土下座である。
「すみませんでしたすみませんでげごあ!」
言葉の途中で後頭部を踏まれて顔面を床に押しつけられた。は、鼻が・・・。
「このっ、このっ・・・まったく、下僕が調子に乗って・・・」
腕組みをしたままぐりぐりと親指の付け根の固い部分で踏みつける。薄ら笑いのままなのがかえって怖い。
「痛い痛い痛い!ご、ごめんなさい知弦さん!」
「断るわ」
「許してください知弦様」
「こんな変態なことをして、許さないから」
知弦さんはしゃがみこみ、鍵の顔を上げさせて、目線の高さを合わせる。
「こんなことまでしたのに、他の女の子になびくなんて、許さないから」
「知弦さん・・・?」
急に威圧のオーラがなくなって戸惑う。
「いい?私は、嫉妬深いのよ。誓いなさい。責任とるって。今後、私だけを一生愛するって」
うっすら上気しているのは、シャワーを浴びてきたからだけではないはず。
「・・・・・・」
鍵は思う。ひょっとして、今日、知弦さんが生徒会室でした嘘泣きは、案外本心だったのかもしれない。

『そんな私でも愛してくれる、素敵なキー君』
『勝手に俺の評価が高騰してる!』
『あら、愛してくれないの?』
『当然愛してますが。』

相手の気持ちを確認せずにはいられない、不安がりな女の子。
俺の大好きな、大切な人。
手を取り、ぎゅっとその白い手を握りしめる。
「ええ。誓います。俺は、知弦さん一筋でいます。だから・・・」
一拍置いて、息を吸い込む。
「ずっといっしょにいましょう。大好きですよ、知弦さん」
知弦さんは満足そうに微笑んでくれていた。
そうだ。俺は、この人を、この笑顔を守っていくんだ。
この幸福を自ら手放せる男が、この世にいるとでも?

知弦は鍵の頬を撫でる。
この感じは・・・まいったなあ、まさかの3回目「それじゃ、今度はキー君が私の性癖を受け入れる番ね」
・・・。・・・あれ?
甘い雰囲気が一変。嫌な予感がよぎり、本能が逃げろと叫ぶがそれよりはやく知弦が鞄から縄やら鞭やらひも状のものをとりだして、
「ちょ、知弦さん、後ろ手で縛ってなにを・・・!?そしてその鞭はなんですか!?」
「この鞭は繊維強化プラスチックでできていて、空気を叩く音がすごくいいのよ」
「そんなことは聞いていませ『ビシィッ!』
「痛あああああああ!ぎゃああ!えぐれる!脇腹の皮がえぐれます!」
「ふふふ・・・キー君、その顔、その声、いいわぁ・・・」
ビシィッ!ビシィッ!ビシィッ!
「ぐあっ!痛い!つ・・・あ・・・っ!」
「でもこれは、キー君に心を許しているからこそなのよ。私が信頼できない人には、心のどこかで遠慮しちゃう。だけど、キー君ならどんなS行為をしてもへこたれないし、嫌われないって、私、信じてる」
「そんな信頼はいりませんって痛ぁい!」
「うふふ。ふふふふふふふっ。さあ、もっと啼きなさい!」
鞭の音と悲鳴と笑い声の協奏曲はしばらく続いた。

:    *

「ん~。さて、気分も晴れたし、今日は帰ることにするわ」
伸びをしながら、ご機嫌な様子で帰り自宅を始めた。
「ちょ、知弦さん!生徒会室でお泊まりフラグたててたじゃないですか!」
「だから、これはおしおきよ。反省しなさい」
「うぐ・・・」
結局両手両足を縛られてしまったうえに身も心もぼろぼろにされて動くに動けない。
知弦は玄関の扉に手をかけてこちらを振り向き、満開の花のような、心からの笑みを向ける。
―――――――ああ、俺はきっとこれからも、知弦さんにちょっとぐらいひどいことをされても、この笑顔で全部許しちゃうんだろうな。
そう思わせてしまうような、ひどく大人びて、それでいて少女のような笑顔で、歌うように言った。
「じゃあ、またね。キー君」



Go For The  Next!


参考情報

前編(中線まで)は2009/09/01(火) 00:06:43~2009/09/01(火) 00:26:45で9レスで投稿。
田中 光さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの6作品目。
前作の続編。


  • 最終更新:2010-07-04 15:00:15

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