羅兎怒さんの小説1

本文

「あ、あのさぁ杉崎。」
珍しくおろおろした様子で、俺のクラスメイトである巡が話しかけてきた。
「何だよ、珍しくしおらしいな。」
「バ、バカうっさいわね、実はさ、お、お願いがあるんだけど・・・」
う~ん、何かいつもの巡らしくないな。
よし、ここは乙女心をマスターしている美少年こと、杉崎鍵が巡の心情を探ってやろう。
「何だよ、もったいぶってないで言えよ。」
とりあえずは、これで自己申告を誘うか。
「あ、あのさぁ、その~・・・」
そして、巡は頬を真っ赤に染めながら、こう言う。
「私とセックスしてくれる?」

「・・・・・」
すごい微妙な空気が流れた。
なんだこれ、お互いなんてコメントしたらいいか分かってない、そんな感じだ。
「い、いや、べ、別に嫌ならしなくてもいいんだけどっ。」
「って、何言ってんだろう、私。」
「いいのか?」
「へ!?」
「本当にいいんだな?」
俺の確認に巡は、落ち着きを取り戻しつつ、静かに首を縦に振りながら、
「うん。」
と答えた。
「じゃあ、これで同意の上ってことで。」
そういって、俺は巡を放課後の教室に押し倒した。
「ひゃ!?ちょっ、杉崎!?強引すぎっ。」
「巡から誘ってきたんだろ。」
そういいつつ、俺は手を休めずに、巡の形の整った、綺麗な乳房をさらけだした。

俺はその乳房の形を確かめるように触りつつ、
「以外に大きいんだな。」
などと言葉を交わす。
それにしても美味しそうな胸だな、ちょっとなめてみるか。
俺は舌でペロリと膨れ上がった乳首をなめた。
「ひゃぁっ、あぁっ、そこっらめぇっ!」
巡は俺の舌が触れるたびに、ぴくぴくっと体を動かす。
なめるだけでこれなら、他はどうなるんだろう。
という純粋な好奇心から、俺は巡の体で遊ぶことにした。
「へぇ~乳首ってコリコリしてるんだな。」
乳首をコネくりつつ、言ってみた。
「あんっ、それいぃっ、凄いっ気持ちいいっ。」
巡が凄く身をよじらせながら悶えている。
凄くエロい図だな。
これは早めに気持ちよくしてあげねば。
そう思い、俺は巡の股をまさぐった。

「あっ!?そっちはらめぇっ、あぁっ。」
そんな巡の声は無視して、俺は巡の恥部を触った。
軽いソフトタッチでも分かるくらいに、巡のそこはグチュグチュに濡れていた。
「すげぇ濡れてるな、巡お前かなり感度いいんじゃないか?」
「そ、そんなことっ無いっ」
こうして取り乱す巡も、かなりそそるものがある。
やっぱり、美少女なんだなぁ、とつくづく思う。
しかし、今の俺にそんな余裕はない。
なぜなら、俺の肉棒もかなりビンビンにたっている。
やべぇよ、これ。
もうスタンディングオーベーションだよ、これ。
そんな性欲の権化たる俺に、こんなエロいものを見せられては、もう我慢ならん。
俺は巡のパンツを脱がし、濡れ濡れの恥部に、俺の肉棒をあてがった。
「いいな?巡。」
「うん、いいよ、杉崎が私を愛してくれるなら。」
「そんなもの、答えはイエスに決まってるだろ。」
そういって、俺は一気に巡の処女膜を突き破った。

「つっ!」
巡が苦痛そうな顔をした。
「大丈夫か?」
やっぱり、心配になる。
「うん、だっ大丈夫だから、動いていいよ。」
「あぁ、痛かったら言えよ。」
「うん。」
俺はお言葉に甘えて腰を振った。
一突きする度に、クチュクチュというエロい音がする。
「ひゃっ!!いっいいっ!しゅごいのっ!!私の中っしゅごいのっ!!」
これが世にいうアヘ顔というやつだろうか。
しかし、巡の顔など眺めている暇もなく、巡の恥部は俺に吸いついてくる。
中でイソギンチャクでもかってんのか?
そんくらいの吸い付き方だぞ、これ。
気持ちよすぎて、ピストン運動を早めると巡の中はさらにきつくなる。
「あぁっ!!イクっ!!杉崎ぃっ!!」
「あぁ、俺も射精るっ!中に出すぞっ巡っ!!」
「きてっっ!!杉崎の全部そそいでっ!!」
ドプッドピャッと豪快な音をたてて、巡に俺のを流し込んだ。
「あっ、熱いっ!!杉崎のが奥まできてるっ!!だめっ!杉崎のでイッちゃう!!」
プシャァァァ
とこちらも豪快な音をたてて潮吹きした。

次の日・・・
「ねぇねぇっ、杉崎!」
「な、なんだよ巡!?」
「杉崎、昨日言ったよね?愛してるって、つまり、事実上、私たちは恋人どうしだよね!?」
「へ!?いや、だから何でそうなる!?」
「やったー!ついに恋が叶ったのね!?」
「色じかけ作戦、成功だわ!」
「えっ、ちょっまってぇぇ!」 
「何か今日、お前とアネキやけに仲いいな。」
「守!お前なら・・・」
「これで深夏は俺のものだ!」
「え!?ちょっと守!?」
「杉崎君・・・僕は悲しいよ?」
「中目黒ぉぉ!お前もか!」
「まぁ、よくわかんねぇけど、仲がいいならよかったじゃねぇか。」
「深夏!よくねぇよ!全然よくないからね!?」
「あ、ところで杉崎、挙式はいつあげるの?」
「早いほうがいいわよね、やっぱり。」
「あげてたまりますか!?こん畜生ぉぉぉ!」
こうして、巡との恋人生活が始まってしまったのであった。
あと、巡のグラビアの腕があがったのは気のせいだろうか?



この日はただ暑くて・・・
暑かった。
今日、俺は巡の強引な誘いにより、デートすることになっていた。
しかし、引っ張り回されそうで、怖かったりもする。
それでも、待ち合わせ15分前にはしっかり来た俺。
流石に、ギャルゲマスターなだけあるね。
巡のキャラを把握しちゃってるね。
まぁ、まだ来ないので、もうちょっと待つか・・・・・
15分後・・・・・・
待ち合わせの時間だ、まぁまだ来ないのは想定済みさ。
うん。
30分後・・・・・
うん。
来ないね、見事な遅刻っぷりだね。
でもこれは、いくらなんでも酷くないかい?マイハニー。
まぁ、真の漢たるもの、このくらいOKさ!
さらに30分後・・・
うん!
捨てられたね!!
もう、なんだか泣けてきたね!!
もういいや!家でエロゲでも・・・
「あれ?杉崎!?もしかして、待った?」
ん?今、なんだか聞き覚えのある、ソプラノの声が・・・
条件反射で振り向くと、案の定、巡だった。
「待ち合わせの一時間前二来るなんて・・・そんなに楽しみだったのね!?」
ん?一時間?
ケータイのメールの約束の時間と、腕時計を照らしあわせる。
ケアレスミス乙・・・

そんな言葉が脳内に響いた・・・
「どれくらい待ったの?」
あぁ、巡、一時間十五分だよ。
しかし、間違っても口には出さない。
「あぁ、今来たとこだよ。」
と笑って言った。
すげぇがんばったよ、俺。
すげぇ、暑いのに、耐えたよ。
「そう?ならいいけど・・・」
巡は気づかなかったので、良しとするか。
しばらくして、頭が整理してくると、ある一点に気がついた。
待ち合わせの、[一時間前]に巡が来た。
つまり、そんなに楽しみだったわけだ。
口にこそ、出さなかったが、楽しませてやりたい、そう思った。
「で、最初はどこにいくんだ?」
正直に言って、予定は巡まかせだった。
まぁ、そっちの方がいいかもしれんが。
「そうねぇ、最初は買い物がいいわね。」
「うっし!じゃあ行くか!」
やけに高いテンションで買い物にいった。

う~ん、なんて言うか、凄く居心地が悪い。
しかし、理由は分かっている、俺が今いるここが・・・
婦人服売場だからだ。
何だろう、これ、彼女の付き添いでも、何か恥ずい。
巡の服選びしてるだけでも、視線が気になる。
あぁ~くそ!俺は性欲の現人神!こんなとここそパラダイス!
良し、行けるぞ、俺。
「ねぇ、杉崎、これどう?」
巡は更衣室のカーテンを少し開けて、中の様子が見えるようにした。
巡は、なんとも可愛らしい、フリル付きのビキニを着ていた。
やべぇ、興奮する。
ていうか、そんなのも売ってるのな、ここ。
俺が性欲と戦っていると、巡が、話しかけてきた
「ねぇねぇ、杉崎。」
「どうした?」
「あのさ、ここでHしない?」
「え!?大丈夫か?」
「こういうシチュエーションの方が興奮するものよ!」
そういって、更衣室へ、俺を招き入れた。

俺は、更衣室へ入ると、巡の胸を水着の上から揉んだ。
「あぁっ!杉崎ぃ!駄目だって!売りものだから!」
「ふぅん、生で触ってほしいんだ。」
俺は、ビキニの上を脱がすと、淡いピンク色の乳首に吸い付いた。
「あっ!はぁっ!!いっいい!」
やっぱり、感度いいな。
そんな、巡の反応を楽しむように、胸をいじっていた。
しかし、やはり巡は下が良かったことを思い出して、完全に水着を脱がした。
「ひゃ!!杉・・崎ぃ私のそこ、むちゃくちゃにしてぇ!!」
「じゃあ、リクエストにお答するか。」
まずは、指を入れてみる。
「はぁっ!!そこっ!!気持ち良いっ!!!」
巡がかなり感じているらしく、ピクピクとひくついている。
もう、俺も我慢ならん!!
俺は、素早く自分の陰茎を出して巡に突っ込んだ。
「はぁっ!!あっ!!そんなっ!いきなりっ!!」
なんだか、シチュエーションからか、巡の感度があがっている。
その分、締め付けがすげぇ気持ち良い。
物思いにふけっていると、更衣室の外から、話しかけられた。

「あの~大丈夫ですか?」
店員さんらしい、恐らく声を聞きつけてきたんだろう。
しかし、俺の腰はもう止まらない。
すると、巡が中腰でのバック挿入の形にして、カーテンから顔だけ出して答えた。
「はぁっい!大丈夫れす、水着の着替えに戸惑った、らけですから。」
その後も、お手伝いしましょうか?
とかに、あえぎ声混じりで答えて、やり過ごした。
「ね?巧くっ!いったれしょ!?」
会心の笑みをうかべていた。
しかし、ここで俺からの重大発表。
「巧くいったとこ悪いんだが、もう出るぞ。」
「えっ!?ちょっ!!らめっ!!」
「お前もイッちゃえよ。」
そう言って、俺は体位を変え、ディープキスをした。
突然の出来事に、巡も驚いていた。
プシャァァァァ
と音がして、巡が果てた。
その、イッた後の中にも
ドピュッ
と精子を注いだ。
その後、一段落して、買い物が終わった頃には、もう薄暗かった。
「じゃ、そろそろ帰るか?」
「ううん、最後に行きたいところがあるんだけど・・・」
「どこだよ?」

「わぁ~凄いきれい。」
「私、一回夜の遊園地にきてみたかったんだ。」
俺は今、巡の希望で遊園地にきている。
こんなに、夜でも、巡の笑顔が見れたからよしとするか。
「それで、何に乗るんだ?」
もう遅いから、乗れる数が決まってくる。
「あれ!」
巡が指さす方には観覧車があった。
「じゃあ、行くか。」
「あ、待って杉崎。」
「なんだ?」
すると、巡は口パクに近い声で、何か告げた。
その後、不意に微笑み、走って行ってしまった。
だが、たぶん分かった、母音はあ・い・あ・お・う、これだけでも十分わかる。
多分、ありがとうが言いたかったんだろう。
カニタコス、なんて事はあるまい。
まぁ、聞いても答えないだろうけど。
この後、二人で乗った観覧車は、アメリカのジェットコースターより、怖く、楽しいものだった。


参考情報

前編(中線まで)は2009/09/27(日) 12:24:16~2009/09/27(日) 13:47:05で6レスで投稿。
後編(中線から)は2009/09/28(月) 23:49:04~2009/09/29(火) 01:25:38で6レスで投稿。
羅兎怒さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの初作品。
生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレ part2での初作品。
最初は名無しさんだったが、のちにコテハンを作られたので、そちらに統合。


  • 最終更新:2010-07-04 20:04:20

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