羅兎怒さんの小説2

本文

この日は少し肌寒く、暦の上ではもう秋だった。
俺、杉崎鍵はいままでの限りなく退屈な授業に耐えきり、今は最後の授業で文化祭の出し物を何にするか、という議論だ。
「じゃあ、何か意見のある人は・・・」
「はぃぃっ!!」
俺は光速で挙手する。
俺の素早さに若干引きながらも、司会役の奴が、
「じゃ、じゃあ杉崎君。」
と当てる。
俺は勢いよく立ち上がると同時に高らかに宣言する!
「女だらけの、リアル出会い系教室~!!で決まりだろ!」
俺の提案に皆驚きを隠せないようだった。
そこで俺はさらにたたみかける!
「解説しよう!この出し物は好きな女子を指名して、連れ歩くことができるのだ!」
「何、高らかに宣言してんだ!いいわけねぇだろ!」
例により、深夏が反論してくる。
しかし、それでも俺は引かない。
「ならば深夏、多数決で決めようではないか!」
「多数決で通ると思ってんのか!?」
「まぁまぁ、じゃあ多数決とるぞ、あと公平にするために顔ふせて~。」
すると、渋々と言った感じで深夏も伏せる。
そして、多数決を取り終え、皆が顔をあげた。
その時、黒板のカウントが勝負の結果を告げていた。

肯定派がブッチ切り過半数だった。
深夏は納得出来ない様子だった。
しかし、俺は完全に計算済み。
なぜなら、今回の勝負には勝機があった。
まず、顔を伏せることにより、肯定が恥ずかしく無くなる。
そしてさらに、文化祭を一緒に楽しめるというのは完全なる恋愛イベント!
それは、女子でも恋の為に起こしたいフラグたてだろう。
そして、欲望に忠実な男子の挙手!
これによって、完全勝利を得るのだ!!
もう司会役の奴も、
「じゃあ杉崎君の提案で・・・」
と諦めている。
こうして、俺の楽しい提案は通った。

文化祭当日。
俺は仕事が無いので、とりあえずみて回る。
しかし、やっぱり俺のクラスへ行き、女子を選ぶ。
「えっと、今いるのは・・・」
リスト
1椎名深夏
2星野巡

どうしたものか・・・
とりあえず、普通なら深夏、しかし!巡を取らなきゃ酷いことになりそうだ!
どうしたものか・・・
ここまで来たら、教室からでるなんて冷やかし行為できん!
「やっぱり、杉崎の愛は変わらないのね!」
「あぁ、そうだな、うん、たぶんね。」
やっぱり、なんだかんだで巡を取っちゃうか・・・   
本当に、巡がおそろしかったから、というだけの理由か?
と思ったりしてみる。
なんか、巡と歩いてて、嬉しい自分が居る感じだ。
「あ、見てみてあれ!」
巡の声でふと視線をあげる。
すると、ライブをやっている感じだ。
まぁ、恐らく軽音部だろう。
それにしてもすごい人だかりだ。
全校生徒の四分の三くらいいるかも知れない。
場所は体育館という室内だけあって、凄い熱気だ。
俺はそっと巡の手をとった。
「へ!?すっ杉崎!?」
「ほっほら、はぐれたら駄目だからさ・・・」
ちょっと気恥ずかしかった。
でも巡は何か、嬉しそうだった。

俺達は、人の波に呑まれながら倉庫のなかの、体育用品を詰め込んだわずかな空間に入る。
「ふぅ~」
俺は跳び箱にもたれながら一息つく。
巡も熱気のせいか、顔が赤い。
なんかムラムラしてくるな。
軽音部「それじゃあ行くよ!ニューアルバム!」
観客「イェェイ!!」

よし、この騒がしさなら声がでても気づかないだろ。
「巡!!愛してるっ!」
「え!?ちょっと!?すぎさ・・・」
ドサッという音とともに巡に覆い被さった。
「いった~い、杉崎!なにするのよ!!」
「悪い巡、我慢できない。」

そういうと俺はスカートをたくしあげて、パンツを脱がせた。

「す、杉崎ぃ恥ずかしいよ。」
「大丈夫だって、俺しか見てないし。」
そういって俺は巡の恥部に指をいれた。
「ひゃ!?あっ!らめっ!!そんないきなりっ!!」
「巡の中、結構濡れてるぞ。」
「そ、そんなっ!!はやくしたら!!らめっ!!」
巡の中の締め付けが強くなる。
そのため、中によくこすりつけることが出来るんだけど。
「んっ!!あんっ!!イクッ!!イッちゃうっ!!」
しかし、俺は指を引き抜いた。
「ふぇ!?どっ、どうしてそんな意地悪するのよ!」
「やっぱ、本番でやらなきゃな。」
俺は固くなったのを一気にさしこんだ。

「あんっ!!ら、乱暴にしたっら、らっめっ!」
「巡の中すげぇ気持ち良いよ。」
腰が止まらない。
巡もかなり感じているようだった。
「巡っ!外騒がしくて聞こえないからもっと声だしていいんだぞ?」
「んっ!あっ!杉崎っ!ああっ!!杉崎のいいっ!」
巡が激しく乱れはじめた。
それを見て、俺も腰を早める。
「ふぁっ!いいっ!!しゅごいっ!!気持ちいっ!!」
「イクッ!!イッちゃう!!」
プシャァァァァァと勢いのいい潮吹きとともに果てた。
「つぁっ!俺もだすぞっ!」
ドピュッと中にだした。
「はぁっ!!熱いっ!!せーえきっ!!熱いのっ!!」

参考情報

2009/10/10(土) 15:42:12~2009/10/10(土) 18:45:26で6レスで投稿。
羅兎怒さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの2作品目。
最初は名無しさんだったが、前後の文から羅兎怒さんと判断。


  • 最終更新:2010-07-04 20:24:53

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