苺さんの小説1

本文

私は自室のベッドに横になっていた。
時刻は深夜。
隣の部屋から聞こえてくる、「んあっ……鍵、…ふ……んくっ、イ、イクぅ!」という声も、いつものことなので軽く聞き流す。


お姉ちゃんの声が静まり、しばらくすると訪れる深い静寂。
私は思考を巡らせる。

分かっていたけど、やっぱりお姉ちゃんも杉崎先輩のことが好きなんだ。少なくとも、毎晩自分を慰める為に利用してしまう程には。
言うまでもなく、私も杉崎先輩のことが大好きだ。愛している。本当に。

私は、もう告白した。
お姉ちゃんはまだ。

それだけの違いなのだろう。


付き合って欲しい訳ではないし、これ以上の進展も望んでいない。ただ告白しておきたかっただけ。
私は、あの時確かにそう言った。

しかし、だ。

考えてもみてほしい。
好きな人が出来て、しかもその人とは両思い。
こんな状況で、なにも進展を望まない女の子がいるだろうか。
少なくとも私はそんな人間ではない。ごくごく一般的な感性を持った女の子だ。
あの時ああ言ったのは、自分は来年引っ越さなければならないから。
仲良くなりすぎると、別れが辛いから。
そして……私は私の生徒会が大好きで、その環境を壊したくなかったから。

つまり、理由があって自分の想いを押さえ込んでいるだけなのだ。
 
本当はもっと仲良くなりたい。

本当はもっと触れ合っていたい。

本当はもっと愛し合いたい。


 
 
私の下腹部辺りが、「きゅ」と疼いた気がした。


想像してみる。

立っている私を、杉崎先輩が優しく抱きしめてくれている。
伝わってくる。
杉崎先輩の胸の鼓動が。
杉崎先輩の温もりが。
そして、ふと腕を緩めたと思うと、唇と唇が接近し……
「ま、真冬はまだ心の準備があ!」

虚しい。
妄想の中でも私はこんなに臆病なのか。
お姉ちゃん。妄想の中でかなりすごいことしてるんだろうなあ……

すごいこと……すごいこと……
 
「深夏、いいか?」
「あ、ああ。鍵となら、私……怖くないから」
「じゃあ、い、いくぞ」
杉崎先輩が、自らの○○をお姉ちゃんの○○に当て……
 
「だめえ!!いくらお姉ちゃんでも、絶対駄目!!」
……自滅した。
自分の妄想にノックアウトされるなんて、滑稽にもほどがある。
 
「杉崎先輩は……真冬とえっちするんだから」
私は思わず呟いた。
「~~~~っ!!」
またもや自分の発言で自滅する。

でも、杉崎先輩とえっち……
本当にするとなると絶対に出来ないけど、それは素敵なことなのかもしれない。


私は自らの手を、パジャマと下着で覆われた胸へと運ぶ。

……貧。

認めたくないが、それは事実だった。
か、会長さんよりはあるし、別にいいよね!

そしてパジャマの上から、そっと小さな胸を撫でる。
気持ちいいというか、くすぐったい。
奇妙な感覚だった。

更に強い感覚を求め、私はパジャマをたくしあげてブラジャーを外す。
「…………ふぁっ!!」
布越しでない直接の愛撫は、私に更なる快感をもたらした。
私の手を杉崎先輩のそれだと思い込み、一層激しく手を動かす。
「ん……あっ、せ、先輩。真冬は……とっても…いいです……」

乳房を揉みつつ、乳首にも軽く触れる。
ソコは既に硬くなっていた。
人差し指と中指で挟み、つねる。
「……っ!!!」
より一層強い刺激が、私の中を走った。


「真冬は、えっちな子です。だから……」
パジャマの下を、膝まで下げる。
下着ごしでもはっきり分かるほど、私のそこは濡れていた。
早速、愛撫を開始する。
性器への刺激は、胸のそれとは比べものにならなかった。
布ごしに、スジにそって指を動かす。
そのたびにショーツの染みは広がってゆく。
「下着が……汚れちゃうっ」

じゃあ穿かなければいい、と先輩の声がした。
私は右手でショーツを掴み、腰を浮かせて膝辺りまで下ろす。
あらわになる、私の秘裂。
ショーツから秘裂へは透明な糸を引いていた。

こんなに濡らして、真冬ちゃんはえっちな子だね。
「せんぱい……わ、わたしっ」
いいよ、真冬ちゃん。
俺のを、あげる。
「う…… うれしいですっ!」
 
私は杉崎先輩を受け入れるため、足を少し開く。
ここからは見えないけれど先輩の位置からならば、月明かりによって恍惚に照らされた私の秘裂が隅々まで観察できるだろう。

ぐちゃぐちゃに濡れたそこに、私の中指を先輩のものに見立て、少しずつ挿入していく。
「んっ」
押し広げられてゆく私の秘裂。
いくら濡れていても、結構痛かった。
「入り……ました」
動くよ。
「え?」
私は中指を激しく抜き差しする。
くちゅ、くちゅ、と私の愛液が音を立て、更に雌の匂いが部屋に充満する。
「んあっ……ん……先輩、すぎさき、先輩。すきです!大好きですっ!!」
私は愛する人の名を呼ぶ。
何度も。何度も。
 
無意識の内に、私の指の動きは更に速くなっていた。
身体が熱い。その熱は引くどころか、どんどん大きくなっていく。
「せんぱい、ま、ふゆは…… そろそろイ…くっ」
そして人差し指を、いままで触れていなかった陰核に強く押し付けた。

「んぁああぁあぁあああ!!せんぱい、せんぱぁい!!!」


次の日。
 
「お、おい真冬」
お姉ちゃんが私に話し掛けてきた。何故か顔が赤い。
「何、お姉ちゃん」
「えと、なんつーか。その……」
お姉ちゃんらしくない。いつもに比べ、妙に歯切れが悪い。
「もう、どうしたの?」
私は困り気味の顔で再び尋ねる。
「…………………………」
「え?」
「だから、声がでかいっつってんだよ!!」
「……………………あ」
昨晩。私は自慰をしていたとき、どれだけ独り言を言っていた?どれだけ叫んでいた?
ああ、もう……
「お姉ちゃんも、ちょっと声大きいよ?」
「て、え!?わ、私のも聞こえてたか?」
「うん。お姉ちゃんも、杉崎先輩のことがだぁいすきなんだよね!」
「ば、馬鹿!そんなことが……」
「鍵、い、イくぅ」
「ぐわぁあああぁああぁぁあぁ!!」

杉崎先輩は、モテモテなのです。

参考情報

2009/12/24(木) 00:41:45~2009/12/24(木) 00:46:31で6レスで投稿。
赤い月さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの初作品。



  • 最終更新:2010-07-05 23:47:59

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード