通りすがりの風さんの小説2

本文

「ツーペア」
「フルハウスよ」
「うぅ~また負けた」
生徒会室の机にアカちゃんはぐたーとうつ伏せになった。
「アカちゃんまだ続けるの?」
私がそう話しかけるとアカちゃんは座っていた椅子から立ち上がり
「勝負っていうのは心が折れるまで続けられるものなのよ」
アカちゃんがいつものように小さくて可愛らしい胸を張って何かの本の受け売りを語った。
「て言うことはまだつづけるってことね」
「うん、知弦をギャフンって言わせるまでやる」
そう言うとアカちゃんはトランプをまぜ始めた。
元々生徒会メンバーが全員集まるまで暇つぶしでやるつもりだったのだけれど何故か今日はまだアカちゃんと私しか来ていないし一向に来る気配もない……なぜ?
「あ、そう言えば今日杉崎は授業中倒れて早退したって深夏が言ってたよ」
「へー、そうなの……え、ちょっ、ちょっと待ってあまりにも普通に言われすぎて危うく聞き逃すところだったわ、それ大丈夫なの!?」
私がそう聞くとアカちゃんはカードを五枚ずつ配り自分のカードを見て言った。
「うぅ~手が悪い」
「ちょ、そもそもアカちゃん、今冷静にポーカーなんてやってる場合なの?」
あのやたら丈夫で元気で人一倍性欲の強いキー君が倒れた?それって結構大変な事なんじゃないかしら?そもそもアカちゃんはキー君が倒れたのにこんなに冷静なの?
「杉崎は新作のエロゲをここ二~三日徹夜してやってて、ついに体力の限界が来たんだって」    
「……」
うん、ゴメンねキー君、貴方らしいと言えば貴方らしいけど本当に一瞬死ねばいいのにって思ってしまったわ。
「でも、深夏と真冬ちゃんは?私はなんにも聞いていないんだけど?」
「深夏は確か運動部の助っ人で真冬ちゃんは新しいBL本の発売日なんだって」
なるほど、それで私たち以外誰も来ないってわけね。あら?でも翌々考えるとそれなら私達いつまでもここにいる必要ないんじゃないかしら?
「じゃあ、私は二枚交換ね、知弦は?」
「え、あぁちょっと待ってね」
私のカードを見てみると最弱の2だけどスリーカードをが出来ていて二枚交換すると3を二枚引いた。
「じゃあ、勝負、私はフラッちゅ……うぅ~舌噛んじゃった」
「フラッシュって言いたかったのよね。こっちはフルハウスよアカちゃん」
「……はぅ」
あらあら流石に26回もやって全敗すると心も折れてしまうのかしら?
意地悪しすぎたかもしれないわね。流石にアカちゃんの事を泣かせたくはないけど、
私もいい加減疲れちゃったわ。
「もう一回」
そう言いアカちゃんはまたカードを配り始める。私はため息をついてからアカちゃんの顔をみた。するとアカちゃん目が輝いていた。きっといい手が来たからだと思うけど、私はもう既にAのスリーカード揃っていた。
でもこのままだと本当にずっと続きそうだからこの辺りでくぎりをつけることにしよう。
「ねぇ、アカちゃん」
「なに知弦?」
「今回の勝負で負けた方が勝った方のいうことをなんでも聞くってことにしない」
「えぇ!なんで突然」
「だってただお遊びで勝負してるだけじゃ刺激がなくてつまらないでしょ?」
「で、でも~」
「あら?生徒会長さんは勝負する前から逃げ出してしまうお子様だったかしら?」
「む、そんなことないよ、いいよ、受けて立つよ」
よかった。アカちゃんが乗ってきてくれたわ。これで今回勝てばその場でポーカーを終了して家に帰れるわね。

「じゃあ、私から交換させてもらうわね。二枚よ」
二枚交換するとジョーカーを引いてAのフォーカードとなった。間違いなく勝った。
「じゃあ私は一枚」
引かなくても勝負の行方なんてもう分かっているのよアカちゃん。
「はい私はAのフォーカードよアカちゃん」
「……」
「どうやら私の勝ちのようね。じゃあ、もう今日は終わりにしましょ……」
私はそれ以上何も言えなかった。アカちゃんはカードをさらして言った。
「ロイヤルストレートフラッちゅ」
完全に勝利を確信していただけにアカちゃんの手を見た時には私の心が確かに折られたかもしれない。
「うぅ~また舌噛んじゃったよ~」
そう言って口を押さえているアカちゃんの頭を私は撫でた。
これから何時間もポーカーにつきあうんだからこれくらいの癒し求めてもいいわよね。
「そう言えば私が勝ったんだからいうこと聞いてもらうからね知弦」
「ギャフン」
「ど、どうしたの急に」
「あら?ギャフンって言うことがお願いじゃないのかしら?」
「ち、違うよ~」
そう言ってアカちゃんは慌て始めた。まあ、意地悪して約束を無かったことにするなんてことはないけど。
「じゃあ、知弦、今日は家に泊まりに来てね」
「……え?」
「じゃあ、私の家のあちこち片づけて準備するから七時くらいに来てね」
「え、え、ちょっと?アカちゃん?」
そう言うとアカちゃんは人の話を全く効かずに走り去ってしまった。
アカちゃんの家に遊びに行ったことはあったけど……いきなりお泊りなんて……。
まあ、深く考えないでおくことにするわ。


七時五分前

「いらっしゃい知弦」
「お、お邪魔します」
そう言うとアカちゃんは私が持って来た荷物を持って行ってくれた。
「あ、知弦ご飯食べた?」
「いえ、まだよ」
「じゃあ、一緒に食べよ。今日はシチューなんだよ」
「あら、そうなの」
あ、もしかしてアカちゃんが私のために作ってたの?っとちょっと思って見たけど
翌々考えてみるとアカちゃん料理できなかったから多分アカちゃんのお母さんが作ってくれたのね。
それから一緒に晩御飯を食べながら、今両親が知人の結婚式に行っていて一人では寂しいから泊りにきてほしかったと言うことを聞いた。ご飯を食べてからお風呂に入り一緒のソファーに座りテレビを見ていた。
「アカちゃん寝なくて大丈夫なの?」
「え?別に平気だよ。それに明日土曜日だから朝寝坊もできるし」
「そう」
ただただ何も考えずにジーとテレビを眺めているアカちゃんを私は見つめた。
「あ、この人一時期ニュースで話題になったけどさ今じゃすごく偉くなったよね」
私がテレビの画面を見ると細○数子が黒○徹子を占ってなにやら言っている。
細○数子が話しているのに黒○徹子が割り込んで入っている。なんて言うかすごくシュールな映像が流されている。そもそもこれ誰がこの企画を考えたのかしら?
ちゃんと視聴率とれているのかしら?
「この人なんか変なあだ名つけられてたよね」
「え?細木○子にあだ名なんてついてたかしら?」
「えー、ついてたじゃん、ほら、あの、えーと……」
アカちゃんが頭を抱えて考え込んだ。
「思い出せないのならいいわよ。たいして気にならないし」
「まってまってここまで出てきてるの。う~~~あ!騒音おばさん!」
「あ~、て、いやいやいやちょっと待ってアカちゃん、確かにあの人も別の意味でうるさいけど……」
色んな意味で両者に失礼だと思うのだけれど、アカちゃんは話を進めてしまう。
「そう言えば、師匠が最近テレビでない」
「えぇ!ちょっと待って今の話題流すの?て言うよりアカちゃんの師匠って?……」
「あの人も人気あったよねホ○エモン」
「アカちゃんの師匠ってホリ○モンだったの!?」
意外な新事実、アカちゃんの師匠はホリ○モンだった。
「だってあの人二―トからいきなり社長になったんだよ」
「いや、まあ、その辺は確かに評価するべき点かもしれないけど……」
「私もいつかあんな風にニートになってから株式会社くりくりくりむを設立するの」
「……もう何を言ったらいいのやら」
「あ、そう言えば今日は天童よし○の新曲の発売日だった」
「渋い!アカちゃんってアニソン以外何も聞かないと思っていたわ!」
「あ、天童よし○はお父さんが好きだからCD買っといてって頼まれてたの」
「え、ああ、そうなの……」
そんな会話を長々としていると時間がたつのは早くてもう一時間もたってしまった。
アカちゃんは少し眠そうになってきた。私も少し眠い。
アカちゃんの部屋に移動して二人でベットに腰を掛ける。これならいつだって寝られるし
いつでもアカちゃんを押し倒せる。……なんてね。

「……ねぇ、知弦」

「なに?アカちゃん?」

「……私ね」

私の手をアカちゃんは優しく握って言った。

「私、知弦が欲しいよ」

「……え?」

一瞬アカちゃんが何を言ったのかまるで理解できなかった。それから五秒も経たないうちに私はその言葉の意味をしることになる。私はいきなりアカちゃんに押し倒されキスをされたから。
「……んっ…………。」
アカちゃんの全体重が私の上にのっている状態でお互い目をつむったままただ唇を重ねる。アカちゃんは強引に口を開けさせ無理やり舌を口の中に入れてくなんてことは無くただ唇を重ねる。でもそれがアカちゃんらしくてすごく愛らしく思えた。
「…………んっ………ぷは……う~~息続かないよ~」
「……アカちゃん、キスする時は普通は鼻で息するのよ」
重なった唇を離して私たちは起き上った。
「ふぇ、そうなの?……知弦、もしかして……誰かとキスしたことある?」
いや、普通誰でもそうすると思うわよアカちゃん。
「したことないわよ、アカちゃんが初めて」
「ホント?」
「嘘ついてどうするのよ」
さっきまでくだらない会話を楽しんでいただけに行き成りこんな展開になっているのは凄く驚いているけど段々と落ち着きを取り戻してきた。
「……知弦」
「何?」
「私は……私は知弦のこと大好きだよ」
「……っ!!」
突然の告白、私の頭の中は真っ白になった。いや、そもそもキスされた時点でアカちゃんの気持ちは分かっていたのだけれど、ストレートに言われると凄く緊張する。私は告白された事は何度かあったけれど好きな人に告白されたのは今回が初めてなのよ。
もうスパーク寸前の頭であれこれ考えているとアカちゃんが不安そうな顔をしながら私のことを見ているのに気がついた。
「…………」
「えーと、どうしたの?アカちゃん?」
「……知弦は?」
「え?」
「……… 知弦は私の事嫌いなの?」
「えぇ!そんなことないわよ」
「じゃぁ……好きって言ってほしいよ……」
「えぇ、あぁ」
なんて言ってあげるべきなのかしら?ストレートに好き?それとのちょっとぼやかして
私もアカちゃんと同じ気持ちよって言うべきなのかしら?そういえば、私告白するのは初めてだ。
中々返事をしない私のせいだと思うのだけれどアカちゃんが不安に成り過ぎてもう泣きそうになっていた。もう、しょうがない、いつもの私らしく言うことにする。

「私もアカちゃんの事誰よりも大好きよ」
アカちゃんの頭を撫でながら私は眼を見ていった。それが私、紅葉知弦のいつも道理の行動だから。
アカちゃんの不安そうだった顔は笑顔になって「知弦~ぅ」と言って抱きしめられる……っと思ったら私は再び押し倒され首筋にキスされる。
「ちょ、あ、アカちゃ、ひゃあぅ!!」
さっきとは違いキスだけじゃなくて今度は大胆にも下着の中に手を入れ股間に手を這わせてくる。その時体中に甘い快感が一緒に襲ってくる。
「んん!!……ぅ……あ、アカちゃん……い、いきなり、あ……っ、そ、そんなところを」
いきなり過ぎて的確な判断が出せなかった。ただされるがままアカちゃんに体を預ける。
「……知弦は……ここを弄られるのが好きなの?」
右手でアカちゃんは私の襞をなぞり左手ではパジャマのボタンをひとつひとつ丁寧にはずしていった。
「ひゃぅ……んっ……そ、そんなこと…うぅん……っくぅ……ない……あぁ!… わょ」
「知弦が意地張るなんて珍しいよね」
パジャマのボタンを全てはずしきったアカちゃんは、ブラを優しく上のずらすと私の乳首をあめ玉をのように舐めまわした。
「ちゅぱ………れろ……ぴちゃ、知弦の胸、んぢゅる、おおきくて…ぺろ…やわらかいね」
「んぅ……くぅ…… あぁ…アカちゃん……うあぁ…だめ…変になっちゃう……」
「れろ……ぴちゃ…いいよ……私にだけ……きゅる……見せて……ぺろ……」
そう言うとアカちゃんは襞を強くなぞった。
「ひゃん!!ああぁ…だめ……あぁん……んんん…だめ……あ、アカちゃん」
「ぴちゃ……知弦のここ、もうトロトロだよ……ほら…」
そう言うと私の愛液で濡れた手を私の眼の前で舐めて見せた。私の顔が羞恥で真っ赤に色づく
「そ…んん……そんなの……やぁ……舐めちゃ……あぁん…だめよ……ううぅん」
私がそう言うと再びアカちゃんが下着の中に手を侵食させてきた。
「んん!!うぅ……はぁ…はぁ…あぁん…だめ…も、もう限界…うぅ…イッちゃうぅイッちゃうぅぅぅぅ」
プシャァァァと言う音と一緒に私果てた。

「ぴちゃ……知弦……いっちゃたね」
「もう……アカちゃんってばぁ…」
思わず泣きそうになる。でもこれは悲しい涙ではないことは分かっている。アカちゃんが私の事を愛してくれるのがたまらなく嬉しかった。
「知弦、まだ終わらないよ」
「え?あ!!ちょ……アカちゃん」
アカちゃんにズボンとパンツを一緒に脱がされた。
「知弦…パンツとアソコの間に糸が引いてるよ」
「ちょ……ど、どこでそんな言葉覚えてき… ひゃあんっ!!」
足を開かされその足の間にアカちゃんは顔をはさみ舌と指で私の秘部を刺激する。
「ちゅ…ぢゅる……うぅん……れろ……れろ……ちゅぱ……くちゅ……ぴちゃ…」
「ふぁん……だめ…アカちゃん……そ、ひゃん…そこ…うぅん!…敏感なの…ああんっ」
「ぺろ…知弦のここ…れろ……すごくえっちで…ぴちゃ……興奮しちゃうよ……」
アカちゃんの左手が私の胸にのびてきて乳首をつまんだり胸を揉んだりする。
「ひ、ぁ、ぁ…… くぅう…だめ…アカちゃんの舌…うぅん…ざらざらしてる。あ、あぁぁ
だめ!!……イッちゃうぅぅっぅぅぅ」
プシャァァァァァ
その音とともに私は再び果てた。


                 その後
 
「知弦?気持ち良かった?」
「えぇとっても気持ち良かったわ」
すっかり疲れた切った私たちはベットの中で抱きしめあいながらお話をしていた。
「よかったぁ、初めてだからすっごく不安だったんだ」
て言うより初めてな割に上手すぎて問題よアカちゃんっと言おうとしたのだけれど
相手が私だということもあるだろうしこれは心の中にしまうことにするわ。
「今度する時は私がアカちゃんを気持ちよくしてあげるわね」
「えぇ!!いいよ、私がするよ。て言うか知弦はしちゃだめ!!」
「あら?なんで私はだめなのかしら?」
うぅっとアカちゃんはすこしうなってから
「……だって、私、知弦みたいに体に自信ないもん」
「あら、私はアカちゃんの体すごく魅力的だと思うわよ」
「えぇ?ホントに?」
「ええ、本当よ。アカちゃんをロウソクや拘束具でいじめる時可愛い喘ぎ声を出しそうだもの」
「え!ちょ!!知弦!?」
「あ、大丈夫よ。アカちゃんのやわ肌が傷つくといけないから鞭は使わないから」
「いやいや、鞭だけじゃなくて他のもやめてよ!!」
「大丈夫、痛みはそのうち快感に変わっていくから」
「そう言う問題じゃないよ!普通にしてよ」
そう言うのを待ってました。
「じゃあ普通にえっちしましょうねアカちゃん」
「ふぇ?」
「あら、今言ったじゃない普通にしてよってだから明日は私の家で普通にえっちしましょう、丁度両親仕事で明日いないから」
「えぇ……うん…でも…絶対…普通の…その…ろうそくとか…使っちゃダメだよ…知弦」
「はいはい」
そして私たちは口づけを交わしてから眠りについた。




参考情報

2009/09/22(火) 03:59:22~2009/09/22(火) 04:06:31で5レスで投稿。
通りすがりの風さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの2作品目。


  • 最終更新:2010-07-04 20:31:29

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード