黒鼠さんの小説6

本文

あぁ……なんて気持ち良いのだろう………
人を*すのってこんなに楽しかったんだ……
もっとはやく知るべきだった……

さて、次は誰を*そうかな?

フフフ………


──1時間前

……………


……………



……………

「んっ、あれ?ここはどこだ?」

ジャラ
「ジャラ?って何で手に鎖が!?」

「起きたか深夏」

やっと起きてくれたよ………


[深夏視点]

どういうことだ?

とりあえず鍵に鎖をはずして貰おう


「鍵、悪いけどこの鎖をはずしてくれないか?」

「それは出来ないよ、深夏」

は?

訳がわからない


「何言ってんだよ!冗談は「冗談じゃないよ、深夏は今から俺に*されるんだよ」

え?

嘘……だろ?
……鍵が………あたしを?
嘘だよ……だって昨日だって……あんなに楽しそうに………

「みんながなかなか落ちてくれないからなぁ……もうこっちも馬鹿らしくなってさ」


「だからさ、みんな*して遺体をホルマリン漬けして大切に保存してやるんだ」

「……っ……る」

「ん?」

「狂ってるって言ったんだよ!」

鍵は相変わらず余裕の表情をしている

「鍵はそれで心は痛まねーのかよ!お前は本当にそれでいいのかよ!」

あたしは怒りながらそう叫んだ
今までの鍵の優しさは嘘だったなんて思いたくなかったから

「………深夏、





























ユイゴンハソレデオワリカ?」


………っ!

「それで終わりならそろそろ*しちゃうよ?」

「う…そ………だ……ろ?」

あたしの中の何かが勢いよく崩れ落ちた……

「何回も言わせるよ、嘘じゃない、俺は本当にお前を*す」

あたしは泣いた
鍵がこんな奴になってしまって悔しくて泣いてしまった

「そうだ、どうせだから最後に深夏を犯さないとな」

「……え?」

そう言うと鍵はポケットからナイフを取り出してあたしの服を切り始めた




「なっ!やめろ!やめてくれ鍵!」

「うるさいなぁ……まぁ………そっちの方がテンション上がるから良いけど♪」

鍵はあたしの服、下着まで全部ナイフで切り裂いてあたしを一糸纏わぬ姿にして

「んっ……やめっ……けん……あぁ…らめぇ…………」

あたしの泌部を指で激しくかき回した

「こんな状況でも感じれるなんて、とんだ変態娘だな」

鍵は含み笑いしながらそう言ってきた


「う……るひゃい…やめ………ろぉ…………」

感じたくない快感のせいで呂律が上手く回らなかった

「とか言いながらもうここは凄い濡れてるぞ♪」

というと鍵は指で泌部をかき回すのを止めて、あたしの股に顔を近付けて

「ふぁ!くぁぁ!やみぇりぉぉ…………!」

あたしの泌部を舐め回してきた

「フフフ、ずいぶんと可愛い声で鳴くんだな」

表情は見えないけど多分満足そうに笑っているだろう


なんでだ?
今から*されるって言うのになんでこんなに感じてしまうんだ?

















あぁ




そうか

あたし

鍵の事が好きだったんだ


「んっ……はぁ…けん………」

「何だ深夏?」


鍵はあたしの泌部を舐めるのを止めてあたしに顔向けた






「はぁ…… はぁ………あたし………けんのこと…………………好きだ………」

「…………っ!」


鍵は意表を突かれたかのような表情をしていたがあたしは続けた



「……あたし…………けんのこと……好きだから……何されてもいい…………けんの……… 好きなように…………して……くれ……」


すると、鍵の身体は震えていた











そして目からは涙がこぼれていた


[鍵の視点]

なんでだよ?


お前、今から俺に*されるんだぞ?

なのに

なんでそんなこと言えるんだよ



気が付いたら俺の目からは涙がこぼれていた


自分のしたあやまちに気付き
深夏に対する申し訳なさで胸が一杯になった


「…………深夏、本気で言ってるのか?」



すると深夏は凄く優しい笑顔で

「あぁ、鍵、大好きだ」


俺はその場に崩れて


「う……うわあぁあぁぁあぁああぁあぁあぁぁあぁああぁ!!」

泣いていた

凄く大きな声で泣いていた


[深夏視点]


鍵はいつまでも素直になれないあたし達に明るく振る舞うことにどこか寂しさを覚えていたのかもしれない


だから、本当に悪いのはあたし達だ

だから、今の鍵を責めてはいけない……いや、責める権利なんて無いんだ

だから、あたしは鍵の犯したあやまちを許す事にした


「鍵、ありがとな、あたし達の犯したあやまちに気付かさせてくれて」

「俺こそ、ありがとう深夏、俺の犯したあやまちに気付かさせてくれて」


あたし達は謝るのではなくてお互いにお礼を言った


何故なら謝るよりお礼を言った方がお互いに後味が良いからだ

そしてあたしと鍵は

暗い部屋の中



優しさに満ちた口付けを交わした







END






「まだ終わらないわよ?」


……え?


ずぶっ!


「がっ…ぁ…!」


鍵は苦痛の表情を浮かべ床に倒れた


よく見ると鍵の背中には包丁が刺さっていた


「がっかりよキー君、すっかり興醒めしちゃったじゃない」





「紅葉先輩?」


そこには紅葉先輩が居た


しかし、今のあたしにはそんなことどうでもいい


「鍵!しっかりしろ!」

鍵は凄く苦しそうにしながら

「み……なつ……ニ…ゲ…ロ……」

と言って動かなくなってしまった


ずりゅっ!

紅葉先輩は鍵の背中から包丁を抜くと怪しい笑みを浮かべながら

「次は深夏の番よ」

と言ってこっちに近づいて来た

「け……ん……くっそぉぉ!
知弦!なんでこんなことを!!」


ずばっ!

気が付いたらあたしの胸には包丁が刺さっていた


「どうでもいいでしょう?
どうせ今から死ぬんだから…フフフ」

く…… そ……

……な……ん…で………な……ん……だ………


「お別れよ」



ゴシュッ!








END



参考情報

前編(中線まで)は2010/02/07(日) 10:59:57~2010/02/07(日) 11:33:20で5レスで投稿。
後編(中線から)は2010/02/08(月) 02:59:44~2010/02/08(月) 19:35:25で8レスで投稿。
黒鼠さんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレで6作品目。




  • 最終更新:2010-07-07 07:23:36

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