GFさんの小説1

本文

「百合とは美しい花なのよ!」
アカちゃんがいつものように無い胸を張って、
もはや名言でも何でもない本の受け売りを語っていた。
「アカちゃん・・・この状況でそれを言うってことは
少なからず狙っているでしょう」
「ね、狙ってなんかないわよっ」
今の生徒会室には、私とアカちゃんの二人っきり。
キー君はバイトの先輩が熱を出したとかで急遽バイトへ。
深夏は野球部の手助けに。
真冬ちゃんは新作BLゲーが発売するとかで
走って帰ったらしいわ。

ちなみに執筆はキー君不在の為、紅葉知弦がお送りするわ。


「でも二人っきりで暇だねー。」
「そうねー・・・とりあえずいつものうさまろ」
鞄の中からうさまろを取り出す。
「わぁ!うさまろだ~!」
「あ、まだダメよ。」
アカちゃんの手にあった袋を横から奪う。
「えー知弦ぅ・・・」
軽く涙目なアカちゃん。萌えるわ・・・。
「ふふふ・・・せっかく二人きりなんだから良いコトしましょ?」
「良いこと?うぅ・・・それも良いけどうさまろ・・・」
「うさまろもあげるわよ。だから、ね?」
「ホント・・・?うさまろ、くれる?」
そんなにうさまろが美味しいのかしら?
甘ったるいただのマシュマロが・・・。


「(はむっ)」
「あぁ!知弦!うさまろ食べた!」
「もぐもぐ・・・ちゅ」
「!?」
アカちゃんの唇に唇を優しく重ねる。
口の中のうさまろを舌でアカちゃんの口に押し込む。
「ぷはっ・・・ち、知弦!?何するのよ!」
「良いことしようって言ったじゃない。」
「良いことってこれのことだったの!?」
「・・・アカちゃんにとっては嫌なことなのね・・・」
離れようとした私をアカちゃんは袖をきゅっと握って引き留める。
「知弦!その・・・嫌だった訳じゃなくて、
その・・・急でびっくりしただけだからっ」
言いながら赤くなっているアカちゃんの顔。それだけでそそるわ・・・。
「アカちゃん・・・」
「む、むしろもっとしてほしいというか・・・その・・・」
「え・・・?」
「あ・・・」
墓穴を掘ったわね。プシュウっと頭から湯気が吹き出てるという表現が
この場合一番正しい。
「・・・・・えぃ!」
「んっ・・・」
アカちゃんが自分からキスしてきた。
舌を入れようとしているのか、たまに舌がちょろっと唇に当たる。
焦れったいわね。
「んっ!?・・・んはぁ///」
「っはぁ・・・。アカちゃん以外と大胆ね」
「だ、大胆とか言わないでよ!・・・大胆になるのは知弦が相手だから・・・」


参考情報

2010/02/11(木) 21:11:45~2010/02/11(木) 21:37:21で3レスで投稿。
GFさんの生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレでの初作品。
最初はハンネがGF(元>>375)だったが、GFさんの小説に統合。


  • 最終更新:2010-07-07 18:18:10

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